風水と言えば、よく知られている『ゲン担ぎ』ですよね。
占い好きな女性の方や、心配性な男性の方の中には、
金運アップや健康長寿などを願って始める人が多いのではないでしょうか?
特に、家を建てるときや、
立てた後のインテリアなど考える際には、
普段占いを信じない人も、ついつい気になってしまいますよね。
そこで今回は、インテリアの代表格である観葉植物、
中でもサボテンを使った幸運の招き方を探っていきたいと思います。
目次
観葉植物の持つ風水の意味は?
一般的には吉を呼ぶ
そもそも『風水』とは何かを一言で言うと、
『吉を呼ぶ、すなわち幸運になるための空間を作る考え方』
といえます。
その際考えるのは、『気』の流れをよくするということ。
我々が立っているこの大地には、目には見えないがはっきりと存在する『気』というものがあり、
その流れをよくすることによって、
自分に幸運を呼び込もうというわけです。
この流れが悪いと、本来自分に定められているはずの運が
本来の方向に流れず、
どんどん悪い方向に進んでしまう。
それを防ぎ、正しい流れに戻してあげることで、
本来持っている運をさらによく流れるようにしたい!
つまり、幸運になるため、というよりは、
今より良い運を捕まえよう!という考え方だということができますね。
では、気の流れをよくするにはどうすればよいかというと、
単純に物のおき場所を整えればいいわけです。
中でも観葉植物は、運気を上げるアイテムとして最も適していると考えられています。
自然のエネルギーを吸い取り成長していく生命体である観葉植物は、
手軽に始められて、自然と調和するおすすめの風水アイテムと言えるでしょう。
是非とも、正しい場所や方向に置き、きちんと育てることで、
マイホームに幸運を呼び込みましょう!!
トゲのあるものには要注意
ただし、観葉植物であればなんでもよいというわけではありません。
植物の品種や葉の種類、成長し伸びる方向など細かくルールがあります。
中でもトゲのようなとがったものは、
良い運も悪い運も寄せ付けず跳ね返してしまいます。
そのため、理想の置き場所は、玄関やお庭など外部と連絡する場所、
あるいはトイレなど気の流れが悪い場所だといわれています。
出入り口に配置することで、悪いものが入ってこないようにする、ということですね!
でもこれだけだと、悪い運ばかりか良い運も入れなくなってしまいます。
風水におけるサボテンの意味は?
そこで、サボテンの出番です。
ご存知の通りサボテンにも鋭いとげが無数に生えていますが、
実は、他にもすごい能力があるのです。
気を吸い取る
それは、周囲の気を果肉の中に吸い取りため込む、という能力。
悪い気を吸い込みすぎたサボテンは、枯れてしまうそうです。
「あれ?ちゃんと毎日お世話してたのに枯れちゃった!」なんてことがもしあったなら、
それは、そのサボテンが悪い気をパンパンに吸い切った、ということですね。
サボテンに限らず、きちんと丁寧に育てていた場合は、
枯れたとしても運気が下がることはないので、
安心して、新しい観葉植物をセットしてください!
むしろ、そうなるまで大事に育て上げたと、自信をもちましょう!
風水的にOKなサボテンの置き方は?
基本的には、屋外、もしくは屋内でも悪い気が集中する場所がおすすめです。
屋外(家の外)
屋外に置くことで、悪い気が近寄らないようにします。
近隣でのトラブルや事故など、マイナスな要素をマイホームに近づかせないようにするのです。
要は魔除けですね!
中でもおすすめなのは、中古住宅かもしくは賃貸住宅!
それも引っ越した直後が効果大です。
以前の住民が残していった悪いエネルギーを吸い取ってもらうことで、
安心して暮らしていけることでしょう。
職場のデスク周り
仕事内容にもよりますが、
基本的には、職場というのは程よい距離間と人間関係を保ちたい場所ではないでしょうか?
また、仕事や職場で悩んでいたり、やる気が出ない場合、
もしかすると悪い気が溜まってしまっているのかもしれません。
あまり親密な関係を望まないならば、
そして元気にハツラツと仕事がしたいならば、
サボテンをデスク周りに置いて、
悪いものを寄せ付けず、一掃しちゃいましょう!
