同窓会に行かない・行きたくない理由と断り方!欠席時のはがきの書き方は?

社会人になってしばらくすると行われる行事に、同窓会というものがあります。

同窓会は久し振りに友人に会える機会なので、楽しみにしている方も多いはず。

ですが、全ての人が必ずしも同窓会に行きたいと考えているわけではないことを知っていますか?

同窓会では、自分が仲良くしていた人だけでなく、あまり好きではない人とも会わなくてはなりません。

特に交友関係が苦手という人は、なかなか同窓会のような場には行きづらいと考えている人も多いです。

そこで今回は、

  • 皆の同窓会に行きたくない理由・意見
  • 同窓会に行かないメリット・デメリット
  • 同窓会に行かない場合の断り方

をご紹介していきます。

苦手な人とも、上手く付き合うのが社会人としてのマナーですが、それはあくまで仕事上の関係です。

同窓会などの人付き合いが本当に苦手な人は、今回の記事を参考にしてみてください。

目次

同窓会に行かない人の割合は?

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それではまず、同窓会にそもそも行かない人の割合がどのくらいあるのかご紹介します。

その割合は、『約5割』といわれています。

これを見て、参加率が高いか低いかは人それぞれ感じるとこではありますが、成功してこの数字だと考えてください。

ひどいときは2割を切っていることもよくあり、ただ仲が良い人だけの飲み会と化しているときもあります。

この『約5割』という数字に近づけるためには、幹事の人がよっぽど前から段取りをして、参加者それぞれに話をしていることが必須です。

同窓会は主に学生時代の友人や先生と会う場所ですが、この頃に良い青春時代・悪い青春時代を過ごした人がそれぞれいるはずです。

良い思い出は、振り返るのになんのためらいもないですが、悪い思い出は穴でも掘って埋めたいと考えるのが人なのです。

過去の自分と向き合う場としては最適かもしれませんが、無理をしてまで向き合う必要もありません。

行きたくなければ行かなければ良いだけなので、同窓会の案内が来たとしてもあまり気負う必要はないですよ。

同窓会に行かない・行きたくない理由は?

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次に同窓会に行かない・行きたくない理由についてご紹介していきます。

人それぞれ理由は様々ありますが、どんな理由なのかを知っておくことは決して無駄にはなりません。

様々な声を集めてきたので参考にしてみてください。

黒歴史がありすぎる

まずはこの人の意見を見てみましょう。

この人の場合、青春時代は黒歴史だらけで行きたくない・行く必要がないと考えています。

また、物理的に実家に帰省するまでの距離が長いからという理由もありますね。

これは確かにそうで、過去に良い思い出がないから参加しない理由と同じくらい、帰省が大変だから参加しないという理由もあるのです。

遠くに出ている人は、なおさら同窓会に参加してまた戻らなければならないと考えたら辛いものがあります。

もし幹事などをするなら、そのあたりを考慮できるかどうかが参加率にも関わってくるでしょう。

行きたくないからいかない

そのままの理由で行かない人もいます。

特に理由はないけど、行きたくないという人ももちろんいます。

『特に大層な理由があるわけではない、だけど行きたくない。』

このような気持ちになることは、誰しも一度はあるのではないでしょうか?

