ろうそくは部屋にあるとおしゃれですし、近年は色んなキャンドルも発売されていますよね。
しかし、ろうそくは使った後、どのように捨てたらいいのか悩んだ事はありませんか?
ろうそくはしっかりと捨てないと迷惑をかけることになりますので知っておきましょう。
そこで今回はろうそくやキャンドルの捨て方について解説していきます。
目次
ろうそく・キャンドルは何ゴミになるの?
そもそもろうそくは何ごみになるのでしょうか。
ろうそくは基本的に燃えるごみとして捨てます。
この理由としては、ろうそくの発火する温度が400度以上といわれており、自然発火の可能性が極めて低いからです。
仏壇用の物や、紙箱詰めの物は箱に入ったままで捨てても持って行ってくれます。
インテリア用としてあるものは、サイズや形に関係なく燃えるごみとして捨てることができます。
ろうそく・キャンドルの捨て方は何がある?
ろうそく、キャンドルは捨てる時の捨て方には何があるのでしょうか。
ここでは捨て方を詳しく見ていきます。
燃えるごみとして出す
燃えるごみとして捨てる時は以下の動画のように捨てましょう。
- 燃やすごみとしてそのまま捨てる
- 燃やすことができないガラス部分は燃えないごみに捨てる
廃棄処理場に持ち込む
段ボールにたくさんのろうそくがあるなどでまとめて捨てる場合は、自治体が指定する廃棄物処理場に捨てましょう。
- 使用済みろうそくをダンボールにまとめる
- ダンボールの中で動かないように隙間は詰める
- 廃棄処理場に持ち込む
リサイクルショップで売却
買ったアロマキャンドルを使わなかった場合は、販売してみましょう。
メルカリなどでは良く販売されていますし、地元で行われるようなフリーマーケットでも重宝されるでしょう。
キャンドル1個から売却することができるのでおすすめです。
容器についたロウの取り方は?
容器に残ったロウは取ろうと思うと大変ですが、しっかりと適切な方法を使うことで簡単にとることができます。
ここではそのろうの取り方の詳細を見ていきますので参考にして下さい。
必要なもの
必要なものとしては以下のものになります。
- 熱湯
- キッチンペーパー
手順
- ロウが付いた容器に熱湯を注ぐ
- ロウが溶けて浮き出るのを待つ
- 浮き出たら熱湯が冷めるまで少し待つ
- キッチンペーパーでふき取る
容器についたロウは熱湯で簡単に溶かすことができるので熱湯を使ってロウを取りましょう。
注意点
ロウを取ることは簡単ですが、いくつか注意点があるので見ていきます。
- やけどに注意する
- 熱湯をシンクにそのまま捨てない
注意点としてアツアツの熱湯を使うことになるのでやけどしやすくなります。
火傷には十分に注意しましょう。
また、ロウを溶かした熱湯をそのままシンクに捨ててしまうとロウがワックスのようになって固まります。
そうするとシンクがべたべたしたり、排水溝が詰まってしまいます。
ロウが溶けた熱湯は捨てずにキッチンペーパーでふき取るようにしましょう。
ろうそく・キャンドルの捨てる以外の使い道は?
せっかく使ったろうそくをそのまま捨てたり、使っていないろうそくを捨てることはもったいないですよね。
そこで、ろうそくやキャンドルの使い道にはどのような物があるのでしょうか。
ここではその使い道をいくつか見ていきますので参考にして下さい。
非常用に置いておく
ろうそくはメインの用途以外にも非常用として使うことができます。
災害だけでなく、停電になった時は電気がないと怖いですし周りが見えないので何もすることができませんよね。
そういった時のためにろうそくを置いておくと非常にはかどります。
ろうそくは一本で長い時間明るい光を照らしてくれますし、もちろん電源が必要ありません。
しかしろうそくには火が必要なので、ろうそくをもまとめて入れた袋に一緒にライターも入れておくことで停電時も迷わず火をつけることができます。
ろうそくは非常事態に使うことができるので保存しておいて下さいね。
アロマポット
小さなキャンドルはアロマポットを温める時に使うことができます。
アロマポットは丈夫に受け皿がある形でアロマオイルを蒸発させて香りを楽しむことができます。
普通のアロマよりも、蒸発させるため香りが強かったり、持続することができます。
普段アロマの匂いを嗅いでいる方も是非アロマポットを使ってアロマの匂いを嗅いでみて下さい。
調理用
今チーズフォンデュや、バーニャカウダーなどが流行っていますが、そういった物は食卓で小鍋に移して食べたいですよね。
そういった時に困るのが小型の燃料がないことです。
コンロを使うわけにもいきませんし、いざ小型燃料を買うと高い場合があります。
そこで、キャンドルやろうそくを固形燃料代わりに使うことで安く済みますし、おいしい料理を食べることにもつながります。
家でおしゃれなチーズフォンデュなどをしたい人は是非ろうそくは捨てずに置いておいてくださいね。
潤滑油として
閉めにくくなったふすまや、自転車のオイルとしてろうそくを塗ることで潤滑油として使うことができます。
また、ファスナーにつけて滑りをよくすることもできますので応用も効きます。
こういった潤滑油としてサラダ油などを使ってしまうと、水ぽいこともあり案外早くに流れてしまいます。
そこでろうそくを使うことでしっかりと長期間潤滑油として役割を担ってくれますし、余ったろうそくを使うだけなのでコスト面でも優れていますね。
お風呂のカビ防止
特に梅雨の時期はカビができやすくて見た目も汚いですよね。
そこで余ったろうそくをタイルの割れ目の所に塗ることで水が入らなくなりカビが繁殖しません。
お風呂は特に水分が多くカビが生えやすい部分なのでしっかりとろうを塗ってカビ防止に努めましょう。
白い靴の汚れ防止
ろうそくのろうは、汚れから守ってくれる効果もあります。
白い靴は普段とても汚れやすくて、その対応に悩みますよね。
そこで、白い靴のつま先や汚れやすい部分にろうそくの余った部分を塗ることで汚れ防止になります。
白い靴の汚れ防止方法はたくさんあるわけではないので、是非靴が好きな方やろうそくが一杯ある人は是非ためしてみてくださいね。
玉ねぎを切る時の涙防止
玉ねぎを切る時は涙が出ますよね。
その涙を出来るだけ出さない方法として、玉ねぎを切る時に火をつけたろうそくを置くようにします。
すると、空気中に放出された涙を出す成分の硫化アリルがろうそくの火によって対流が起きて、炎の方向に流されて変質するので涙が出なくなります。
玉ねぎを切る時、涙が出るのがつらいという人は多いですよね。
そんな時はもう使わないろうそくに火をつけておいてくださいね。
まとめ
今回はろうそくやキャンドルの捨て方について解説してきました。
ろうそくやキャンドルは普段から使う方でなければなかなか使う機会がないので捨てたくなりますよね。
しかし、ろうそくやキャンドルの使い方は多くあるので、今まで使ったことがないような使い方でもぜひ使ってみて下さいね。
色んな使い方をすることで余ったろうそくやキャンドルも使い切ることができますよ!
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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。