自分の子供が、部活に行きたくないと言い出すときがありますよね。
親としてはやはり子供がそうやって悩んでいるのは嫌ですよね、適切に対応してあげることがとても大切です。
しかし、こういったとき感情的に怒っていることが良くあるのではないでしょうか?
そこで今回は子供がさぼっている理由や、その時にする対応などを見ていきます。
目次
子供が部活をさぼっている理由は?
子供が部活をさぼりたいという時には必ず理由があります。
その理由をわからずに頭ごなして叱ってもいい事はありませんし、効果もありません。
しっかりと理由を把握することがとても重要になります。
ここでは、子供が部活をさぼる理由を見ていきます。
切羽詰まっている
子供にも大人とはまた異なりやることがたくさんあります。
勉強が行き詰っていればそれでついていくのが大変ですし、部活も厳しければ息をつく暇がありません。
そのような時には、子供はうそをついてまでも部活をさぼってしまいます。
これは本当に精神的に切羽詰まっている状態なのでしっかりとケアしてあげることがとても大事になります。
こういったときに怒ってしまうと、余計に子供は切羽詰まったりパニックになってしまうでしょう。
甘え
単純に切羽詰まっているわけでもないのに休む人は甘えているだけです。
部活もしんどいから休む、勉強もしんどいからしない。
こういった考えの人は、嘘をついて部活を休みがちになり、その結果人生全てにも甘えてしまいます。
しっかりと、こういった甘えの場合は叱ってあげることが大事になります。
部活が楽しくない
部活は友達が入るから、楽しそうなどといった理由で入ります。
しかし、友達関係だったり、単純に部活がしんどいため段々、部活が楽しくなくなってきてしまいます。
こうなると部活をさぼりがちになってしまいます。
部活が楽しくないのに無理に行っても仕方ないでしょう。
体調が悪い
部活をいつも楽しく元気で行っているような子は部活をいきなりさぼると疑問に思いますよね。
そのような時には体調が悪く、部活ができるほど元気でないということがあります。
体調が悪いということを親には言えずさぼっていることもあります。
周りに対して完璧主義者のような子の場合は、自分の弱さも見せたくないため嘘をついてさぼっているということもありますので気を付けて下さいね。
向上心が無くなった
部活を始めた当初は何もかもが新しく、強い先輩などを見て学ぶことが多くあります。
その気持ちがある限りは部活を楽しく行うことができますし、もっとうまくなろうと思いますよね。
しかし、その気持ちは年々減っていく人もいます。
そして全く部活で向上心が無くなると、何のために部活を頑張っているのかが分からなくなり、部活に行きたくなくなります。
その結果部活をさぼることになってしまい、全くいかなくなることもあります。
このような向上心の減少は部活をさぼることに直接つながってしまいます。
他に集中したいことができた
部活以外に興味があるものや、頑張りたいものがある人もいます。
忙しくなくても、部活の時間をもっと自分のやりたいことに集中出来たら楽しくなりますよね。
その考えの結果部活をさぼってしまい、自分の集中したいことに時間を費やします。
自分の中で部活とやりたいことの優先順位がはっきりとして、部活は行く意味がないと決めた人にありがちです。
やりたいことは大事ですので、この理由でさぼっている人はポジティブに見ることができますね。
部活をさぼると成績に響くの?
部活をさぼると気になるのが成績ですよね。
学校の成績というと内申書が重要です。
その内申書には主に授業の成績が記されており、調査書の欄に部活での情報が少し書かれます。
基本的に内申書に直接的に部活をさぼることが響くわけはありません。
そのため部活をさぼっても内申書が悪くなることはないでしょう。
部活をさぼっている子供にすべき親の対応は?
子供が部活をさぼっている時、どのようなたいおうをしますでしょうか。
怒る人もいれば、そっと見守る人もいます。
しかし、正解はたくさんあります。
ここでは部活をさぼっている子供にすべき親の対応を見ていきますので参考にして下さい。
相談に乗る
子供がさぼっていると分かった時に何も知らずに怒ることはよくありません。
しっかりと部活をさぼった理由や、経緯などを聞くようにしましょう。
その経緯の中に必ず、部活をさぼった理由というものがあります。
その理由が分からないと次にまたさぼる可能性が残りますし、根本的な解決にはなりません。
相談に乗ってあげて根本的解決をするようにしましょう。
しばらく放っておく
部活をさぼっている子供にいきなりいろんなことを聞いても話してくれないことがあります。
そんな時は、しばらく放っておくようにしましょう。
特に思春期の子供は親に話しかけてほしくないという時期があります。
その時期に無理に親から話しかけられると嫌ですし、余計に心も閉ざしてしまいます。
そういった時には1週間ほど様子を見ながら部活をさぼった話題には触れないようにしましょう。
そしてしばらく時間が経ってから、少し部活をさぼったことに関する話題を投げかけてみて下さいね。
子供から部活をやめたいと相談された場合は?
部活動を子供が辞めたいといってきた場合はどうしたら良いのでしょうか。
部活動をやめるということは、その子の人生にとって大きな決断になります。
適当には対応をせずにじっくりと対応をすることが大切になりますので、ここで解説していきます。
本人の意見を尊重する
部活動がどうしてもいやになるときはあります。
その理由は色々ありますが、友人関係だったり、顧問との関係、部活が面倒くさくなった、とかです。
それらの理由は親から見るとそこまで大したものではなくみえるかもしれませんが、子供からすると大きなものになります。
その理由を聞いて親が無理くりに部活を続けさせることは得策ではありませんし、その行動の結果親子の仲が悪くなってしまうこともあります。
そのため、子供が部活を辞めたいといってきたときは、本人の意見を尊重してあげましょう。
やりたくない部活はやらなくていい、本人のやりたいことをやったらいいということを言いましょう。
人間であれば、誰しもが得意なことや苦手なことがありますし、その面を理解してあげるようにして下さいね。
子供が部活を辞めたい原因を見つける
部活を辞める方向に進めることはもちろん問題ないですが、その原因を聞かないことはいけません。
しっかりと原因を見つけないとその根本的な問題がどこにあるのか分かりませんし、学校が問題の場合もあります。
そういったことはしっかりと聞いておかないとまたどこかで問題が起こる可能性もありますし、本人が学校で苦労することになるかもしれません。
そこで部活を辞めた原因を相談に乗りながら見つけてあげて下さい。
部活を辞めた理由を正直に話したくないという子もいるかもしれませんが、じっくり話してあげて下さいね。
まとめ
今回は部活をさぼる子供の心理について解説してきました。
部活をさぼっていることはダメなことですが、その原因には色々なものがあります。
しっかりと原因を見つけてあげて対処するようにして下さいね。
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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。