トイレ
風水の世界において、
トイレはもっとも悪いものがよどみやすい場所の一つと言われています。
そこにサボテンを置くことで、悪いものを吸収し、または追い払うことで、
部屋中の気の流れを整えてしまいましょう。
トイレは屋内の空間の中で、唯一サボテンを置いてもよい場所だと言われています。
ただし、風通しが悪かったり、喚起していない場合、
せっかく追い払ったマイナスエネルギーが再び戻ってきてしまうので、
定期的に窓を開けたり、サボテンを外に出すなどして、
空気を入れ替えるようにしてみてください。
玄関、窓辺
屋内でサボテンを置いてよいのは、前述のとおり基本的にはトイレのみですが、
例外があります。
それは、鬼門(北東、南西)など悪い方向に向いている場所がとてもおすすめです。
悪い方向に向いていると、よくないものが玄関や窓という入り口から入ってきてしまうので、
サボテンを置くことで、その侵入をガードしてしまいましょう!
庭、ベランダ
屋外と同じ理屈です。
しかも、敷地内であるため、近隣の邪魔などになることもないでしょう。
当然屋外であるため、悪い気がよどむといったこともなく、
サボテンの吸収、跳ね返し能力を存分に発揮してもらえることでしょう!
その他、家の中の気になる場所
家の中に、どうもここにいると落ち着かないとか、気分が滅入ったたりする場所はありませんか?
もしかすると、そこにもよくないものが漂っているかもしれません。
そんな時は思い切ってサボテンを置いてみましょう!
跳ね返し能力が気になってしまいますが、
まずは吸収能力を活かして気持ちのいい空間を作り出すのも、
一つの手であると思います。
風水的にNGなサボテンの置き方は?
基本的に屋内はNGです!
その中でも、これだけはダメ絶対!な場所があります。
玄関、窓辺
ここでいう窓辺や玄関とは、よい方向(北西、南東)を向いているものを指します。
この方向は別名『開運の方向』とも呼ばれ、
幸運の入り口なのです。
ここにもしサボテンを置いてしまったら、、、
どうなるか、ここまで読んでくださった読者の皆様ならばおわかりですよね。
「鬼は外!福は内!」なはずの福が、外に跳ね返されてしまいます。
寝室
寝室は、風水の世界では重要な位置を占めます。
本来安らぎの場所である寝室は、よいものが溜まりやすいのです。
また、人間関係や恋愛の点からも、寝室は貴重な形成の場といえるでしょう。
そのような場所にサボテンを置くことで、
要らぬ距離が生まれ、不要なトラブルを招いてしまいます。
寝室にはサボテンは置かないようにしましょう!
台所、キッチン
台所やキッチンには、サボテンを置かないほうが吉です。
風水の世界では、火や水といったものを頻繁に扱う場所は、
気の流れが乱れやすくなると考えられています。
ただでさえ、家事など大事故の原因になりやすい場所なので、
できればラッキーがあふれる場所にしたいですよね!
トゲトゲなサボテンを置くことでラッキーを追い出してしまわないように、
台所やキッチンには置かないようにしましょう!
1人暮らしの部屋
1人暮らしの部屋というのは、暗いものです。
家族やパートナーと共に生活する部屋は笑顔にあふれた”陽”のイメージがありますが、
1人暮らしの生活にそれを連想するのは無理があるというものです。
少しでも明るく、よい運気で満たされるように、
サボテンは置かないのがベターです。
お店(特にカフェやレストランなど飲食店)
ご自分で飲食店など経営されている場合、
そこにサボテンは置かないことをお勧めします。
たとえ、他店と差別化を図ろうと考えた結果だとしても、です。
そのサボテンが、今後繰り返し来ていただけるかもしれなかった、
大事なお客さん候補を遠ざけてしまわないように。
枯れたサボテンの放置
せっかくいい場所に置いていたとしても、枯れていては意味がありません。
面倒だからとそのままにしていませんか。
せっかく悪い気をブロックし、使命を全うしたサボテンは、
是非とも感謝と愛情をもって供養しましょう。
そして、新しい、若くぴちぴちなサボテンを迎え入れましょう。
また、悪運が降りかからないように。
場所を気にせず置きたい場合はトゲなしのサボテンがおすすめ
トゲが、悪い気だけでなく良い気も寄せ付けない、という話をしました。
だから屋内には極力置かないほうがいいのです、と。
しかし、もしもどうしてもサボテンを屋内に置きたいならば、
トゲなしのサボテンを検討されるといいでしょう。
「えっ?そんなのあるの?」と思われた方もいるかもしれませんが、
実はあるんです。
詳しくは、おすすめのサボテンの項で詳しく話しますね!
