クラゲには目があるの?目がある理由や場所・数・視力など徹底解説

もしも突然、「目(眼球)が無さそうな生き物は?」と聞かれたとしたら、
皆さんはどの生き物を思い浮かべますか?

私の場合、まず第一にクラゲが思いつくのですが、
皆さまはいかがでしょうか?

考えてみれば、クラゲって不思議な生き物ですよね。

目どころか、口もなさそう、脳や内臓なんかももしかしたらないのかも…
わからないことだらけでした(笑)

そこで、今回はクラゲについて、本当に目がないのか、
それとも何か別のものがあるのかなどなど、
探っていきたいと思います。

クラゲには目がある?どこにあるの?


引用元:https://pixabay.com

結論から申し上げると、クラゲにも目はあります。

「えっ、どこに?」と思った方もいらっしゃると思いますが、
クラゲは、実際に目を持っているというより正確に言うと、
『目に相当する感覚器官』を備えているのです。

ではその目はどこについていると思いますか?

実は、触覚の根元にあるにあります。

より正確に言うと、傘の縁の部分に、
小さく丸くて黒い点のような目が
びっしり約16個配置されているんです。びっくりですよね!

さらに言うと、触手の先端についているものもいれば、
目がないものもあります。

目が最も発達しているのは箱虫網というクラゲ

『箱虫綱』と書いて『はこむしこう』と読みます。

『綱』とは、生物学上の分類名だそうです。

その中に『箱虫』というカテゴリーがあるということですね。

傘が四角い箱のような形をしているのが、名前の由来なんだとか。

Twitterのクラゲは、その一種であるハコクラゲ(箱水母)と呼ばれるクラゲです。

半透明のきれいな見た目をしていますが、お気を付けください。

こいつには、一度刺されると致命傷になりかねない猛毒があるんです!

どうかお気をつけて!(ただし生息地域がカリブ海なので日本国内にいる限りは海でいつの間にか触れたなんてことはないかと思います。)

余談はこのくらいにして(笑)
このクラゲ、こう見えて実はすごいやつなんです!

実は、先ほどから紹介しているクラゲの目なんですが、
このクラゲの場合、さらに優秀な機能を備えているんです。

優秀すぎてかっこいい名前までついちゃってます。

その名も『ロパリウム』

この『ロパリウム』がどれほど優れた機能を持っているかについては
次の章で述べていきますね。

クラゲの目はどのような役割があるの?

クラゲは、地球上で初めて『目』を持った生物だった


引用元:https://pixabay.com

そもそも、目という器官は、
今から約5億年前にクラゲ(のような生物)が
初めて獲得したものだったのです

目を持っていなさそうなクラゲが、実際には元祖であったとは、
重ね重ねびっくりですね。

なぜクラゲが元祖か、、、
答えは、後述する現在のクラゲの目の能力を見ていくことでわかるかもしれません。

クラゲの『目』の主な役割とは、光を感知することである


引用元:https://pixabay.com

海の中で漂っているだけのクラゲになぜ光を感知する能力があるのか。。。

これは、前述した『クラゲのような生物』の生誕に秘密があります。

もともと、生物の起源となったのは、原始生物と呼ばれる生命体でした。

この原始生物の体内に、
ある時偶然、植物プランクトンの遺伝子が入り込んだのです。

このプランクトンは植物由来であるため、
光を浴びることで酸素を作り出す機能を備えていました。

いわゆる光合成ですね。

つまり、光合成のために光を感知する能力をそなえたプランクトンが、
生命体の大先祖である原始生物と合体して生まれた(進化した)のが、
前述した『クラゲのような生物』だったわけです。

現在のクラゲの『目』に光を感知する能力があるのは、
この名残と言えるでしょう。

では、実際には感知するだけで特に何か役立っているわけではない?
とか思って方もいるかもしれませんが、、、
実際には、非常に重要な役割を担っています。

クラゲの中には、単体ではエネルギーが足らず生きていけないために、
海中の共生関係にある種類がいます。

例えば、逆さクラゲやタコクラゲなど。

これらは自身に藻を寄生させる代わりに、
藻が作り出すエネルギーを分けてもらっているんですね。

藻は植物ですから、生存しエネルギーを作り出すためには
光を浴びなければなりません。

そこで、クラゲは自身の目で光の当たる領域を感知し、
藻と一緒にそこまで移動するわけです。

まさに、運命共同体ですね!

お互いのいいところを相手に与えあうウィン-ウィンな関係、、、
素晴らしいですね!

クラゲ界最強の目『ロパリウム』の能力

一般的なクラゲにも目があり、それは飾りでもなんでもなく、
実利を踏まえたものであることはすでに述べました。

ただし、ハコクラゲの『ロパリウム』はこれだけにとどまりません。

そもそも構造からして、他のクラゲの『目』とは一線を画しています。

まず、『ロパリウム』というのは総称であり、
役割ごとに6種類の眼に分かれます。

まず『上部レンズ眼』、および『下部レンズ眼』という目があります。

この2種類は、我々人間の眼と非常に構造が似ており、
ガラス体から網膜、角膜、虹彩まで備えた優れものです。

人間のものと似ているとはつまり、どういうことか、、、
そうです!視力があるかもしれないんです!

ハコクラゲは、あの海の中で、
目を開けたまま物体を視認できるかもしれないのです!!

