部活の部長になった時の役割とは?部員のまとめ方や心構えをご紹介

部活では必ず部長という存在があります。

その部長は部員をまとめて一丸となっていないとコミュニケーションはもちろんですが、結果にもつながりません。

新しく部長になった時は特に部員のまとめ方に悩みますよね。

そこで今回は部長の役割や、部員のまとめ方などを解説していきます。

目次

どんな人が部長に向いている?


引用:https://pixabay.com

部長にはだれでもなれるわけではありません。

顧問が部長に向いていると思った人を推薦したり、部員で決めたりしますよね。

その際にはしっかりと部長に向いている人を選ぶことが部員をまとめることにもつながります。

ここでは部長に向いている人はどのような人なのかを解説していきます。

人の話をよく聞く人

部長は独りよがりでは出来ません。

しっかりと部員の話を聞いて部活の中に生かしていくことが大事ですし、相談もしてあげることが重要です。

人の話を聞けないと自分勝手な部長になってしまい部員はついてきません。

その結果部活はバラバラになってしまいまとまりが無くなります。

それでは部活を強くすることもできませんし、最悪の場合部員がやめてしまうことにもつながってしまいます。

人の話を聞ける人はとても重要なポイントです。

面倒見がいい

部活には同回だけでなく、後輩がいます。

その後輩に同回と同じように接してしまうとあたりがきつくなってしまったり、相手のニーズに合わせることができません。

そのため、根から下の年齢の子の面倒見がいい人は優しく接することもできますし、相手の気持ちを考えることができます。

そのような人は部長になっても後輩からの信頼を得やすく、慕われることにつながります。

面倒見がいい人も部長になるうえでかなり重要なポイントです。

声が大きい人

部活をするうえで、特に体育会系では声を出しているかも重要です。

声は一見部長に関係のないように思えますが、声を出す人はしっかりとしている印象を与えることができますし、部活に真剣な態度も伝わってきます。

部長は当然部活を引っ張っていくので声を出さないといけませんが、それまで声を出していなかった人は出せません。

そういったことも関係して声を出す人はとても重要なポイントになります。

責任感がある

部長になると色々な仕事がありますし、部活の今後を担うことになります。

そのためにもしっかりと責任感がある事は重要です。

普段から任された仕事を全うすることができない人は、部長になっていきなり仕事を全うすることは出来ません。

普段から責任感がある人は、もちろん部長になっても責任感をもって役職にあたることができます。

責任感はとても重要なポイントですね。

メンタルが強い

部長になるといいことだけ起こるわけではありません。

どれだけ部長としての姿が良くても、中には肌が合わない人も出てきます。

そういった人から、陰口を言われたり直接文句を言われたりすることもあります。

しかし、そういった言葉に毎回メンタルをやられていると部長をとてもやることは出来ません。

そのようなことも経験しながらメンタルは強く持って次に生かすことができる人の方が部活は良くなりますし、不満がある人も改善されていきます。

メンタルが弱い人は部長には向いていません。

自分の考えを持っている人

部長が独りよがりで行動しているのはもちろん厳禁です。

ただ、逆に人のいうことばかり聞いて傀儡のようになっている人は部長の意味がありません。

しっかりと部長は自分の考えを持って行動することが大事ですし、他の人に自分の考えを発信することも大事です。

それができない人は周りから慕われませんし、部長として正しい行動でもありません。

そのためにも根底にはしっかりと自分の考えを持っている人は部長になる上には大事ですね。

部長の仕事を簡潔に表すと?


引用:https://pixabay.com

部長の仕事はたくさんありますが、一言でいうと部員をまとめることだけです。

しっかりと部員をまとめることで強くなることができますし、部員の方向性の統一にもつながります。

しかし、ひとえに部員をまとめるといっても色々する事はあります。

その詳細は以下で見ていきます。

部長の仕事は具体的に何がある?


引用:https://pixabay.com

部長の仕事というと具体的にどんなものがあるのでしょうか。

部長の仕事は多いイメージがありますが、実際はどのような物か見ていきます。

顧問との連絡

顧問は部活を身に来たり、教えに来たりする人や全く来ない人もいます。

そういった顧問の先生との連携を取ることがとても大事ですし、それを部員に上手く伝えることも重要になってきます。

顧問の先生と仲が悪いとその連携が上手くいかなくなり、部活がスムーズにいかなくなってしまいます。

連携が上手くいかなかったときはしっかりと顧問と話し合うようにしましょう。

練習内容考案

部長として練習を考えて実践することは仕事の一つです。

練習の内容は代々受け継がれてきたものを使用することが多いですが、少しずつアレンジを加えたりするのは部長の仕事です。

部員のリクエストも受けて考えながらいい練習を作り上げていきましょう。

部員との相談

現在の部活の状態に全員が満足していることはほぼありません。

誰かしらがどこかに不満がある状態です。

それが多くなってくると部員はまとまらなくなってきて、部活も弱くなってしまいます。

そのため、しっかりと部員と話をして今の部活に不満がはないかどうか聞くことが大事です。

準備や片付け

一般的に準備や片付けというと後輩の仕事のように思えます。

しかし、本当に慕われるキャプテンというのは行動で示します。

準備や片付けなども誰よりも早く来て行うことで後輩も口で言われるより動くようになります。

口だけで支持する部長は慕われません。

しっかりと自分の行動を見せるためにも準備や片付けは行うようにしましょう。

目標を決める

部活として動いていくのには目標が必要です。

もちろん、皆で決めることが理想的ですが、部長が目標のアウトラインを決めて示してあげることで後輩たちもついてきやすくなります。

目標を決めないと何のために頑張ればいいのか分かりませんし、ついてこなくなります。

部長として目標を決めることは第一優先事項です。

 

 

部長として皆をまとめるためには大事なポイントは?


