昔は暑い夏でもスーツが一般的でしたが、今の時代はクールビズになってきましたよね、
しかし「個性を出したい」「きっちり見せたい」とお思いの方もいらっしゃるかと思います、
そこで本記事では
- クールビズにベストはありか
- おしゃれな着こなし方
- おすすめアイテム
等ご紹介していきたいと思います。
目次
クールビズにベストってあり?
まずクールビズにベストは有りか、
その答えは
「クールビズにベストはあり」
です。
ベストはいけないという決まりは有りません。
またシャツは本来は下着だからジャケットがない場合はベストを着用するのがマナーという考え方もあります。
ただし一部の職業を除き、ベスト自体が馴染みのないことが多いので、「正しい着こなし」を意識しないと周囲と浮いてしまうことがあります。
正しい着こなしについては後程ご紹介いたします。
クールビズにベストを着るメリットは?
きっちりして見えるのに涼しい!
夏の暑い日にスーツだと暑すぎますよね、ベストなら
きっちりして見えるのに涼しい
ので、夏にシャツだけよりも格好がよく見えます。
また、省エネで室内の温度が涼しいといえない状況でもベストは着ていて暑くないですし、いざ暑い時にはすぐに脱げ邪魔にもなりません。
立体的・高級感を演出できる
本来スーツはジャケットを着て、初めてスーツらしくなるものです。
これはジャケットを着ることで、立体感が出るからなんですね。
ただクールビズの場合だとシャツ一枚になるので、少しだらーんとした印象を与えてしまいます。
ベストを着ると、シャツ一枚よりも立体感を演出することができます。
足を長く見せる効果がある
クールビズの場合だと基本的にはシャツをスラックスにインするのが基本です。
ジャケットの場合だと腰の位置がジャケットで隠れるのでわかりませんが、クールビズだとジャケットがないのでベルトの位置が分かってしまいます。
日本人は足が短い傾向があるので、ベルトの位置がわかってしまうのは嫌ですよね ^^;
ベストを着用するとベルトの位置が綺麗に隠れるため、足を長く見せる効果があるというわけです。
夏にベストを着こなせれば個性的、おしゃれに見える!
現在、クールビズでベストに挑戦する人の数はあまり多くありません。
それだけまだ世間では「夏にシャツ×ベスト」の組み合わせが浸透していないのです。
なので夏を感じさせるような涼しげなベストであれば着ていても違和感は持たれませんし、着こなしがしっかりしていれば周りと違ったお洒落感や個性を出すことができます。
また本来であればシャツの部分ってジャケットによって隠れる部分ですが、クールビズの時は全て出てしまっています。
ベストを着ると、単調なシャツにワンアクセント加えることができるので、いいアイテムを選ぶことができればおしゃれさが増しますよ。
クールビズにあうベストの選び方は?
夏にベストを着る際抑えておきたいポイントは下記の通り。
- 夏素材の生地を選ぶ
- 柄物は避け無地を選ぶ
- できるだけスラックスの色に合わせる
- ベルトが隠れる程度の長さ
- Vゾーンの見え方に気を付ける
一つ一つ見ていきましょう。
夏素材の生地を選ぶ
ひとくちにベストといっても生地選びをしっかりしないと夏の暑さに耐えられなくなってしまいます。
たとえば冬場に向けて作られているベストですと、外でも室内でも脱ぐことを想定していませんので、夏場に着るには少し厚手で、脱いでもかさばってしまうものが多いです。
夏用のベストを選ぶようにしましょう。
柄物は避け、無地を選ぶとコスパがいい
ベストの柄物をクールビズで使用するのは、上級者でないとなかなか難しいです。
その反面無地のベストであれば、色々な場面で着回しすることができます。
ベストは1着あたり、5000円程度はするので、無地のベストを選んだ方がコスパはいいですね。
もちろん、柄物を着こなせる自信があるなら柄物のベストでもOKです。
できるだけスラックスの色に合わせる
基本的にスリーピースのベストは全て同色です。
その理由は
- 同色の方が全体的に統一感がでてきっちり見える
- 同色の方が縦長に見えてスタイルをよく見せることができる
からです。
ベストとスラックスの色が違うのもおしゃれですが、上級者向け。
また、色が違うとまとまりがなく、カジュアルさがでてしまいます。
ビジネスシーンなら、同色の方が無難ですね。
Vゾーンの見え方に気を付ける
上記でベストのメリットは「立体感を出す」というのを上げました。
この立体感を出すためには、Vゾーンの見え方がポイントになります。
より立体的に見せるには、
- 体の線が細い方は、Vゾーンが浅めの襟付きのベストを
- 体がふくよかな体型の人は、Vゾーンが深めの襟無しベストを
を選ぶことのがおすすめ。
体が細い方は、襟付きを着用することで胴回りをより立体的に見せることができます。
ベルトが隠れる程度の長さ
ベストの丈の長さも重要な要素の一つです。
上記でベストのメリットの一つとして足が長く見える点を上げました。
これは、ベストによってベルト部分が隠れるからです。
丈の短いベストを選んでしまうと、この効果は期待できません。
かといって丈の長すぎるベストを着ると、バランスが崩れてしまいだらしない印象を与えてします。
下記画像のようにベルトがちょうど隠れる程度の丈のベストを選ぶようにしましょう。
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ニットベストでもOK?
