春が近づいてくると、子供がいる人ならば、
『入学』
というイベントがあります。
そして、知り合いに入学を控えた子供がいれば、
『入学祝い』
を渡さなければなりません。
また、
『逆にもらうこともある』
ので、お返しを考えなければなりません。
ですが、入学祝いを渡したり、お返しするとき、
『どのタイミングで渡せばよいか分からない』
という人もいるでしょう。
そこで、今回は、
『入学祝いの時期やタイミング』
について紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
入学祝いを渡す時期はいつがいい?
入学祝いといっても、
『いつの時期に渡すべき』
かを迷っている人も多いでしょう。
ですが、実際のところ、
『時期はそこまで気にする必要はない』
とされています。
基本的には、3月中に渡す
入学シーズンというのは、主に、
『4月』
となっています。
その為、お祝いを渡す時期については、
『入学する前まで』
というのが基本とされています。
ですが、早すぎても意味がないので、入学式がある前の、
『3月』
に、お祝いを渡すようにしましょう。
1週間前には、渡し終える
3月にお祝いを渡せば良いと紹介しましたが、
『出来るだけ、余裕を持って渡す』
ようにしましょう。
入学時期は、何かと忙しくなるので、
『渡しそびれる可能性』
も出てくるからです。
状況によっても違ってきますが、
『1週間前には、渡しておける状態にする』
ようにしましょう。
早すぎる時期には、お祝いを渡さない
入学が決まっているとはいえ、
『あまりに早すぎる』
のも、あまりおすすめ出来ないです。
お祝いというからには、
『相手の印象に残る時期に渡す』
ようにしなければなりません。
そうでなければ、
『やっつけ仕事』
と思われてしまうこともあるでしょう。
万が一、お祝いを渡す時間が取れない場合は、
『一言、言葉を添える』
ようにして、相手に不快感を抱かせないようにしてみてください。
入学祝いを渡す時期が遅れた場合は?
入学祝いを渡すことは、
『相手との友好を深める』
という意味でも、素晴らしいことです。
ですが、中には、
『入学祝いを渡しそびれる』
こともあるでしょう。
その際の対処方法についても、紹介します。
入学から一か月程度なら、そこまで気にせず渡して良い
入学祝いを渡しそびれても、
『入学からあまり時期が離れていない』
のであれば、あまり気にすることもないでしょう。
おおよその目安としては、
『1ヵ月以内』
が良いです。
その期間なら、入学祝いを渡す際、
『少し遅れてすみません』
など、一言添えてから渡すようにしてみてください。
あまり会う機会がなければ、何かの機会と一緒に入学祝いを渡す
入学祝いを渡そうとしても、
『会える時期が限られている』
場合は、入学までに渡せないこともあるでしょう。
また、入学から時期が経ち過ぎて、
『渡しづらい』
状況になることも考えられます。
そんなときは、
『他のお祝いと一緒に渡す』
ことも1つの方法です。
渡しやすい機会としては、
『年末年始でお年玉をあげるとき』
などがあります。
そのとき、入学祝いが渡せなかったことについて一言添えつつ、
『お年玉と一緒に渡す』
ようにしましょう。
他にも、何かしらのイベントがあれば、
『渡す機会が出来る』
ので、試してみてくださいね。
入学祝いを郵送する場合は?
入学祝いを直接渡せなくても、
『郵送する』
ということが出来ます。
本当は、直接渡せればよいのですが、
『やむを得ない理由』
で郵送になる人もいるでしょう。
このときに注意するべきポイントについても紹介します。
届く時期は、入学の2~3週間前までにしておく
入学祝いを届ける時期は、
『入学から2~3週間前』
を目安にしておきましょう。
入学シーズンは、
『準備することが多くなる』
ため、忙しいことが多いです。
その為、あまりにもギリギリの時期に送ってしまうと、
『相手に迷惑をかける』
こともあります。
余裕を持って郵送すれば、
『スムーズに入学祝いを渡せる』
ため、おすすめです。
受験がある場合は、相手に確認を取る
今の時代、
『小学生から受験を受ける』
こともめずらしくはありません。
その場合、
『相手に入学祝いを渡して良いかを聞いておく』
ことが重要になります。
もし、受験に失敗したりしていた場合、
『入学祝いが、相手を不快にさせる』
ことも考えられるのです。
知らずに入学祝いを郵送して、失礼に当たらないようにしましょう。
入学祝いを渡す相手は?
入学祝いを渡す場合、
『どの関係性の人にまで渡せば良いのか』
ということを考えることもあるでしょう。
この件についても、紹介していきます。
どの関係性まで?
