寒い冬が終わり、温かくなってきましたね!
そろそろ冬用の寝具を片づけなければ、と思い始めた方々に向けて、本記事では
- ホットカーペットの収納方法
- ホットカーペットの収納前の掃除・お手入れ
- ホットカーペットを入れるおすすめの収納袋
をご紹介したいと思います。
目次
ホットカーペットは収納前にまずお掃除
引用元:https://www.youtube.com
ホットカーペットのお掃除で注意すべきは①乾燥②洗濯、水洗い可能かどうか③収納方法、の3点です。
あらかじめ洗濯表示を確認する
掃除し始める前に、タグを必ず確認してください。
大半は、洗濯機洗いは禁止されていると思います。
最近主流の大きさ1帖のものは洗濯機で洗うことができるものが多いですが、念のため確認し、手洗いするか洗濯機洗いするか確認しましょう。
まずは掃除機
ホットカーペットのお掃除の第1歩目は、掃除機から始めましょう。
また、掃除機をかけるタイミングは収納から出した直後がベストです。
なぜなら、暗い場所に長く置いておいたことで、カーペットの中から表面に出てきたダニを一掃できるからです。
ダニは暗い場所を好むため、日光や照明に当てるとカーペットの中に引っ込んでしまいます。
その前に、掃除機で一気に吸い取ってしまいましょう。
乾燥
次に竿にカーペットをかぶせ、丸一日日光を浴びせます。
こうすることで、よく乾燥し、その後の掃除が楽になります。
また、このためにカーペットを掃除し始めるタイミングは、よく晴れた日の午前中がベストだといえますね。
掃除機で表面を掃除
乾燥しきったら、改めて表面を掃除機で吸いましょう。
竿にかぶせたまま、裏表を縦横十文字にまんべんなくかけてください。
また、カーペットの毛が長い場合は、ブラッシングするとなおよいです。
おススメは、犬や猫などのペット用のコーム!
これなら、櫛の目が細かいのでカーペットの毛を傷つけずにブラッシングすることができます。
ブラッシングの際は、毛の向きとは逆向きにかけて、毛を立たせるようにしましょう。
その他、ガムテープなどでごみをとるのも効果的ですね!
ここまでは手洗い、洗濯機洗いとも共通です。
この後は、どちらを選ぶかによって異なります。
手洗いの場合
手洗いの場合の洗い方について、手順を説明します。
洗濯機の場合は、この後の『ホットカーペットの汚れが目立つなら洗濯やクリーニングも必要?』の項で解説しますね!
水ぶき
手洗いの場合は、乾燥させた後、タオルや雑巾で水ぶきをします。
洗剤を溶かしたぬるま湯ですすぎ、固く絞ったタオルや雑巾で、全体をまんべんなく水拭きしてください。
ポイントは洗剤の種類とぬるま湯を使うこと。
このとき使う洗剤は、中性洗剤や重曹がおススメです。
特に素材がアクリルやウールの場合は傷みやすいため、中性洗剤で洗うようにしてください。
ポリエステル素材のものであれば、普通洗剤でも問題ありません。
また、水ではなく30度前後のぬるま湯を使用すると、汚れが落ちやすいのでおススメです。
おふろの残り湯だと汚れがついてしまうので避けてください。
きれいなお湯を使用してピカピカにしましょう!
シミ抜き
食べ物をこぼした後など、シミがある場合はあらかじめシミ抜きをしておきましょう!
酢と水を1:3の割合で混ぜ合わせたものをタオルに浸し、シミの部分を軽くトントンと叩いて落とします。
ギュギュっとこするのではなく、トントンと叩くように。
こうすることで、繊維を傷めずにシミを落とすことが可能です。
さらに、タオルの上からアイロンをあてるとより効果的です。
5分ほど動かしながらアイロンをあてると、シミの後がかなり取れるでしょう!
最後に柔軟剤でふわふわにする
水拭きやシミ抜きをした後は、柔軟剤をつけて再度水拭きするとより効果的です。
仕上がりがふわふわになってさらに温かくなります。
また、静電気防止にもつながるので、使えるのであれば使ってみましょう!
踏み洗いもおススメ
表示によっては、踏み洗いしても大丈夫です!
あらかじめ、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に30分ほど浸けておいた後、手で押したり足で踏むなどして、汚れを落としましょう!
表面だけでなく中もすっかりきれいになりますよ!
洗剤がない場合は、塩と水でもOKです。
意外に思われるかもしれませんが、これが結構効果的なのです。
塩とぬるま湯を同量ずつ混ぜ合わせ、その中にカーペットを浸けて手洗いしてみてください。
汚れがぷかぷか浮かんできます。
ただし、必ず電源を切ったうえで、電源コードなど外せるものはすべて外してから行ってくださいね!
仕上げに再び乾燥
水洗いした後は、シャワーで軽く洗い流した後、再度天日干しにして乾燥させましょう。
もしくは、可能であれば、温度を最高値にして通電させることで乾燥させてもよいでしょう!
