ポリエステルのコートの特徴や洗濯方法!100%は毛玉もついて寒い?

冬のおしゃれの主役といえば、思い浮かぶのはコート。

お気に入りのコートがあれば、寒い日の外出も心が弾みますね。

今年の冬、みなさんはどんなコートを着たいですか?

デザインももちろんですが、暖かさ、機能性、お手入れがしやすいかどうか、なども重要ですよね。

冬のアウターとして便利な特徴を持ち、身近なコートで多く使われている素材であるポリエステル製のコート

本記事では、

  • ポリエステル製コートの特徴
  • ポリエステル製コートの洗濯方法
  • おすすめのポリエステル製のコート

などについて解説しています。

目次

ポリエステルコートの特徴

ポリエステル コート

シャツにスカート、ワンピース…ポリエステルはその便利な特徴から、様々な服の素材に使われています。

まずはポリエステル素材のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

ポリエステルコートのメリットとして

  • 「耐久性がある・型崩れしにくい」
  • 「水を吸いにくい・乾きやすい」
  • 「軽い」

が挙げられます。

寒い外に出るときに着込んだコートも、暖房の効いた電車の中では、脱いで手に持ちますよね。

電車を降りて外に出たらまた着て、会社についたらまた脱いで、、、

一日のうちでも、実は脱ぎ着の回数がとても多いのがコートです。
手に持っても軽く、何度も脱ぎ着するのに耐えられる耐久性のあるポリエステルは頼もしいですね。

また手荷物が多い時や、狭いお店に入った時など、コートをできるだけ小さくまとめておきたい場面はありませんか?

もししわになりやすい、型崩れしやすい素材のコートなら、小さくたたむのに抵抗を感じてしまいそうです。
その点、しわができにくいポリエステルのコートならば、気にすることなくぎゅっと小さくたためますね。

また外を歩いているとき、ちょっと雨がぱらつくこともあるかもしれません。

そんな時もポリエステルならば、神経質にならずにすみます。ちょっとした水気ならば吸水しませんし、うっすら濡れてしまってもすぐ乾きますよ。

デメリット

ポリエステルコートのデメリットとしては、

  • ウールやカシミヤ、ファーと比べて暖かくない
  • 毛玉ができやすい
  • 静電気が起きやすい

などが挙げられます。

空気の乾燥する冬には、静電気が起きやすいというのはちょっと困りますよね。

ポリエステル100%のコートは?

素材としてのポリエステルのメリット・デメリットを見てきました。

では、ポリエステル100%で作られたコートというと、どのような特徴があるのでしょうか。

100%のポリエステルコートは寒い?

100%のポリエステルコートは、デメリットのところでも触れたとおりウールやカシミヤなどの冬素材に比べるとどうしても暖かさの点で劣ります。

「軽く扱いやすくて水に強い」というメリットがあるため、「ウール90%、ポリエステル10%」など、他の素材と混紡してコートに使われることがあります。

ポリエステル100%となると真冬のコートというより、秋口、春先の防寒アウターに適していますね。

とはいえ最近暖かくなっている日本の冬、12月ならまだコートもいらない日もあるくらいなので、ポリエステルのコートの出番は多そうですね!

毛玉がつきやすい?

ポリエステルの特徴として気になるのが毛玉のできやすさ。

けれどもウールなどの天然素材であっても、使っていくうちにどうしても毛玉はできるものです。

着用時の工夫や洗濯方法で、できるだけ毛玉を作らないよう、気を付けたいですね。

下記にて、ポリエステルコートの洗濯方法を詳しく解説しています。

また衣類の毛玉全般の取り方・防止策は下記記事にて詳しく解説しています。

安っぽく見える?

様々な衣類に使われている合成繊維のポリエステルですが、天然素材と比べるとどうしても安っぽい印象を与えてしまう衣類が多いです。

しかし現在では、ポリエステル素材も様々に進化していて、高級な天然素材に劣らない見た目、質感のものも開発されています。

とはいえ、実際に値段もお安めのポリエステル製品、袖を通した時の高揚感が高級素材のものと一緒、、というわけにはいかないのも本音ですよね。

ただカシミヤ100%の高級コートではお手入れにも気を使いますし、毎日気軽に着るというわけにはいきません。

その点ポリエステル100%のコートであれば、洗濯も手軽にできるので、多少の汚れも気にせずに、さっとどこにでもはおっていけそうです。

とっておきのおしゃれコートは特別な時に、普段使いのコートとして一枚持っていると重宝するのが、ポリエステルのコートかもしれませんね。

冬にポリエステルのコートを着る場合はインナーを暖かくする

冬にポリエステル製のコートを着るときは、暖かいインナーを着用することをおすすめします。

暖かなインナーやセーターの上に軽やかなポリエステルのコートをはおれば、重いウールのコートを着込むより、暖かく、軽快に過ごすことができますね。

下記ではおすすめのインナーとセーターをいくつかご紹介いたします。

・レディース用の裏起毛カットソー

 

