秋のイベントといえば、お月見があります。
夏の暑さがやわらいで過ごしやすくなった頃、きれいな満月を眺めながら、お団子をつまめたら最高ですよね。
お子さんと一緒にお月見を楽しむなら、お月見にちなんだ工作をすれば、盛り上がること請け合いです。
保育園や幼稚園、地域の子ども会などの「お月見会」でも、製作遊びや飾り付け作りがあれば、思い出に残る会にできますよね。
特に保育園・幼稚園では、保育士実習生の方々が「お月見会」を担当することも多いはず。
もしかしたら、お月見会のアイディアで悩んでいませんか。
そんな時に使える「お月見会の製作遊びと壁面のアイディア7選」をご紹介します。
どれも、とっても簡単にできて、子どもと一緒に作る事ができるものです。
おおよその対象年齢も載せましたので、おうちや保育園などで、ぜひぜひ試してみてください!
目次
お月見会の製作アイデア1:うさぎの折り紙 2歳~
まずは、お月見の定番、うさぎの折り紙です。
小さなお子さんでもできる、簡単でかわいい折り紙うさぎですよ。
『簡単!折り紙うさぎの折り方』
対象年齢:2、3歳~
折り紙うさぎの折り方
1.折り紙を2枚用意する
2.一枚でうさぎの顔を折る。
3.もう一枚で体を降り、のりで二つをつけて完成。
こちらの折り紙は、はさみやカッターといった刃物を使っていないので、小さなおこさんでも安心してできますね。
顔の終盤の方で、何重かになった部分を折るときは、小さなお子さんだと力が弱いくて上手く折れないかもしれないので、手助けしてあげるとよいと思います。
たくさんの折り紙を用意するなら、こちらがおススメです。
お月見会の製作アイデア2:満月の折り紙 3歳~
続いても、お月見の定番、満月の折り紙です。
折り紙といっても、切り絵に近い感じで、とっても簡単です。
『折り紙 満月 月見 折り方 作り方』
対象年齢:3歳~
満月の折り紙の折り方
1.黄色の折り紙を四つ折りにする。
2.鉛筆で丸く下書きを入れる(ハサミできるための目印になります)
3.下書きにそって折り紙を切り、四つ折りを広げれば完成。
シンプルで、お月見と分かりやすいですよね。
大きさもあるので、壁飾りにもできそうです。
一点、気を付けていただきたのは、ハサミを使う点です。
対象年齢を「3歳~」としましたが、まだハサミの使い方を覚えていないお子さんは、気をつけてあげてくださいね。
とは言っても、切る部分はすごく少ないので、ハサミを使い始めたお子さんには良い練習にもなりそうです。
また自分でハサミを切らなくても、折りたたまれた四角い紙が、真ん丸のお月様になる様子にお子さんは喜んでくれるでしょう。
大きめの折り紙を使うと、迫力あるお月様が作れます。
大きめの折り紙は、細かなものでも作りやすくなるので、他の場面でも役立ちますよ。
お月見会の製作アイデア3:お団子の折り紙 5歳~
続いては、お月見の主役ともいえる「お団子」の折り紙です。
見た目にもしっかりとしていますし、大きさもあります。
「お月様」の折り紙とあわせて、壁飾りとするのもいいですね。
『折り紙 『お月見団子』の折り方』
対象年齢:5歳~
お月見団子の折り方
1.クリーム色の折り紙2枚と、茶色の折り紙1枚を用意する。
2.クリーム色の折り紙で、小さな四角を作る。
3.クリーム色の折り紙で、団子を折る。折った団子に小さい四角で作った団子を重ね、のりでつける。
4.茶色の折り紙で、団子の台をおり、二つを重ねて完成。
手順が多くて細かいので、対象年齢は少し高めです。
根気よく一緒に作業ができる子なら、もう少し小さくてもできるかもしれません。
途中、ハサミで「切り込み」を入れる部分もあります。
切りすぎてしまわないように、よく見てあげるよよいでしょう。
安全なプラスチック製の子ども用ハサミはこちら。
お月見会の製作アイデア4:すすきの折り紙 4歳~
秋の風景には欠かせない「すすき」の折り紙です。