こちらの方が手間がなく負担が軽いと思います。
ただし、くれぐれも表示や取扱説明書の注意書きをよく読んだうえで行ってくださいね。
ホットカーペットの汚れが目立つなら洗濯やクリーニングも必要
洗濯可能か確認
汚れがひどかったり、大きすぎて手洗いでは手に負えない場合は、洗濯機やクリーニングを検討してみてください。
その場合は、冒頭でも述べた通り、まずは洗濯表示をよく確認してください!
特に1帖以上の大きいものは、家庭用の洗濯機では不可のことが多いので、その場合は手洗いするかクリーニングに出すことをおススメします。
洗濯不可ならクリーニングもおすすめ
一番手っ取り早くて手軽なのは、クリーニングに出すことですね!
一般的なクリーニング店以外にも、カーペットやラグ専用のクリーニング店もあります。
お値段の相場としては、本体の洗浄が1枚当たり約2,000円。
その他、防虫・防湿加工などで+約1,000円です。
店舗のオプション内容によっては、複数の加工内容を兼ねていることもあるので、内容は要確認です!
また、持ち運びが大変な場合は宅配サービスを採用しているお店を利用するとよいと思います。
ホットカーペットの一般的な収納方法は?
オフシーズンには、たたんだり丸めたりして、押し入れの奥にしまいっぱなし、なんて方も多いのではないでしょうか?
ところが、それだと非常にもったいないことになってしまうのです。
その理由について、以下で述べます。
たたみ方にはルールがある
ホットカーペットは通電させ熱を通すために銅線などが中に使われていることがあります。
たたみ方によっては銅線がダメージを受け温かくなりにくくなるなどの弊害があります。
そのため、たたむ際には考えなしにぐるぐる丸めるのではなく、きちんと折り目に沿ってたたむことをおススメします。
ものによってはまるめることもできるので、取扱説明書を要チェックです。
電源コードは内側に
収納する際は、あらかじめ外せるものはすべて外してください。
例えば、電源コードやカバーなどですね!
折りたたむときには、コードの接続部分が内側になるようにたたむとよいでしょう。
壁などでぶつかったり擦れたりして壊れることを防ぐことができます。
クリーニング後のビニールはすぐに外す
クリーニングが終わった後のビニールはすぐに外してください。
「えっ?外さないほうが埃がつかなくていいんじゃないの?」?と思う方もいらっしゃるでしょうが、間違いです。
これらのビニールはお店からお家まで汚れずに運ぶためのものなのです。
また、ビニールをかぶせたままでも埃は付着しますし、なにより乾燥しにくくなってカビの発生源になってしまいます。
素早く乾燥させるためにも、ビニールはすぐにとってしまいましょう!
ちなみに、これはホットカーペットに限らず、すべてのクリーニング衣料品に共通のお話なので、活用してみてくださいね!
ホットカーペットの収納場所には防虫・防カビ・除湿剤もあった方がいい?
基本的には、防虫剤・防カビ剤・防湿剤は使うほうが良いです。
ただし、防虫剤については、使用不可なものがあるので注意してください。
なぜなら、色落ちや変色などの原因になるからです。
また、温度調節機械にダメージを与え、加熱しすぎによる火災の原因にもなりかねるので、説明書を要チェックです。
防虫剤
防ダニ カーペット ラグ用
防虫と言っても、その大半はダニ対策です。
ダニによる害のうち、最大の迷惑は死骸がアレルギーのもとになる、ということでしょう。
「死んだからいいや」と放っておくと痛い目を見ることになるので、防虫剤を使えるならばぜひ使ってください!
もちろん、掃除もお忘れなく。
防カビ剤
防カビ剤
カビもホットカーペットには大敵です。
乾燥しきらないまま収納してしまうと、あっという間に広がります。
火事などの発生源にもなるので、しっかり対策しましょう!
除湿剤
除湿剤
天候が悪いなど、どうしても乾燥しきれなかった場合は、除湿剤を使うのも一つの手です。
とりきれなかった湿気をこれで一掃して、ダニやカビからホットカーペットを守りましょう。
ホットカーペットを片付ける時期は?
片づける時期は、4月から5月が一般的であるようです。
寒さが和らいだと思ったらすぐ片付ける方が、めんどくさくなくていいですよね。
敷きっぱなしになりがちな方は、早め早めの行動を意識してみてください。
ホットカーペットを収納できる収納袋を紹介
ホットカーペット 収納袋つき
楽ちんなのは、もとからカバー付きのホットカーペットを購入することです。
サイズも当然ちょうどよく、負担が減って快適になること間違いなしです。
カーペット用収納袋
もしも、収納袋がついていないものを購入してしまった場合は、収納袋を別途購入しましょう。
その際は、なるべくサイズが大きいものを選ぶことをおススメします。
ちなみに、ごみ袋で代用しているご家庭も多いと思われますが、あまりおススメしません。
破れたり、結び目が緩かったりで、密閉性が損なわれやすいためです。
まとめ
本記事では、ホットカーペットの洗い方や収納の仕方について、解説しました。
是非参考にしてみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。