引用:https://pixabay.com

部長として重要なことは皆をまとめることです。

しかし、誰でも最初は上手くまとめることができません。

しっかりとまとめるにはポイントを抑えることが大事です。

ここでは部長として部員をまとめるために大事なことを解説していきますので、是非取り入れてみて下さい。

矛盾しない

部長の言葉はとても重要です。

受け取る側も真剣に受け取りますし、一度言った言葉は取り消すことができません。

そのため、例えば遅刻した部員を注意していたとしても、ある部員だけは注意しなかったリ自分が遅刻していては何の意味もありません。

それだと、矛盾が生まれてしまい部員の信頼も得ることができません。

自分の行動や言動にはしっかりと気を付けて、矛盾はしないようにしましょう。

威張らない

部長は部のトップですが、トップだからといって何をしてもいいわけではありません。

トップが威張ると、後輩や同回はついてきませんし、権力を振りかざすのはいけないことです。

威張るだけ威張って、特に頑張りもせず指示だけするような部長は嫌われますし、信頼も落ちていきます。

自信を持つことと、威張ることは違うので意識するようにして下さい。

仕事を任せる

部長だからと言ってすべての仕事を一人で行うわけではありません。

しっかりと部員に仕事を分配して任せることで、任される側も仕事を任されることで信頼されていると感じて躍起になります。

仕事を行うことでほかのひとに役立つことができますし、しっかりと仕事をしてくれたら部長も程よく楽ですよね。

部員皆で部を作り上げていきましょう。

部は部長の物ではありません。

周りを頼る

部長が何でも一人でやったり、悩み事を相談せずに抱えることはいいことではありません。

部の悩み事はしっかりとみんなで解決する必要がありますし、共に解決するからこそ部員の成長があります。

周りを頼ることで、周りも部長に頼ってくれます。

信頼関係はそうやって築かれていくので、意識して相談するようにして下さいね。

尊敬される人間に

部長はかっこいいもので、尊敬されるものです。

逆に尊敬されていない部長は、部長と呼ぶことができませんし、そのような部長の代は部自体も強くなりません。

部長として引っ張る側は内面がかっこよくないと意味ありませんし、大事なことです。

内面がかっこよくなり、周りに尊敬されるように人になりましょう。

理由を伝える

何をするにしても、やることだけ言っていては部員は納得して行動することができません。

例えば、部長としては強くなるために休みを返上して部活を行いたいと思っていて、今週の休みはなし。

と言ってしまうと、部員からするとただ休みが無くなっただけで理由が分からず困ってしまったり、不満が出てしまいます。

しっかりと何をするにしても理由を伝えるようにしましょう。

明るく行動する

部長の言動や雰囲気というのは部にそのまま伝染してしまいます。

もし、部長が暗くてネガティブなことばかり言ってしまうと部員全体もそのようなことになりますし、ネガティブな雰囲気が蔓延します。

そのようにならないためにも、周りを鼓舞するためにも部長は最初から最後まで明るく元気でいるようにしましょう。

練習中はもちろんですが、試合中は特に重要です。

あと少しで負けそうな試合でも、明るく周りを鼓舞することでその試合は分からなくなります。

キャプテンとして大事な明るさを持っておくようにしましょう。

部活を楽しむ

部活は元々楽しいものです。

その中で勝ち負けがあり、悲しい時や嬉しい時などがありますが、根本には楽しくて行うはずです。

部活を楽しむことを部長自身が先陣切って行わないと、部員全体の雰囲気も部活をやらされている感が出てしまいます。

そうなってしまうと、一人一人のやる気が下がってしまいますし、部のモチベーション低下につながってしまいます。

部のモチベーション低下は部が弱くなってしまうことにつながりますし、勢いもなくなります。

そのためにもしっかりと部長自身が部を楽しんで周りを巻き込んでいきましょう。

誰よりも頑張る

当たり前の事ですが、案外できていない部長も多くいます。

部長は立場的にも引っ張っていく意味合いでも周りよりも自分が一番頑張る必要があります。

部長が気を抜いていると部員も部活は気を抜いて適当に行ってもいいものと思ってしまいますし、適当に行うようになります。

部長自身が適当にやっていると、怒ることもできませんし、怒る義務もありません。

部長の威厳を保つためにも誰よりも頑張りましょう。

まとめ

今回は部活の部長になった時の役割とはどのような物なのか、部員のまとめ方を紹介して来ました。

部長は大変な物ですが、やりがいはあります。

部長になったからにはしっかりと周りを引っ張って信頼される人間になりましょう。

こちらの記事を読まれた方は下記の記事もおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事