こちらは、「折る」よりも「ねじる」事が中心となるので、折り紙が苦手というお子さんもやりやすいと思います。
『折り紙で「ススキ」の折り方』
対象年齢:4歳~
すすきの折り紙の作り方
1.折り紙を同じ方向に四等分するよう折り目をつける。
2.折り目にそって、四つに縦に切る。
3.切った折り紙の半分まで縦に切り込みを7〜8本入れる。
4.切り込みを一つ一つねじり、最後に全体を丸めてねじる。
とても簡単にできるので、たくさん作ってススキ原を作るのも楽しそうですね。
「ねじる」事がメインの折り紙ですので、机の上でなくてもできます。
みんなでワイワイしながら作れるので、どんな子でも楽しめますよ。
前半はハサミを使いますので、ハサミで切れ目を入れる手順まで大人がやってあげれば、もっと年齢の低い子でも作れますよ。
お月見の制作アイデア5:クラフト 折り紙 4歳〜
続いては、クラフト折り紙を紹介します。
お月様にうさぎ、団子にすすきまで、全部作れちゃいますよ。
『クラフト折り紙十五夜お月さまウサギのお月見』
対象年齢:4歳〜
十五夜お月様ウサギのお月見の作り方
1.白い紙とピンクの紙からうさぎの各部を切り取り、のりでつけて顔を書く。
2.茶色の紙で団子台を、白の紙で団子を切り取り、それぞれ組み合わせてのりでつける。
3.円筒に茶色の紙を巻いて花瓶を作り、ワイヤーと紙でススキを作る。
こちらは、切った部品を組み合わせて、背景の紙に貼っていくものなので、折り紙が苦手な子でもやりやすいですね。
お月見に必要な要素が全部揃っていますので、豪華な出来上がりとなるのも嬉しいですね。
細かい部品が多くなりますので、無くしたり誤飲したりしないよう、気をつけて見てあげてください。
お月見会の製作アイデア6:うさぎの紙コップ 5歳~
ここからは、折り紙以外の工作をご紹介します。
まずは、紙コップを使用した動くうさぎさんです。
『紙コップで歩く動物を作ろう!『トコトコどうぶつ運動会』
対象年齢:5歳~
紙コップで歩く動物の作り方
1.割り箸の先端を短く切る。
2.切った割り箸の先に輪ゴムを結ぶ。
3.糸巻きに輪ゴムを通し、先をボタンの穴に通す。
4.輪ゴムを切った長い割り箸に通す。
5.側面を丸く切った紙コップをかぶせて完成。
動くおもちゃは、お子さんの喜び方が違いますよね。
紙コップやゴム、ボタン、割りばしなど材料がいくつもありますので、対象年齢は高めです。
作業内容も細かいところがありますので、どうしても上手くできない部分は、大人が助けてあげてもよいかと思います。
材料の中にでてくるボビンとはミシンなどで使われる糸を巻く筒状の道具のことですね。
ボビン
お月見会の製作アイデア7:スポンジのうさぎ 4歳~
最後は、手で持って遊べる「スポンジうさぎ」です。
人形劇のようなかわいい見た目の工作ですよ。
『【季節の制作】簡単で可愛い♪劇でも大活躍 ぱくぱくスポンジ人形』
対象年齢:4歳~
パクパクスポンジ人形の作り方
1.スポンジの真ん中に定規で切り込みを入れる。(厚い部分は切らない)
2.スポンジを折り、ハサミで指を入れる切り込みを入れる。
3.目と耳をつけて完成。
スポンジを材料にしているので、遊んでも怪我の心配が少ないのもうれしいですよね。
最初にスポンジを半分に折る部分は、うっかり全部を切ってしまわないように気を付けてください。
またハサミを使いますが、切るわけではなく「切り込み」を入れるだけですので、お子さんが間違えないように注意する必要があります。
色や形を変えれば、うさぎ以外の動物もつくれそうですね。
まとめ+関連記事
今回は、お月見に関連したお子さんと一緒に楽しめる製作遊びを、ご紹介しました。
大人になると、お団子を食べるくらいのお月見ですが、子どもにとっては楽しい行事の一つです。
来年も楽しみにしてもらえるようよう、子どもたちの思い出に残るお月見にしてあげたいですね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。