こちらは楽天で爆発的に売れているレディース用のカットソー。

裏起毛(うらきもう)とは、カットソーの裏側の毛がたっており、ふんわりとした肌触りになっている素材のことです。

柔らかい肌触りと保湿性が高いため、冬に人気なインナーの一つです。

・メンズ用のヒートテックインナー(3枚入り)

 

こちらは3枚セットのヒートテックのメンズ用のインナー。

こちらを下着として着用し、さらに暖かいニットなどを着用すれば、寒い冬でもポリエステルのコートでいけますね。

色はホワイトとブラックの2種類から選べます。

・男女両方着れるあったかニット

 

こちらは男女両方着れるニット。

コットン・ナイロン・スパンの3種類の生地でできており、薄手で軽いだけじゃなくしっかり暖かいニットになっています。

カラーも豊富にあるので、持っているポリエステルのコートにあった色を選ぶことができますね。

ポリエステルのコートを洗濯する方法

洗濯

ポリエステルの大きな特徴として、強い耐久性があります。

型崩れしにくく、洗濯しても傷みにくいのは、とてもうれしいですね。

洗濯ネットに入れる

たいていのポリエステルコートは、自宅で洗濯可能です!

ポリエステル素材は型崩れしにくい素材ですが、やはりコートはフォルムがきれいに保たれていることが重要なので、洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。

また、気になるのがポリエステルのデメリットである毛玉です。

毛玉の発生を防ぐために、ネットに入れる際はコートを裏返して入れるようにしましょう。

洗濯ネットがない場合はこちらがおすすめです。

 

こちらの洗濯ネットのLサイズは40×50でダウンジャケットも入るサイズです。

 

洗濯マークのチェックを

タグに下記のような「ドライ」、「手洗い」マークのあるものは、洗濯機の「ドライコース」、「手洗いコース」で洗ってくださいね。

・ドライのマーク

・手洗いのマーク
手洗い
引用元:http://www.d-materials.net

ポリエステルコートは自宅で洗濯可能なものが多いですが、中には、一緒に使われている素材やデザインの性質上、洗濯機不可のものもあります。

洗濯をする前に、タグをしっかりチェックしましょう。

脱水・乾燥

脱水は短時間にするよう心がけましょう。3分くらいまでがベストです。

何度も言うように毛玉ができやすいポリエステル素材。

なるべく、生地同士がこすれあうのを避けることが重要です!

また、乾燥の際は直射日光を避けて陰干しで、また太めのハンガーを使うなどして、色あせ・型崩れを避けましょう。

コートの洗濯というと、乾燥に時間がかかるのが気になるので乾きやすいというポリエステルの特徴はうれしいですね。

手洗いする時は

基本的に洗濯機での洗濯が可能なポリエステルコートですが、洗濯機でがんがん洗うのはちょっと…という方もいますよね。

そんな場合は、手洗いでお手入れしてあげましょう。

手洗いの場合は、バケツなど(コートの大きさによっては浴槽を使ってもOK)に中性洗剤を入れたぬるま湯を入れ、やさしく押し洗いします。

特にダウンコートなどは、詰め物を傷めないよう、やさしく洗いましょう。

ポリエステルの特徴に合ったお手入れ方法で、お気に入りのコートをいつまでもきれいに着たいですね!

おすすめのポリエステルコートを紹介

最後におすすめのポリエステルのコートをいくつか紹介したいと思います。

・レディース用のガウン風コート

 

こちらは大人っぽいガウン風のコート。

ポリエステルのコートは、安っぽい印象を与えがちですが、こちらのコートはそれがありません。

どんな服にはおっても、洗練されたこなれたスタイルが作れそうなスタイリッシュなデザインです。

手洗いコースで自宅洗濯できますよ。

・メンズ用のトレンチコート

 

こちらはメンズ用のトレンチコート。

表地は綿98%・ポリウレタン2%で、裏地はポリエステル100%の素材です。

薄手のトレンチコートなので、少し肌寒い春秋などにおすすめ。

もちろん暖かいインナーを着れば、冬にも着用可能です。

また、下記の記事では持っておいた方がいいおすすめコートを男女別に紹介しています。

まとめ

今回は、ポリエステルのコートについてまとめてみました。

色々メリット・デメリットがありますが、用途に合わせてうまくポリエステル製のコートも使っていきたいですね。

コートに関するこちらの記事もどうぞ。

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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