中学生の子供に彼女や彼氏ができた時の親の対応は?男女別に紹介

親として、

『子供に恋人ができる』

というのは、複雑な心境になることでしょう。

ましてや、中学生で彼氏・彼女が出来てしまえば、

『早すぎて、反応に困る』

人も多いと思います。

ですが、実際のところ、中学生の子供に、

『彼氏・彼女が出来たことを、親がどう思っているのか』

については、様々な意見があるでしょう。

そこで、今回は、

『中学生の子供に彼氏・彼女が出来たときの親の対応』

について紹介します。

どんな対応をすれば良いか知りたい人は、参考にしてみてください。

目次

中学生の彼氏・彼女との交際はどこまで認めるべきか?

出典元:https://pixabay.com

まずは、中学生の子供に恋人が出来たとき、

『親としてどこまで認めるべきなのか』

について紹介します。

普通に交際するだけなら、認めるべき

親の立場で、子供に恋人が出来たとすれば、

『普通に交際するだけなら、認めるべき』

だと言えます。

中学生でいう、普通の交際とは、

『肉体関係がなく、学業にも悪影響を及ぼさない』

ことを指しており、健全な恋愛というものです。

これが出来なければ、中学生の恋愛としては、

『親は賛成できない』

と言えるでしょう。

中学生は、まだまだ社会経験が浅く、

『恋愛が及ぼす周囲への影響』

を知りません。

適度な付き合いなら、まだ良いですが、

『肉体関係にまで発展する』

と、子供の人生を狂わせてしまうことになります。

そうならないように、

『親は、子供を注意して止める義務』

があるので、普通に付き合うだけにさせていきましょう。

学業が一定のラインを超えている限り、認める

中学生としては、

『将来のため、学業に打ち込まなければならない時期』

でもあります。

実際のところ、学校の勉強が出来なくても、

『仕事を選ばなければ、なんとか生活は出来る』

と言う事実もあります。

ですが、親の立場としては、

『なるべく、生活に困らない仕事について欲しい』

と考えるのが当然なのです。

日本の就職事情は、

『学歴優位』

になっていることがほとんどです。

就職試験を受けるときも、学歴と言う項目は、

『人の能力を判断する材料』

として使われています。

また、別の転職を考えたときにも、

『学歴が残っていれば、就職が有利になる』

のです。

勉強が全てではないことは確かですが、自分を助けるために、

『ある程度の勉強は必要になる』

ため、恋愛で学業が疎かにならないようにしなければなりません。

その為、もし恋愛が始まってから、

『成績が落ちる』

のであれば、親は子供に恋愛の禁止させなければならなくなります。

それで聞かないのであれば、

『成績が上がるまで恋愛を禁止する』

など、一定の条件をつけるなど、最低限の勉強をさせてください。

少しかわいそうではありますが、

『例え嫌われても、やることだけはやらせる』

ようにしなければ、子供が不幸になる可能性が高くなります。

本当に子供が大切ならば、

『心を鬼にして、勉強だけはやらせる』

ようにしていきましょう。

約束事を守る限りは、認める

これは、先程の学業と少し被りますが、

『約束事を守る限りは、恋愛を認める』

という方法もあります。

例えば、

  • 何時に帰ってくるかを決める
  • 泊まり込みは禁止
  • お互いの部屋には行かない
  • お金のかかることはさせず、常識の範囲で付き合う

 

などがあります。

それぞれの家庭で違いますが、重要なことは、

『約束事を守らせる』

という点です。

中学生の頃から、約束を守れないように育ててしまうと、

『今後の人生でも、約束を守れない人間になる』

可能性が高くなります。

中学生には、いまいち実感が湧かない話となりますが、

『社会は信頼で出来ている』

ことを、親が丁寧に教えてあげなければなりません。

最近のニュースでも、

『韓国が日本との条約を破り、勝手なことをしている』

として、日本に対する韓国への信頼がなくなっています。

中学生の恋愛と国際問題では、規模が違いますが、

『結局、どちらも信頼があるかどうか』

で関係が変わるものです。

これは社会で働いている人なら、嫌と言うほど感じることであり、

『信頼が失われれば、全て失う』

ことを教えるのに、中学生の恋愛はうってつけなのです。

約束を守れるのなら問題ないですが、もし破れば、

『せっかく付き合えた相手と別れることになる』

ため、その辛さは相当なものになるでしょう。

ですが、この時に親が、

「約束したこと以上の条件で約束をするなら復縁させる」

と言えば、相手が本当に好きなら、子供は約束を飲むはずです。

それすらも守れないなら、今度こそ恋愛全面禁止ですが、

『約束を破ると、自分が辛くなる』

という経験を子供に積ませることが出来ます。

厳しいかもしれませんが、子供を嘘つきに育てたくなければ、

『1番ダメージが大きくなる恋愛でこそ、約束事をする』

ことをおすすめします。

ですが、ちゃんと約束を守れるなら、

『親として、子供の恋愛に口を出す意味はない』

ため、温かく見守ってあげてくださいね。

何か問題が起きたときの対応方法は?

