夏至の食べ物はタコやうどんや鯖?夏至から半夏生の食べるものや風習を徹底解説

6月下旬のこの時期になると、よくメディアなどで目にする「夏至」。

小学校の授業で習った知識しか知らない……という方も多いのではないでしょうか。

意外と詳しく知らないことが多い日でもありますよね。

そもそも、この時期に「夏に至る」と言われても、

まだ夏とはいいがたい季節です。

なぜ、「夏至」というのでしょうか。

今回は、この「夏至」というものはそもそもどのようなものなのか、

また、この日の風習や食べ物について、地域ごとにも詳しく解説していきます!

ざっくり夏至について解説

引用元:https://pixabay.com/

現代の私たちにはあまり馴染みのない夏至。

夏至とはいつなのか、ざっくりと解説します!

夏至とは

夏至とは、二十四節季の一つです。

二十四節季とは、太陽の動きに合わせて1年を24つに分けたものです。

二十四節季として夏至のほかに有名なものは、立春や春分の日、大寒などですね。

名前は聞き覚えがあると思います。

その、二十四節季の一つが夏至です。

夏至の日は、毎年6月21日もしくは22日になります。

この夏至の日が、一年のうちで昼が一番長く、夜が短い日となるのです。

2019年の夏至はいつ?

では、今年の夏至はいつなのかという話になりますね。

今年、2019年の夏至は6月22日(土)です。

ちなみに、来年の2020年の夏至は6月21日(日)というように、

毎年同じ日になることはありません。

夏至の食べ物は?有名な食べ物はない?

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冬至にはカボチャを食べ、ゆず湯に浸かるという全国で行われる風習がありますが、

夏至の風習や食べ物は非常に地域差が大きいです。

その地域差はこの先でご紹介します。

しかし、冬瓜だけは全国各地で夏至の日に食べる風習がある食べ物だそうです。

「冬」と書きますが、旬は夏の冬瓜。

食物繊維やビタミンCが豊富で、夏バテ予防にもちょうどいい食べ物です。

ぜひ、今年からは食べてみてはいかがでしょうか?

半夏生とは?

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夏至について調べると必ず出てくる、「半夏生」。

読みかたは「はんげしょう」と読みます。

同じ名前の植物があることは有名ですね。

半夏生は、夏至の時に出て来た二十四節季をさらに細かく分けた七十四候の一つです。

夏至の11日後に当たりますので、2019年は7月2日前後に当たるでしょう。

このころには梅雨が明け、夏の日が差し始めることから、

田植えの終わりを告げる日とされてきました。

全国各地の夏至から半夏生にかけての食べ物は?

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夏至の時期はちょうど田植えの時期と重なるので、

農家さんは農作業の忙しさを感じる時期になるでしょう。

なので、夏至には農作物が豊作になるように願う風習が残っているようです。

ここでは、地域ごとに夏至に食べる風習があるものをご紹介していきます!