入学祝いを渡す際、基本的には、
『身内や信頼する友人』
だけで良いでしょう。
あまり関係性がない人にまで入学祝いを渡しても、
『逆に相手が困る』
こともあります。
また、際限なく入学祝いを渡すにしても、
『費用がかかりすぎる』
ため、ある程度、渡す相手を絞っておくべきでしょう。
誰に渡すべき?
入学祝いを渡すとき、
『親と子供のどちらに渡すべきか』
ということを考えると思います。
子供のために、入学祝いを渡すのですから、
「子供に渡した方が良い」
と考える人もいるでしょう。
間違いではないのですが、ここは、
『親に渡す』
ことをおすすめします。
特に、現金を渡すのであれば、
『入学の準備をする親』
に渡した方が、有効に使うことが出来るでしょう。
子供に直接渡すと、
『後から、子供が親に貰ったことを確認される』
おそれがあります。
子供の立場としては、
『あまり親から聞かれたくない』
と考えることも多いとされています。
トラブルのもとにならないためにも、
『親に渡しておくのが無難』
と言えるでしょう。
入学祝いを渡す上での注意点
入学祝いを渡すに際しては、
『守っておいた方がよい注意点』
というものがあります。
先程も、入学祝いを親に渡すように紹介しました。
これも、注意点と言えます。
ですが、他にも注意点があるので、参考にしてみてください。
卒業と入学祝いの時期が近い場合は入学祝いを優先
子供が多い家庭は、
『卒業と入学がかぶる』
こともあると思います。
このとき、
『どちらのお祝いを優先すれば良いか分からない』
という人もいると思います。
このような事態になった場合は、
『入学祝いを優先する』
ようにしてください。
卒業は、見方を変えると、
『終わりを意味する』
ものです。
これに対して、入学は、
『新たな門出を意味する』
ため、縁起も良くなります。
その為、出来るだけ入学祝いを優先することをおすすめします。
卒業と入学祝いの時期が近くない場合に卒業祝いは要相談
入学が近くても、別の子供に関しては、
『卒業がまだまだ遠い』
という場合もあると思います。
その場合は、
『卒業祝いが必要かを相談する』
ようにしましょう。
中には、
『卒業と入学の両方でお祝いをもらうのは、申し訳ない』
と考える人も少なくありません。
相手に気を使わせる可能性もあるので、先に相談しておきましょう。
受験の場合は合格発表後に
入学祝いを渡す前に、
『相手が受験に合格しているかどうか』
を確認しておくことも重要です。
特に、高校・大学受験をする人は、
『浪人する』
可能性もあります。
そんな時に、入学祝いを渡しては、
『相手に対して失礼』
となります。
その為、
『受験に合格したかどうかの確認』
を必ず行ってから、入学祝いを渡すようにしましょう。
合格しても浪人する場合も
受験する人の中には、
『合格しても、浪人を選ぶ』
ということがあります。
志望校でない場合や、気が変わった場合など、
『自分の希望にそぐわない』
場合が当てはまります。
その為、
『本当に入学するのか』
を確認するようにしてから、入学祝いを渡すようにしておきましょう。
そうすれば、相手に不快感を与えることもなくなりますよ。
進学先がどこでも祝うべき
進学先がどこになるかは、
『相手の状況によって変わる』
のは、当然のこととなります。
ですが、どんな学校に入学するとしても、
『入学祝いは必ず行う』
ようにしましょう。
入学先によって態度を変えてしまうと、
『相手に対して失礼に当たる』
ため、気を付けておきましょう。
入学祝いをお正月に渡すのはあり?
入学祝いを渡す時期は、
『なるべく入学に近い方が良い』
とされています。
ですが、何らかの事情があって、
『お正月に集まったときしか渡せない』
こともあるでしょう。
そんなときは、
『事情を説明して、お年玉と一緒に渡す』
などすれば、特に問題はありません。
何も言わずにいると、
『相手に誤解を与える』
可能性もあるため、事情を説明するのは重要になりますよ。
入学祝いは大安に渡すべき?
お祝い事をする場合、
『大安』
が良いとされています。
ですが、今の時代は、
『あまり気にしていない』
という人の方が多いです。
その為、特に気にする必要はないのですが、
『出来れば、大安を選ぶ』
ようにしておけば良いでしょう。
大安を気にしない人が多いとはいえ、
『気にしている人もいる』
場合があり、その人にとっては不快に感じる可能性もあるのです。
無用なトラブルを避けるためにも、大安を選ぶようにすることをおすすめしますよ。
入学祝いの相場は?