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中学生の恋愛には、

『不足の事態』

というものが起こります。

この問題により、

『人生を大きく狂わせてしまう』

こともあるのです。

そんな時、どうすれば良いのかを紹介していきます。

まずは、相手の親に謝罪する

何より最初に行わなければならないのが、

『相手の親に謝罪する』

ことになります。

中学生の恋愛で起こる問題と言えば、大抵、

  • 肉体関係
  • 暴力関係
  • 窃盗関係

 

など、かなり深刻になるものばかりです。

ですが、どんな問題が起きるにしろ、

『相手の親に迷惑をかけることは確実』

なので、とにかく謝罪から入ってください。

これは、

『例え、自分の子供が悪くなくても同じ』

です。

子供関係で行き着く先は、

『親の管理能力の不足』

となるため、まず謝罪してから問題の解決に努めるべきなのです。

謝罪されて嫌な気持ちになる人は、ほとんどいません。

下手に何か言い訳をすれば、

『問題がややこしくなるだけ』

なので、それだけは止めておくよう心掛けておいてください。

双方の親と子供で、何が原因だったかを話す

問題が起きるのは良くないですが、

『起きてしまったことを悔やんでも意味はない』

ので、原因究明を行わなければなりません。

その為、まずは、

『双方の親と子供で集まり、話し合う』

ことが大切になります。

このとき、不足の事態が起きるかもしれないので、

『事態を収拾できる第3者にいてもらう』

ことも忘れない方が良いでしょう。

そして、もう1つ、

『話し合いの前から、子供を強く叱りつけない』

ことが重要です。

これは、原因が判明していないときから、子供を叱ってしまえば、

『子供が、本当のことを話さなくなる』

ためです。

中学生の頃は、まだまだ心が成熟していないので、

『自分に不利なことが起きると、黙ったり嘘を言ったりする』

ことがあります。

ましてや、中学生と言えば、

『思春期真っ盛り』

の年代です。

頭ごなしに怒るより、ゆっくり時間をかけて、

『本当のことを聞き出す』

ようにしていきましょう。

そのようにして、双方から問題の内容を聞き出し、

『どう対処していくのかを決める』

ことが、解決への第1歩となります。

問題が解決した後、子供に恋愛禁止を宣告しない

中学生の恋愛で問題が起こると、大抵は、

『恋愛禁止』

ということになるでしょう。

ですが、子供にとって何かを禁止されるというのは、

『かなりのストレスが溜まる』

ことになります。

そのストレスが原因で、

『さらなる問題行為を引き起こすようになる』

可能性もあるのです。

その為、親としては難しいかもしれませんが、

『恋愛禁止を宣告しない』

ことが重要です。

子供としても、1度、恋愛で痛い目に遭えば、

『恋愛に対しての姿勢が変わる』

ことになり、無茶なことをしないようにと考えるでしょう。

それでも、次第に前の問題を忘れると思いますが、その都度、

『何かしていないかを確認する』

ようにしましょう。

また、相手の親に連絡して、

『事前に問題があったことを伝える』

などして、連携しながら子供の行動を見ることが重要です。

それが嫌だと子供が言ってくるなら、

「勉強して、早く自立できるようになりなさい」

と言ってあげることです。

これにより、

『子供が早く自立するための行動を促すことが出来る』

ため、成長にも繋がってくでしょう。

たまに、中卒で就職して働くという人もいますが、親としては、

『出来るだけ、子供のやりたいようにさせる』

ことが重要です。

どんな結果になるにしても、

『子供が自分で考えて行動する』

方が、これからの社会を生き抜く力をつけることが出来ます。

そっとアドバイスして見守り、

『それでも、再度問題を起こす』

ようであれば、次は恋愛禁止もやむなしとなるでしょう。

まとめ

『中学生の子供に彼女や彼氏ができた時の親の対応は?男女別に紹介』

いかがでしたか?

今回のまとめとしては、

『中学生で、子供が恋愛を始めたら決まりを作って守らせる』

ということが言えるでしょう。

精神的には、大人になったつもりでも、

『中学生はまだ子供』

です。

ある程度、決まりを作っておかなければ、

『やって良いことと悪いことの区別がつかなくなる』

こともあります。

それを教えてあげるのは、親の役目なので、

『さりげなくサポートして、いざと言うときに対応できる』

ようにしておきましょう。

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