ニットベストは着こなしが難しいですが、ポイントを押さえて着れば夏でも涼し気に着ることができます。
ニットベストのメリット
まずニットベストのいいところは主に
- 知的な自分を演出できる
- 女性からのウケがいい
ところです。
しかし着こなし方や選ぶアイテムを間違って着ている方が多い印象です。
ニットベストを選ぶポイントは?
- 派手な柄
- 派手な色
のニットは避けた方がいいでしょう。
まず夏場にニットという暖かそうな素材を使うので、ほかにあまり柄が目立つと「爽やかな感じ」「知的な感じ」といった夏場にニットベストを着るメリットがなくなってしまいます。
また色が派手だとビジネスシーンに少しふさわしくありません。
ですので、夏場にニットベストを上手に着こなすには
- 柄はシンプル、もしくはワンポイントに抑える
- 落ち着いた色でできればスラックスに近い色がいい
- ベルトが隠れる程度の丈の長さ
を選んで着ることが重要です。
ニットベストの場合はスラックスと色が多少違っていても特に問題ないですが、ベストと同様足長効果を出すためにもベルトが隠れるニットベストにしましょう。
クールビズにおすすめのベストを紹介
ここでは、クールビズにおすすめできるベストをいくつか紹介いたします。
オールシーズン使える全9色のベスト
こちらは全8種類からなるオールシーズン使えるベスト。
ウエスト調整ベルトもついているので、体系の変化や気分でシルエットを変更可能です。
スーツの素材を織り交ぜた上級ベスト
クールビズでも着用できる薄手のニットベスト
クールビズにベストに関する様々な意見
クールビズにベストを着用することに関する意見を集めてみました。
まずは賛成派の意見。
Q.
クールビズのビジネスマンで、上着を着ないでスラックスとベストで通勤は大丈夫ですか?
クルビズスタイルが定着しつつありますが、上着を着ないで、シャツにネクタイ、スラックスにベストという格好で通勤電車に乗るのはどうなのでしょうか?シャツにベストは室内だと格好良いですが、野外ではマナー違反なのでしょうか?A.
クールビズのお手本だと思いますよ。
上着は、手に持っていくか、会社に置いておけばオッケーです。
ベストを屋外で着ることは、おかしいことではないし、マナー違反でもありません。
むしろ、シャツにネクタイだけ締めている人のほうが、中途半端過ぎておかしいのです。
そのスタイルで格好良く着こなせている人は極少数です。ネクタイにベストを推奨します。
シャツは長袖ですよ。
続いて否定派の意見。
Q.
クールビズで、ビジネスにおいて半袖にベストを着るのはありでしょうか?
ビジネスで上着を脱ぐ際は、ベスト着用がマナーと聞いたのですがどうなのでしょうか。A.
そんなもの必要ありません。
クールビズというのは薄着をすることで暑さを軽減して業務効率を高める目的があります。
その目的から真逆のベストなんて全くもって不要です。
このように人によって意見は全く異なっていますね。
まとめ
クールビズにベストを着ることは、
「シャツは下着なので、上着がない場合はベストを着るのがマナー」
という考え方もあれば、
「暑さを軽減するというクールビズの観点から行けば全く必要ない」
という考え方もあります。
結論、会社の雰囲気なども考慮して自分の判断で着る着ないを決めるしかなさそうですね 。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。