入学祝いを渡すと言っても、
『どれだけ渡せば良いか』
は、あまり分からないと思います。
ここからは、入学祝いの相場についても紹介していきます。
孫、甥、姪など身内の場合
まず、孫、甥、姪など、
『身内の入学祝い』
を行う場合です。
このときの相場は、
『上の学歴になるほど、金額が上がる』
ようになっています。
詳細としては、
- 小学生:1~3万円
- 中学生:2~4万円
- 高校生:5~6万円
- 大学生:7~10万円
となります。
これは、あくまで目安ですが、
『これだけあれば問題ない』
とされているので、参考にしてみてください。
身内以外の場合
入学祝いを、
『身内以外に渡したい』
と考えている人もいるでしょう。
その場合は、
『相手が気を使わない程度の金額』
にすることが重要です。
金額で言うと、
- 小学生:3~5千円
- 中学生:3~6千円
- 高校生:5~8千円
- 大学生:7千円~1万円
あたりが、相場となります。
入学祝いを渡す前には、
『相手に確認を取る』
ようにしてください。
特にいらないという人もいるため、徹底して行ってください。
入学祝いを渡す上でのマナー
入学祝いを渡す際、
『最低限守るべきマナー』
というものが存在します。
守れていない場合、
『相手に不快感を与える』
こともあるので、しっかりと覚えておきましょう。
新札が基本
入学祝いに限らず、何かお祝い事がある場合は、
『新札を用意する』
ことがマナーとなっています。
新札を使うことで、
『相手にあらかじめ用意したお金と認識させる』
ことが、目的と言われています。
この意味がなくても、
『しわがついたお札』
を渡すのは、あまり良い印象を与えないのは分かると思います。
その為、しっかりと新札を用意しておきましょう。
熨斗(のし)袋の書き方
お祝い事に使われる、
『熨斗(のし)袋』
の書き方も、しっかりと行っておくことが重要です。
書き方としては、
- 表書き:『入学御祝』、『御祝入学』
- 中袋:住所・氏名・金額(漢字)
が基本となります。
身内に対しては、
『ここまでする必要はない』
かもしれないので、状況によって書き方を変えていきましょう。
入学祝いのお返しは必要?
入学祝いを貰うと、
『お返しが必要』
と考える人も多いでしょう。
ですが、入学祝いなどに関しては、
『原則、必要ない』
とされていることが多いようです。
お祝いを渡すこと自体、
『厚意で行っている』
ことであり、お返しする必要はないと考えられているようです。
ですが、
「どうしてもお返しがしたい」
と考えている人もいます。
また、地域によっても違いがあるので、
『お返しがしたい人はすれば良い』
と考えておけば大丈夫でしょう。
お返しの品としては、
以下のようなものがおすすめです。
お返しの品としては、
『食べ物や日用品』
が喜ばれるので、おすすめですよ。
入学祝いのお返しの時期はいつがいい?
入学祝いのお返しをすると決めた人は、
『いつお返しすれば良いか』
を考えると思います。
様々な意見がありますが、基本的に、
『1ヵ月以内』
を目安にお返しをすると良いでしょう。
あまり遅くなりすぎると、
『不自然に感じる』
こともあるので、早めの行動を心掛けておきましょう。
そのほうが、
『相手との信頼関係を築く』
ことが出来るようになりますよ。
入学祝いの相場は?
入学祝いを選ぶときは、
『どれくらいの相場で購入すれば良いか』
が分からないということもあると思います。
この場合は、
『相手に気を使わせない金額』
の範囲で、お返しを選ぶべきでしょう。
相場としては、
『3~5千円』
がおすすめです。
これ以上高くなると、
『貰う側が気を使う』
ことにもなりかねません。
これでは本末転倒なので、
『相手のことを考えた相場』
にしておくようにしましょう。
まとめ
『入学祝いの時期やタイミングは?遅れた場合の渡し方やお返しの時期を徹底解説』
いかがでしたか。
今回のまとめとしては、
『入学祝いは、時期や相手の状況を考えなければならない』
ということが言えるでしょう。
お祝いを渡すことは、
『相手に対する激励』
と同じ意味になります。
相手に喜んでもらうためのものであるにも関わらず、
『時期や状況を考えずに渡してしまう』
ことで、不快感を与えることにもなりかねません。
今回紹介した内容を参考にして、
『お互いに満足できる結果』
を出せるようにしてみてくださいね。
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それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。