このようなときは、無理に誘わず、同窓会に来たいと気持ちが変われば誘う形にすればよいでしょう。

無理に来ても、楽しくありませんからね。

そもそも同窓会が開催されていない

同窓会自体がない、という意見も見られます。

同窓会を企画する人同士がとても仲が悪いと、そもそも開催されることもないという場合です。

確かに同窓会がないのに、参加するしないもないでしょう。

大きい規模の同窓会は、開催にこぎつけるまでには、綿密な連絡を取ることが重要になります。

実行委員になっている人が不仲になっていれば、進む話も進まなくなるのは、ある意味当然なのかもしれませんね。

会いたい人がいない

会いたい人がいない、という意見もあるみたいです。

そもそも同窓会に参加している人に、会いたい人がいないという意見もあります。

会いたいと思える人がいないのに、その場にいる意味があるのかと考えてしまうのかもしれませんね。

ですが、自分の気持ちとは裏腹に、会いたいと思っている人もいるかもしれないので、顔を出すくらいはしたほうがいいかもしれません。

子供や孫の話をすることが多いから行かない

同窓会で、子供や孫の話をすることが多いから行かないという人もいます。

結婚している人ならば、子供や孫の話をしても問題ありませんが、結婚していない人にとってはあまり会話が弾まない内容です。

結婚するしないは、その人の自由であり、気にする必要はない問題ですが、子供がいないことに劣等感を感じる人にはきついですね。

当時リーダー格だった人が、未だに同じような振る舞いをする

学校生活では、何かしらクラスのリーダー的存在がいます。

その時は特に気にしていなくても、同窓会で未だに同じように振舞っていることが嫌だ、という人もいるのです。

すでに昔とは違う関係性になっていることに気づかず、上から目線で話してくる態度に、イラっとする人もいるのは確かです。

ある程度仕方のないことかもしれませんが、リーダー格だった人は、少し対応の仕方を考えたほうが印象も良くなるかもしれませんね。

誘われない

そもそもお誘いの連絡が来ない、という場合もあります。

忘れているのか、わざとなのか。

実際にどうなのかは不明ですが、お誘いが来ないから行かないという意見も多くあります。

発起人がいないのであれば、

『開催されてないから』

と納得できますが、もし違うのであれば、それだけの関係だったとあきらめることも必要かもしれませんね。

新しい環境で、逞しく生きていきましょう。

いじめを美化される

かつていじめにあっていた人に、当時は若かったと美談で話すのが嫌だという人もいます。

これはいじめられた人にしかわからないことですが、大半の人は、心中穏やかではいられないでしょう。

大人になっているので、軽く流すことはできるかもしれませんが、嫌な思い出を蒸し返されるのが嫌で、同窓会に参加しない人もいます。

当時の状況や心境を考えると、当然の話ではありますね。

当時付き合っていた人には会いたくない

学生時代に付き合っていた人が来る同窓会には、参加したくないという意見もあります。

学生時代に付き合っていた人とは会いにくい、という気持ちは共感しやすいので、同じような人も多いのではないでしょうか?

確かに気まずくなるくらいなら、最初から会わない方が良いですからね。

他の学校と合同で行うから嫌だ

自分の出身校だけでなく、他の関係ない学校まで一緒なのが嫌だという人もいます。

知っている人だけならまだしも、全く関係のない人たちが集まる同窓会に行きたくないと感じるのは、ある意味当然かもしれません。

久し振りに友人に会うのを楽しみにしている人もいるなかで、

『この人誰?』

となって、お互い気を使いながら時間を過ごすのも、落ち着かないものです。

同窓会に行かないメリットは?

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同窓会に行きたくない理由は様々ですが、逆に行かない場合のメリットには何があるのでしょうか?

少し紹介していきます。

昔を思い出さなくて済む

先程、紹介した中にもありましたが、学生時代に嫌な思い出がある人は、同窓会に行くことでそのことを思い出してしまいます。

昔とは全く違う人生を送っていても、過去は変えられないので、嫌な自分が戻ってくる感じが嫌だという人もいます。

それならば、最初からそのきっかけを与えなければよいだけと考えるのは、人として当然のことでしょう。

同窓会に行かなければ、過去に触れることもないので、昔を思い出すこともないということです。

嫌いな人に会わなくて済む

学生時代、どうしても好きになれなかった人は、誰にでもいるのではないでしょうか?

そんな人とは、これからも一生会いたくないと思うでしょうが、同窓会ではそうもいきません。

その人が来ない可能性もありますが、もし来ていたら、かなりテンションが下がること間違いなしです。

なので、同窓会にそもそも参加しなければ、その可能性もなくなるため、その人にとってはメリットになるでしょう。

幹事をしなくて済む

同窓会を開催する場合、規模が大なり小なり、幹事役というものが必要になります。

発起人がそのまま幹事までしてくれるのならば、それも良いのですが、たまに提案だけして幹事を丸投げする人もいます。

学生の時と違い、仕事をしている身としては、面倒事を押し付けられるのは不本意でしょう。

なので、最初から同窓会に参加しないという意思表示をしていれば、このような問題には巻き込まれなくて済みます。

幹事が嫌だという人は、最初にきっぱりと断りましょう。

地元から遠い人はわざわざ行かなくて済む

同窓会に参加する人の中には、地元から遠く離れた地域に住んでいる人もいます。

その人たちが同窓会に参加しようとすれば、戻るまでに時間とお金が掛かってしまうでしょう。

また、仕事が忙しい人は予定をあらかじめ空けておかなければならず、調整も大変になります。

同窓会に参加しなければ、そういった時間的・金銭的問題を抱える必要がなくなるのです。

もし、そういった調整が煩わしい、お金をかけるのが嫌だとという人には、メリットがあるかもしれないですね。

同窓会に行かないデメリットは?

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同窓会に行かないメリットがあることは分かったかと思いますが、逆にデメリットはないのでしょうか?