サボテンは現在も品種改良がおこなわれ、その数は5000種類以上とも言われいます。
トゲがないものだけでなく、ミニサイズのものや花が咲くものまで多種多様です。
是非一度お花屋さんで実物をご覧になってくださいね!
サボテンの育て方は?
置き場所
基本的には、直射日光の当たらない、日当たりや風通しの良いところでOKです。
水分は、多すぎず少なすぎず、ちょうどよく湿度が保たれているのがベストなので、
最初は、置き場所を定期的に動かすなどして、
適した環境を感覚的に知っていくのがいいと思います。
鉢
サボテン本体よりも、少し大きめの方がベターです。
理由は、成長すると根詰まりを越したり、水のとおりが悪くなったりするから。
お花屋さんなどで購入した場合、最初から鉢に植わっているかと思いますが、
それより少し大きい鉢に、土と一緒に植え替えると、あとあとのお世話が楽になります。
素材はプラスチックよりも陶器が望ましいですね。
土
水はけと通気性の良い土がベストです。
要は、水分を多く含まない、粒の大きいものがいいでしょう。
花屋さんなどでは、サボテンなどの多肉植物栽培用の土が市販されているので、
検討してみてください。
水やり
サボテン栽培で最も気を使うべきは、
水やりの環境とタイミングです。
基本的に時季に合わせて、屋内か屋外かに移動させた後に、ちょうどよい量の水をあげてください。
気温や湿度が高い春や夏は、屋外で少量の水を。
気温が低く乾燥する秋や冬は、屋内で水をたっぷりとあげるとよいです。
とはいっても、もともと乾燥地帯に生息する植物なので、
基本的には少量で大丈夫です。
あげすぎに注意しましょう!
サボテンが枯れてしまったら風水的にどうすればいい?
サボテンの風水の意味の項でも述べましたが、
もし枯れてしまったとしても
風水の考えでは問題はありません。
もちろん、運気が急激に下がるといったこともありません。
むしろ、風水的にNGな置き方の項でも述べましたが
枯れたまま放置する方が問題です。
新しいもの取り換えるタイミングだと判断し、
すぐに取り換えましょう!
サボテンに花が咲いたら風水的にどうすればいい?
サボテンは品種によっては花が咲くものもあります。
そんな時、「あっ、花が咲いてる!」なんて喜ぶ人もいれば、
「あれ、花が咲いたらもしかしたら運気が下がるのかな、、、
なんて心配になる人もいるでしょう。
結論から申し上げますと、花が咲いたものは風水的にも最高です!!
花は陽の気があるといわれており、
幸運を呼び込む力があります。
風水以外にも、『花セラピー』という心理療法もあるくらいですので、
興味がある方は調べてみてくださいね!
是非とも屋外に飾り、大切にお世話しましょう!
おすすめのサボテンを紹介
風水におけるサボテンの用途が、
①悪い気を跳ね返す!→外に置きたい!
②悪い気を吸収してもらう!→内に置きたい!
という2つであると、ここまで読んでいただいた方は、もうお分かりですよね!
なおかつ、花が咲くものが最高!
それぞれおすすめをご紹介しますね!
屋外に置くときにおすすめなサボテン
金晃丸(キンコウマル)や月影丸(ツキカゲマル)といった、
大きくて、太いトゲをもって、白や赤の大輪を咲かせるサボテンが、
おすすめです!
屋内に置くときにおすすめなサボテン
緋牡丹(ヒボタン)や恩塚鸞鳳玉(オンズカランボーギョク)といった、
ミニサイズで、トゲがなく、かわいい花を咲かせるサボテンがグッドですね!
まとめ
サボテンと風水について、いかがだったでしょうか?
まとめ『トゲトゲは外!まんまるは内!』
是非サボテンで最高の幸運を手にしちゃいましょう!
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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。