ジャケット・コートのサイズの38・44・46・48などの目安は?

ジャケットやコートを買おうとした時、サイズの表記の意味がわからず、困った経験はありませんか?

「S」「M」「L」なら分かりますが、「38」「44」「46」「48」などの数字が書いてあると、「これ、どんな大きさなの?」と戸惑ってしまいますよね。

前のコートが「44」だったから、次も「44」を買ったらサイズが全然違った!ということもあり得ます。

最近はネットショッピングをする機会も増え、実際に手に取って確かめられない時、サイズの知識はとても役に立ちます。

そこで本記事では、メンズのジャケットやコートのサイズについて、ご紹介していきます。

数字のサイズが書いてあった時、どれくらいの大きさなのか判断するために、ぜひ参考にしてください。

目次

なぜ色々な表記があるのか?

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サイズの表記が全部「S・M・L」に統一してくれたら、困る事もないですよね。

そもそも、なぜサイズの表記が色々とあるのでしょうか。

サイズの表記の方法が複数ある理由は、服が作られた「規格」が違うからです。

「規格」とは、製品の寸法などを定めた基準のことです。

サイズは規格毎に定められており、同じ規格で作られた製品は同じサイズ表記になりますが、別の規格で作られた製品は、その規格のサイズ表記が使われてしまいます。

もっと具体的に言えば、「38」「44」などの数字のサイズ表記は、海外の規格の表示なんですね。

よって、これらのサイズ感を知るには、私達の身近なサイズ表記である「S・M・L」に変換して考えてみなければなりません。

 

基準となる日本のS・M・L

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海外の規格との比較をする前に、基準となる日本のサイズ表記の意味も、念のためにおさらいしておきましょう。

日本のサイズ表記は、JIS規格(日本工業規格)で定められたものになります。

大まかに言うと、以下のような基準になっています。

  S M L
身長 155~165 165~175 175~185
胸囲 80~88 88~96 96~104

こうしてみると、同じ「M」表記でも、結構な幅がありますよね。

身長166cmと174cmは、かなり大きさが違うように思いますが、JIS規格上はどちらもMサイズとなっています。

メーカーや商品によって、同じ「M」などのサイズでも、着てみるとサイズ感が違うのは、JIS規格におけるサイズの幅が理由にもなっているんですね。

とは言っても、これが日本の「S・M・L」のサイズとなりますので、海外サイズとの比較をする上での基準となります。

 

JIS規格の他のサイズ表記

また、この他にもJIS規格には、さらに細かいサイズ分類があります。

同じ身長の人でも、がっちりめや瘦せ型などの体格を考慮し、10種類のサイズ表記を定めているのです。

「それはとても便利だね!」と思うかもしれませんが、このサイズ表記が実際に商品に使用されているかというと、あまり見かけません…。

(MYとかLYとかPBなどのサイズ表記、皆さん、ほとんど見たことがないですよね?)

結局は、馴染みの深い「S・M・L」などの表記が最も多く使われています。

よって、これを基準として海外のサイズ表記と比較をしてみましょう。

 

38・44・46・48などとの比較一覧

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それでは、日本の標準サイズ表記である「S・M・L」と、海外のサイズの比較一覧をご紹介します。

一口に「海外の規格」と言っても、各国によって規格が異なります。

今回、日本のサイズと比較するのは、よく見かける「アメリカ」「イギリス」「イタリア」「フランス」のサイズ表記です。

日本 S S~M M M~L L L~XL
イタリア 44 46 48 50 52 54
イギリス 34 36 38 40 42 44
アメリカ 34 36 38 40 42 44
フランス 38 40 42 44 46 48

このような関係になっているんですね。

念のために補足しておくと、イギリスとアメリカは、サイズ表記の数字が同じになっています。

この表を参考にすれば、海外のサイズ表記がされていても、大まかな目安がわかりますね。

例えば、Mサイズの人の場合、イタリアサイズであれば、46~50くらいが目安となります。

イギリス/アメリカサイズであれば、36~40ですね。

また、覚えにくければ、ざっくりと「Mは38くらい、Lは42くらい」と覚えておくのもよいでしょう。

後は自分の体形に応じて、前後の数字のサイズを比較していくことができます。

日本のJIS規格でも同じ「M」に幅があったように、海外サイズでも「M」にあたる数字に幅があります。

それぞれの身長や胸囲などにより、ちょうどよいサイズを見つけてくださいね。

もちろん、繰り返し述べているように、商品によってサイズ感が若干異なりますので、あくまでこの表の数字は目安だと思っておきましょう。

 

その他のサイズ表記

他にサイズ表記として気を付ける点として、同じ「S・M・L」表記があったとしても、国際基準である場合があります。

国際基準のサイズ表記にも「S・M・L」の表し方がありますが、やっぱり日本のサイズ表記とずれています。

全体に日本のサイズより大きくなっているので、その表記を信じて買ってしまうと、だぼだぼになってしまう可能性がありますよ。

以下に、国際基準と日本のサイズのおおよその比較表を載せておきます。

日本 S M L LL 3L
国際基準 XS S M L XL

特に海外の商品を買う時には、「S・M・L」のサイズ表記に注意してくださいね。

サイズ選びを失敗しないポイント

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どんなにオシャレなデザインの服でも、サイズがあっていないと台無しになります。

服のサイズは、あなたの印象を決めるとても重要なもの。

そのサイズ選びで失敗しないポイントを、ご紹介します。

試着の経験を積む

まず、実店舗で買う場合は、必ず試着しましょう。

上記のサイズ対応表を参考にすれば、おおまかなサイズは判断できますが、個々の商品によって細かいサイズ感が違うため、結局は着てみるのが一番です。

試着を繰り返すことにより、自分にフィットするサイズ感もわかってくるので、特に服選びが苦手な人は、まず試着の経験を積みましょう。

自分にサイズが合っているのかどうか分からない場合、思い切って店員さんにアドバイスを求めるのも良い手です。

もしも店員さんに聞くのが嫌なら、「きつめ」や「ゆったりめ」など、あえて様々なサイズを試して、着心地や見た目を確認してみるとよいでしょう。

 

肩幅や身幅のサイズ感にも気を配る

特にジャケットにおいては、肩幅と身幅にも気を配りましょう。

この二つがあっていないと、シルエットが非常に残念な事になってしまいます。

サイズ感を丈の長さだけで見ていると、この二つを見落としがちです。

同じようなサイズのジャケットで迷った場合、身幅や肩幅を重視して比較するといいでしょう。

 

ネットショッピングの場合、返品対応を調べておく

インターネットショッピングの場合、試着をすることができませんね。

この場合、返品対応をちゃんとしてくれる店、もしくは返品できる買い方を選ぶことが大切です。

実際に商品が届き、袖を通してみてダメであっても、返品が可能であれば怖がらずに注文できますね。

また、インターネットショッピングで買う方こそ、買い物のついでなどに、色々な服の試着の経験を積んでおくとよいでしょう。

そうすれば、素材や形などから、ある程度の着心地が想像できるようになります。

まとめ

今回は、ジャケットやコートのサイズについて、ご紹介しました。

おしゃれな海外製の服を買おうと思う時に必要な知識となりますので、しっかりと覚えておきたいですね。

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メンズ・レディースそれぞれ持っておきたいおすすめコートの紹介はこちら

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうござました。

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