これだけ同窓会に参加したくないという声があれば、デメリットはなさそうですが、考え方によってはあります。

それについても、少し紹介しておくので参考にしてみてください。

交友関係が途切れる

同窓会に参加している中には、自分と仲が良かった人も参加している場合もあります。

そんな人達と会わないままでいると、交友関係自体が途切れてしまうこともあるのです。

連絡先を知っている、他でも会う機会がある等、つながりが残っているのであれば、そんなに問題はないかもしれません。

ですが、卒業してから連絡先が分からなくなった、でも仲が良かったのでまた仲良くしていきたいとなれば話は違います。

今はネットが普及しているので、そう簡単に連絡先が分からなくなることもないですが、万が一は有り得るのです。

そうなったとき、会える可能性が高いのは同窓会などに絞られるでしょう。

連絡を取りたくても取れない人がいるのなら、同窓会には参加しておいたほうがよいかもしれませんね。

和解する機会を失う

学生時代に喧嘩別れをしてしまった等、何かしら確執を持った相手がいて、仲直りしたいと考えるときにも同窓会は有効です。

参加して、改めて話すことで関係を修復できれば、それから良好な関係を築けるかもしれません。

ですが、同窓会に参加しなければ、和解する可能性はほぼ無くなると考えて良いでしょう。

仲が悪い人と、同窓会などの場以外でわざわざ会おうとする人は、まずいません。

何か理由があれば別ですが、この可能性は限りなく少ないでしょう。

風評が悪くなる

同窓会に参加したくないと考える人は、かなりいます。

そんな中でも、

『せっかく誘われたのだから』

と、しっかり参加している人はいるのです。

その中で、参加しないでいる人は、面倒くさいことから逃げたと思われることもあります。

「なんであの人だけ参加してないの?」

というウワサが同窓会で流れ、自分に対する印象がとても悪くなってしまうのです。

今後一切関わるつもりがない、という人は気にする必要はないですが、そうでないなら参加したほうがよいでしょう。

今まで連絡が取れていた人から、悪く言われるのは、思いのほか心に痛みを伴うものです。

近況が分からなくなる

同窓会の席では、当時、身近だった人の近況もよく耳にする機会が増えます。

中には、仲が良かったけど、今どうなっているか分からない人の情報を持っている人もいるのです。

そんな人から、話を聞く機会を持てるのは、同窓会のメリットといえるでしょう。

ですが、同窓会に参加していなければ、その情報も分からないままになってしまいます。

誰か、現在の状況を知りたい人がいるのであれば、同窓会に参加してみるのもいいかもしれませんね。

同窓会に行くのが嫌なら行かなくて良い

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同窓会に参加したくない理由やメリット、逆にデメリットなどを紹介してきました。

ここで1つ、伝えておくならば、

『同窓会に行くのが嫌なら、行かなくても全然大丈夫』

ということです。

確かに、同窓会に参加すれば良いこと・悪いこと、それ以外にも様々なことがあるでしょう。

なんだかんだ言っても、昔馴染みと久し振りに会うのは楽しかったという人もいます。

ですが、人にはそれぞれ、全く違った事情というものがあります。

同窓会に行くことで、過去のトラウマが復活して、その後の人生に影響を及ぼすことも十分考えられるのです。

また、同窓会に参加しても、何の感慨も感じず、ただ無駄な時間を過ごしただけという人もいます。

結局のところ、同窓会に行っても行かなくても、特に問題はないということです。

むしろ、マイナス要素が強すぎるときは行かない方が良いです。

同窓会に参加しなかったことを、後悔している人もいますが、人生においてそこまで大きな問題になることは、ほぼありません。

あまり気にせず、今後参加しても良いと考えられるようになれば、参加すればいいですよ。

同窓会を断る時の理由は何がいい?例文付きで紹介

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同窓会には、

『仲の良いグループなどの小規模なもの』

『クラス全体や学校全体を交えた大規模なもの』

概ね、この2つのパターンがあると思います。

今は、ラインなどのSNSがあるため、気軽ににやり取りができますが、大規模なものは『はがき』で連絡してくることがあります。

どちらにしても、もし参加を断るときには、理由を一言添えて返事をすることになるでしょう。

ですが、どんな返事をすればよいか分からないという人も、中にはいるのではないでしょうか?