大阪

大阪を中心として、夏至にはタコが食べられていたようです。

今でも関東地方では非常に有名な食べ物だそうです。

田植えの時期に、タコの足が八方に根を広げるように、

稲が根付きますようにとの豊作への願いを込めたものとして食べられていました。

栄養価も高いので、これから暑くなる時期にはちょうど良い食べ物と言えます。

京都

水無月という、白い外郎に小豆をのせた和菓子が、

京都ではよく食べられているようです。

6月30日の夏越の祓(なごしのはらえ)の日に京都で食べられる縁起ものですが、

少し早めの夏至の日に食べられる方も多いようですね。

元々は、旧暦6月1日に氷を食べると夏バテをしないという言い伝えがあり、

氷が食べられていたそうです。

しかし、昔は氷が高価だったため、庶民は氷を手に入れられませんでした。

そのため庶民の間では、氷に似せた和菓子を食べることで厄除けにしたそうです。

和歌山・奈良

半夏生餅とも呼ばれる小麦餅

これは和歌山や奈良など、

関東の一部の広い範囲で食べる風習が残っているものです。

「小麦餅」とはいいますが、

小麦をこねたお餅というわけではありません。

もち米とつぶし小麦と混ぜて作られたお餅なのです。

田植えの無事や豊作を願ったお供え物を食べる風習から来ているようです。

香川

讃岐うどんで有名な香川県では、夏至と言えば半夏うどんと決まっているようです。

現在でも夏至にはうどんが広く食べられているそうです。

香川県と言えばうどんのイメージが根強いですが、

夏至にも食べていたとは少し意外ですね。

元々は、田植えを手伝いに来てくれた人に、手軽に振舞えるうどんを出して、

感謝の気持ちを込めたそうです。

うどんは手軽に振舞えるので、忙しい時期にもちょうど良いですよね。

愛知

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愛知では、古くから無花果田楽を食べていたそうです。

「無花果田楽」は「いちじくでんがく」と読み、いちじくにみそ田楽を塗り、

焼き目が付くほど焼いた食べ物です。

普段のお菓子にも良い食べ物ですね。

これがなぜ食べられるようになったのかは不明だそうです。

海外の夏至の食べ物や風習・イベントもすごい?

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外国、特にヨーロッパは、

普通の日でも昼が短く夜が長い国がほとんどです。

そのため、夏至になると「白夜(びゃくや)」と言って、

一日中陽が沈むことなく、夕方のように明るい日になるのです!

なので、ヨーロッパでは特に夏至の祭りは盛大に行われています。

次は、ヨーロッパの夏至祭を紹介していきたいと思います。

スウェーデンの夏至祭

スウェーデンで行われている夏至祭はとても有名です。

「メイポール」と呼ばれる、季節の草花で彩られた白樺のポールを囲んで踊り、

この時期に咲き誇る野花で作った花冠を付けた人々が、夏の訪れを祝うのです。

ヤーニパエヴ

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毎年7月23日から24日にかけて行われる、エストニアの風物詩です。

夏至の前夜に大きな焚火が行われ、そこで眠らずに夜通し祝うというイベントです。

クリスマスと並ぶ大切なお祭りで、家族や友人と過ごします。

写真はヤーニチーズといい、このお祭りの時に食べられるチーズなのだそう。

全国各地の夏至の風習やイベントは?

二見興玉神社の夏至祭

三重県の二見興玉神社では、毎年夏至祭が開催されています。

日本を代表する伝統的な夏至の催事として知られているようです。

二見興玉神社と言えば、夫婦岩で知られる二見ヶ浦にありますよね。

なんとこの夏至祭、早朝の3時半から行われているそうです!

早朝の海に入って禊を行い、夫婦岩の間から日の出を迎える景色は、

なんとも美しく荘厳です。

キャンドルナイト

日本各地では、夏至と冬至の夜に、100万人のキャンドルナイトが行われます。

元々は2003年にアメリカで発祥した、20時から22時の2時間、

電気を消してろうそくの明かりで過ごすというイベントです。

それが世界中に広がり、日本各地でも様々なイベントが行われています。

北海道の夏至祭

北海道の当別町はスウェーデンのレクサンド市と姉妹都市なので、

夏至では本場スウェーデン同様の盛大の夏至祭が開催されています。

マイストングの立ち上げ、フォークダンスやグリーンコンサート、

当別産の食材を使用したオリジナルメニューの「北欧プレート」など、

楽しめるイベントが目白押しです。

夏至のおすすめのアイテムを紹介

ここまでの記事を読んでみて、夏至に少し興味が出て来たのではないでしょうか?

今年は夏至のお祭りを体験してみたい!と思いませんか?

ここからは夏至におすすめのアイテムをご紹介しますので、

形から入ってみるのも良いのではないでしょうか♪

冬瓜茶

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夏至に食べられるという、冬瓜。

そんな冬瓜のお茶が、スッキリと甘くておいしいと、中国や台湾で人気です。

冬瓜は日本では野菜というイメージが大きいですが、

実は中国や台湾ではお菓子として人気なのです。

その冬瓜を、砂糖と甘く煮て淹れたお茶が冬瓜茶なのです。

そのまま飲むのもよし。

ウーロン茶を入れたり、コーヒーラテにしたり、

タピオカを入れるもよし。

お好みの味を見つけるのも楽しそうですね♪

キャンドルスタンド

今年の夏至は、お家でキャンドルナイトに挑戦してみませんか?

そんな時にぴったりなのがこのキャンドルスタンド。

お家で夜の2時間、ゆっくりとろうそくの暖かな火で

リラックスしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

夏至の概要から2019年の夏至の日や、

日本から世界の夏至の風習や食べ物などたくさんご紹介してきました。

いかがだったでしょうか?

梅雨の真っただ中で気持ちが落ちやすい6月。

夏至がすこしでも楽しく過ごせるように、

今年からは小さなところからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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