すごいですよね!

ハコクラゲの視力については、またあとで詳しく述べますね。

その他、前述の2種類を挟むように、
『ピット眼』と『スリット眼』と呼ばれる眼が2つずつ配置されています。

合計6種。これが、箱型の傘の縁1辺にそれぞれついているため、
6種類×4辺=24個の眼を持っているということになります。

どうでしょう?クラゲに目があるのかなんて疑問は見事に消し飛びますよね(笑)

クラゲの視力はどれくらい?


引用元:https://pixabay.com

ではクラゲの眼の視力はどのくらいなんでしょうか。

調べた結果、物体を視認できるほどの視力はどうやらなさそうです。

ついでに、虹彩は存在し自由に調節もできるようですが、
色は認識しないようです。

あくまでも光の感知能力に特化した器官であるということですね。

傘の上にある丸いのは何?


引用元:https://pixabay.com

クラゲの眼の数は、一般的には16個、
ハコクラゲ類だと24個、であると既に述べました。

しかし、よくよくみてみると、クラゲの傘を上から見てみると何やら丸いものが見えますね。

例えば、写真のクラゲ。

パッと見ると、目のような丸いものが4つあるように見えますよね。

でも実は、これは目ではなく、
クラゲの『胃』(正確には胃と腸が合わさった『腔腸』)なんですね。

その周りの、ひらひらの筋のように見えるのはクラゲの『生殖腺』です。

体自体が半透明なので、内臓が透けてしまっているという、、、
ちょっとぞっとしないでもないですね(笑)

ちなみに、写真のクラゲは4つですが、まれに5つや6つもつクラゲもいるそうです。

レアなので、もし見つけられたとしたら、あなたは幸運に恵まれているかもしれません。

クラゲにも内臓ってあるんだ!じゃあ脳みそはあるの?


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クラゲに脳はありません

だから、クラゲに思考能力はなく、ただふわふわ浮いているだけなんですね。

ちなみに神経は通っています。

つまり感覚器官といういわばセンサーを使って得た情報を、
神経を通して全身に伝えて、
ただ反応しているだけということです。

考えずにただ反応しているだけ、、、
このあたりも、原始生物としての名残なのかもしれません。

他にたとえば、目のないクラゲとかはいるの?


引用元:https://pixabay.com

結論から申し上げますと、います

例えば、ウラシマクラゲというクラゲには『目』がありません。

その代わり、触手部分に感知する器官がくっついています。

その他、『目』ではなく、独自の平衡器官を持つものもいます。

じゃあクラゲには口はあるの?あるとしたらどこにあるの?


引用元:https://pixabay.com

クラゲの口は、傘の裏側の中心にあります

この口は、食べ物を入れる入口でもありますが、
実は胃で消化したものを排出する出口でもあります。

もう一度書きます。

クラゲの口は入口でもあり出口でもあります!

これまたびっくりですよね。。。

食べ物は、主に海中のプランクトンです。

触手に含まれる毒で麻痺させて捕獲する者もいれば、
口から直接吸い取るものもいます。

クラゲを見るのにおすすめの水族館は?

新江ノ島水族館

クラゲファンタジーホールクラゲの研究コーナー(クラゲサイエンス)といった、
クラゲ愛溢れる展示や催しが行われています。

クラゲ博士になりたいときはレッツゴーです!!

詳細

住所:
〒251-0035  神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1

TEL:
0466-29-9960

アクセス:
・小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」徒歩3分
・江ノ島電鉄「江ノ島駅」徒歩10分
・湘南モノレール「湘南江の島駅」徒歩10分

営業時間:

営業日 開館時間 閉館時間(最終入場)
4月1日~4月26日 9:00 17:00(16:00)
4月27日~4月29日 9:00 18:00(17:00)
4月30日~5月5日 8:00 20:00(19:00)
5月6日 8:00 18:00(17:00)
5月7日~11月30日 9:00 17:00(16:00)
12月~2月 10:00 17:00(16:00)

公式HP新江ノ島水族館

クラゲドリーム館

加茂水族館山形が誇る『クラゲドリーム館』!

一面ガラス張りの『クラネタリウム』など幻想的な空間で、
クラゲのすべてを楽しみつくせます。

詳細

住所
〒997-1206 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1

TEL:
0235-33-3036(営業時間内)

アクセス:
・飛行機:全日空 羽田空港~庄内空港・・・約1時間
※庄内空港から水族館まで直通の公共交通機関はありません。

・鉄道:JR東京駅~JR鶴岡駅・・・約4時間、JR新潟駅~JR鶴岡駅・・・約2時間

・車:東京都より約480km 約6時間30分(有料道路優先)

・バス:湯野浜温泉行き(加茂経由JR鶴岡駅より約30~35分「加茂水族館」下車すぐ

営業時間:
通常 9:00~17:00

夏休み 9:00~17:30  2019年:7月27日(土)~8月18日(日)
最終入館 閉館30分前まで
公式HP:クラゲドーム館
飼育員ブログ:しずくの海洋日報

まとめ

クラゲには目があった!

普段知ることのないクラゲのあれこれ、知れば知るほど実際に自分の目で見たくなってきますよね(笑)

そんな方はぜひ上記の水族館に足を運んでみてくださいね!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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