そこで、ライン・はがき、それぞれで使える断り方を例文付きで紹介します。

断る理由が上手く思いつかない場合、参考にしてみてください。

仕事で忙しい場合

ラインの場合、

『その日は仕事が入ってるから、今回は不参加でお願いします。』

『どうしても仕事の予定が外せないので、残念だけど今回は不参加で。』

 

等が、よく使われています。

なるべく当たり障りのないように返信をしましょう。

ハガキの場合、

幹事お疲れ様です。

今回は所用の為、欠席させていただきます。

 

このような内容で書けば大丈夫です。

冠婚葬祭で来られない

冠婚葬祭があるため来られないというのも、立派な理由です。

むしろ、同窓会よりもこちらを優先するようにしましょう。

ラインの場合、

『職場の同僚が結婚式をするから、その日は無理。』

『先輩の結婚式に受付役として、どうしても出ないとダメだから今回は無理です。』

 

等、絶対に出なければならないと書けば断りやすいです。

ハガキの場合、

幹事お疲れ様です。

親族の結婚式参加の為、欠席させていただきます。

 

このように書けば、大丈夫です。

遠方に住んでいる

海外などの遠方に住んでいるため、参加できないという理由でも断ることができます。

ラインの場合、

『海外で生活していて、その日には帰れないから不参加で。』

『今月はお金厳しくて、実家までの交通費もきついから不参加でお願いします。』

 

ハガキの場合、

幹事お疲れ様です。

遠方におり、帰省できない為、欠席させていただきます。

 

このように書いて返送すれば、大丈夫です。

体調不良や怪我

体調不良であまり外出できない、という理由で断りを入れるのも良いでしょう。

ラインの場合、

『今、ちょうど風邪を引いていて、ちょっと参加は難しいから不参加で。』

『足を怪我してしまい、あまり動けないので、今回は不参加でお願いします。』

 

等、相手が納得するように返信すればよいでしょう。

ハガキの場合、

幹事お疲れ様です。

体調を崩している為、欠席させていただきます。

 

このように書けば、大丈夫です。

旅行にいく

旅行にいくから参加できない、というのも断る理由になります。

注意点として、

『誰と行くかは言わないようにする』

これを守るようにしましょう。

下手に勘繰られると、厄介なことになりかねません。

ラインの場合、

『ちょうど旅行に行く予定があるから、不参加で。』

『旅行でしばらくいないから、今回は不参加でお願いします。』

 

等、相手が納得するように返信すれば大丈夫です。

ハガキの場合、

 

幹事お疲れ様です。

長期不在の為、欠席させていただきます。

 

このように書けば、大丈夫です。

同窓会の欠席時のはがきの書き方は?

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同窓会を断る際の、はがきの書き方については先程紹介しましたが、あくまで簡略化して書いたものになります。

しっかりとした内容で書きたいという人は、これから紹介する内容を参考にしてください。

所用で参加できない場合

今回は、わざわざお声かけいただき誠にありがとうございます。

残念ですが、どうしても外せない所用があるため欠席させていただきます。

同窓会が盛況のうちに終わることをお祈りしております。

 

冠婚葬祭の場合

 

この度は、同窓会へのお誘いありがとうございます。

誠に私事ではありますが、親族の結婚式に参加するため、今回は欠席させていただきます。

今後、また機会があるときに、お誘い頂ければ幸いです。

次にお会いできる日を楽しみにしております。

 

遠方に住んでいる場合

幹事役、本当にご苦労様です。

現在遠方に住んでいるため、すぐに帰省することができません。

残念ですが、またの機会に参加させていただきます。

同窓会の盛況を、心からお祈りしています。

 

体調不良や怪我の場合

同窓会にお誘い頂きありがとうございます。

現在、体を悪くしているため参加することができません。

懐かしい皆さんにお会いできないのはとても残念ですが、別の機会がありましたら、お誘い頂けると幸いです。

 

旅行に行く場合

 

同窓会のご案内、本当にありがとうございます。

ぜひとも参加したいところなのですが、以前から予定していた旅行で、家を離れるため参加できません。

せっかくお誘い頂いたのに、大変申し訳ありません。

機会がありましたら、またお誘い頂けますよう、よろしくお願い致します。

 

まとめ

『同窓会に行かない・行きたくない理由と断り方!欠席時のはがきの書き方は?』、いかがでしたか?

今回のまとめとしては、

『同窓会は参加するしないは自由であり、行かない場合もしっかりと断りを入れれば問題ない』

ということがいえるでしょう。

同窓会に行かない理由は、ひとそれぞれです。

ですが、参加することで不快な気分になるくらいなら、参加しない方がよいでしょう。

一言しっかりと断りを入れれば、特に問題になるようなことはありません。

何か言ってくる可能性もあり、変なウワサを流す人もいるかもしれませんが、そんな人とは縁を切って然るべきです。

自分で判断して、断るときはしっかりと断るようにしましょう。

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