暑い夏季の時期にかき氷やアイスクリームを食べる時の幸せってたまらないですよね。
かき氷やアイスクリームが美味しい季節ですが、一度はかき氷を食べている時に頭が「キーン」と痛みを感じた経験あるのではないでしょうか?
せっかく美味しいかき氷を食べているのに頭が「キーン」となって辛い思いするのは嫌ですよね。
実は頭が痛くならない方法がありました。
- かき氷を食べると頭が痛くなる原因は?
- かき氷を食べても頭が痛くならない方法は?
- かき氷を食べて頭が痛くなってしまった時に直す方法は?
- そもそも痛くならないかき氷がある?
- かき氷は頭が痛くなるのにアイスクリームは痛くなりにくいわけは?
をまとめてみましたので参考にして下さい。
目次
かき氷を食べると頭が痛くなる原因は?
かき氷を食べた時に頭が痛くなってしまう事を「アイスクリーム頭痛」と言います。
国際頭痛分類第3版では、冷たい物の摂取または冷気吸息による頭痛という正式な病名となっているのです。
アイスクリーム頭痛とは?
かき氷やアイスクリームなどの極端に冷たい物を食べた直後に数秒発生する頭痛の事をいいます。
約20~30秒くらいこめかみが刺さるような痛みや脈打つ痛み、脳が凍るような痛みを感じる方と様々ですが、国際頭痛学会では「寒冷刺激による頭痛」と分類されています。
アイスクリーム頭痛による研究はされていますが、発症メカリズムなどの解明は進んでいません。
- 冷たい物が口の中に入った際に口の中の温度が急激に低下し、身体の防衛反射から体温を上げようとさせようとする為に血管が拡張し、血液を一時的に増やそうとする事から一時的に脳の炎症が起きている
- 冷たい物が口の中、のどを通過した時に三叉神経が刺激されその時に発生する伝達信号を脳が勘違いし関連痛により頭痛が起きる
かき氷を食べると口の中が急激に温度が低下し、温度を上げなければ!という身体の防衛反射が働きます。
体温を上げようとした時に血管を拡張させて一時的に血流を増やし、その事により脳の血管に一時的な炎症を起こ頭が痛くなってしまうのです。
また、本来冷たいものがのどを通れば「口が冷たい」となるはずが、三叉神経が刺激された事で脳が誤った認識をし冷たさではなく、痛みと錯覚してしまった事が原因で頭痛を起こしてしまうようです。
あくまでも上記の2つは説とされており、しっかりとした医学的にわかっていないとされています。
かき氷を食べても頭が痛くならない方法は?
ゆっくり食べる
かき氷を食べた時に頭痛になってしまうのは、早く食べてしまう方が多いです。
のどをかき氷が通過した時に溶けてしまっている状態なら三叉神経を出来るだけ刺激させないように食べることでアイスクリーム頭痛を起こしにくくなります。
かき氷をがっつくように早く食べると身体がびっくりしてしまうのでゆっくり食べる事をおすすめします。
かき氷と同時に温かい物を飲む
かき氷を食べた時に口の中が急に冷えてしまう事で頭痛を引き起こしてしまうなら、かき氷を食べながら温かい飲み物を飲めば三叉神経を刺激するのを防げるので頭痛になりません。
かき氷を食べて頭が痛くなってしまった時に直す方法は?
おでこに冷たい物を当てる
一番簡単な方法は、かき氷を食べていて、頭が痛くなってしまったら、おでこに今現在食べているかき氷の器をおでこに当てると自然に痛みが引いていきます。
痛みを感じる神経を冷やすことで痛みの信号を消すことが出来る事からTVでも紹介されるほどの有名な方法なので試してみて下さい。
温かい飲み物を飲む
温かい物を飲んで口の中を温めると頭痛は解消されます。
口の中が冷えた事による血管が拡張してしまう事で頭痛を起こしてしまうのであれば、頭が痛くなったら温めるのが効果的です。
首を温める
上記でも紹介したように口が冷えてしまった事で血管が拡張してしまった事による頭痛は血管を収縮する必要があり、収縮させる為には、頭部を冷やし、首元は温めるのが一番有効的だと言われています。
そもそも痛くならないかき氷もある?
ふわふわなかき氷
ふわふわなかき氷の特徴は、不純物が少ないので固い氷が出来上がり、固い氷は細かく削る事が出来、ふわふわなかき氷が完成します。
細かく削れる氷は表面積が多く、口の中に入れた瞬間溶けるスピードが早くなります。
ふわふわしたかき氷は、のどを通過する時にスーと自然に溶けていくので、三叉神経を刺激する事がないので頭が痛くなりにくいです。
不純物とは?
水の中には水以外のミネラルや空気が含まれており、水以外の物質を不純物と言います。
天然氷は冷凍氷より冷凍されるスピードがゆっくりな為、不純物取り除く作業が十分に出来るので不純物が少ない状態で氷が出来上がります。
天然氷を使用したかき氷
天然氷と冷凍氷ではかき氷として提供される時の温度が違い、冷凍氷は天然氷より冷たく、アイスクリーム頭痛が起こりやすいのです。
温度が17℃以下の冷たい刺激が脳に送られ頭痛を感じる仕組みとなっているので、冷凍氷より天然氷の方が少し温度が高いので頭痛が起こりにくいという事です。
かき氷は頭が痛くなるのにアイスクリームが痛くならないわけは?
まず、かき氷を食べた時に頭痛が起きる原因は上記で説明したように、冷たいかき氷がのどを通過した時に酸三叉神経が刺激され、その際に発生する伝達信号を脳が勘違いしてしまい関連痛として頭が痛くなってしまうのです。
関連痛とは?
痛みとなる原因が生じた部位と異なる部位に痛みを感じる事です。
かき氷を食べ、咽頭神経が刺激する事により発生した信号を後頭部に痛みを誤って認知してしまうのです。
かき氷はアイスクリームと比べのどを通過する時に流し込みやすく、より三叉神経を刺激してしまうのだと考えられます。
また、アイスクリームはかき氷と比べて温かいので頭痛が起きにくいのではないでしょうか?
まとめ
- かき氷を食べると頭が痛くなる原因は?
- かき氷を食べても頭が痛くならない方法は?
- かき氷を食べて頭が痛くなってしまった時に直す方法は?
- そもそも痛くならないかき氷がある?
- かき氷は頭が痛くなるのにアイスクリームは痛くなりにくいわけは?
についてまとめまてみました。
かき氷を食べた時に頭が「キーン」となってしまう頭痛はアイスクリーム頭痛という正式な病名がありました。
頭痛が起きてしまう原因は、
- 冷たい物が口の中に入った際に口の中の温度が急激に低下し、身体の防衛反射から体温を上げようとさせようとする為に血管が拡張し、血液を一時的に増やそうとする事から一時的に脳の炎症が起きている
- 冷たい物が口の中、のどを通過した時に三叉神経が刺激されその時に発生する伝達信号を脳が勘違いし関連痛により頭痛が起きる
上記については説だといわれ、発症メカリズムについては未だ解明されていません。
美味しいかき氷を食べているのに食べている度に頭が痛くなったら辛いですよね。
アイスクリーム頭痛にならない為にはかき氷をゆっくり味わって食べるのが一番効果的だと思われます。
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最後まで読んで下さり、ありがとうございました。