ほおずきの笛の作り方・吹き方を徹底解説!どんな音がなるの?

夏によく見かける植物に、

『ほおづき』

というものがあります。

お盆の日に、

『仏壇に飾られている』

ことが多い、有名なものですよね。

ですが、このほおずき、実は、

『笛を作ることが出来る』

ということを知っているでしょうか。

そこで、今回は、

『ほおずきの笛の作り方』

について紹介します。

知らなかった人は、参考にしてみてください。

目次

ほおずきの笛の作り方は?

ほおずきの笛は、作るまでにコツがいるものです。

まずは、次の動画を見てください。

この動画では、

『ほおずき笛を作るまでの過程』

が示されています。

ですが、最終的に、

『上手く吹くことが出来ない』

まま、終了してしまいました。

これは、

『作り方は合っていても、その後がダメ』

なので、こうならないようにしましょう。

必要なもの

ほおずきの笛をつくるために、必要なものは、

  • ほおずきの実
  • つまようじ(あっても良い)

 

くらいです。

基本的には、

『ほおずきの実だけあれば、つくることは可能』

なのですが、動画のように、上手く行かないこともあります。

この場合は、

『つまようじ』

を使うことになるので、用紙しておくことをおすすめします。

手順

手順としては、

  1. ほおずきの皮を剥く
  2. 中にあるほおずきの実を、まずは揉み込む
  3. 柔らかくなってきたら、中身ごと、ゆっくり引き抜く
  4. 出来れば、残った中身をかきだす

 

となります。

注意点としては、

『ほおずきの実を破れないようにする』

ということです。

ほおずきの実は、笛を作る過程で、

『かなり破れる確率が高い』

ものです。

特に、実の中身を取り出す際は、

『細心の注意を払って、ゆっくり取り出す』

必要があるでしょう。

破れたらそれまでなので、十分に注意をしてくださいね。

ほおずきの笛の吹き方は?

ほおずき笛の作り方について紹介しました。

次は、実際に笛を吹く方法ですが、次に動画を見てください。

少しアップが大きいため、見にくいかもしれませんが、

『音が出ているのを聞き取れる』

と思います。

笛というからには、

「もっとはっきり聞こえる」

と思っている人もいるでしょうが、そこまではっきりとは鳴らないものです。

ほおずきの笛は、

『昔からの遊び道具』

として、伝わっているものなので、そこはご了承ください。

音としては、笛というより、

『空気が抜けるような音』

が出ています。

その為、想像していた音ではないかもしれませんね。

それでも、上手く吹ける人は、

『綺麗な音を出すことが出来る』

こともあります。

しっかりと、ほおずきの笛を吹けるようになりたいなら、

『練習を積み重ねる』

しかないでしょう。

ほおずきは、お盆で飾るもの以外を使う

引用元:https://pixabay.com

ほおずきの笛について、紹介していきました。

昔からの遊びなので、家族でやってみるのも良いでしょう。

ですが、覚えておかなかければならないこととして、

『お盆で飾るほおずきは、使わない』

というものがあります。

お盆で飾るほおずきは、先祖の魂そのもの

お盆には、仏壇にお供え物をすると思います。

地方によって、それぞれ風習が違うこともありますが、基本的に、

『ほおずきは、ほぼ必ず供えられている』

でしょう。

ですが、これは単に、

『夏の植物だからお供えしているわけではない』

ことを覚えておかなければなりません。

ほおずきは、漢字で、

『鬼灯』

と書きます。

鬼は、

『亡くなった人』

を表しており、意味としては、亡くなった人の提灯となるのです。

お盆の間、ご先祖様が家に帰ってくると言われていますが、このとき、

『鬼灯の中が、ご先祖の家』

となっています。

その為、お盆の期間は、

『お供えしている鬼灯は、潰さないようにする』

必要があるのです。

言ってみれば、

『人の住んでいる家を潰す行為』

になるということですね。

罰当たりも良いところなので、間違っても使わないようにしましょう。

どうしても、お盆に、ほおずきの笛を作りたいなら、

『お供え用とは別に購入する』

ようにしてくださいね。

ほおずきはどこで買えるの?

ほおずきの笛や、お盆のマナーについて紹介しました。

最後に、

『ほおずきはどこで買えるのか』

についても紹介しておきます。

フランスの種 食用ほおずき

VILMORIN社-フランスの種 食用ホオズキ・Coqueret du Perou[V-750]

ほおずきは、飾り用と思われているかもしれませんが、

『食用』

としても、使われています。

そして、ほおずきの笛を作りたいのであれば、

『飾り用よりも、食用』

を使った方が良いでしょう。

先程、紹介したとおり、

『ほおずきの笛作りは、失敗しやすい』

ものです。

ですが、失敗したものを捨てるのはもったいないので、出来れば、

『食べながら作る』

ようにすれば、無駄がなくて済むのです。

とは言っても、食用ほおずきは、なかなか販売されていないため、

『自分で作ってしまう』

方が早いと言えます。

もし、自分でほおずきを作りたいと思ったら、

『食用ほおずきの種』

を使ってみてくださいね。

まとめ

『ほおずきの笛の作り方・吹き方を徹底解説!どんな音がなるの?』、いかがでしたか。

今回のまとめしては、

『ほおずきの笛は、作るのが少し難しい』

ということが言えます。

ほおずきの実は、感触的には、

『トマトのようになっている』

ため、皮が破れやすくなっています。

その為、力を入れすぎると、

『皮がすぐに破れて、笛が出来なくなる』

のです。

慎重に扱って、笛を作ってみてくださいね。

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それでは最後まで読んで下さりありがとうございました。

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