卒園式や入学式は、子どもにとってだけでなく、親にとっても一大イベントですよね。
幼稚園の卒園式や小学校の入学式では、子どもの服を考えるてあげる必要がありますが、それだけでなく、親である自分が参加するための服装や小物も、しっかり用意しなくてはなりません。
そんな中で「どんなものがいいんだろう…」と悩みがちなのが、「バッグ」です。
服はビシッと決めても、バッグが合っていなければ、全体のバランスから見てチグハグになってしまいます。
そこで、本記事では、卒園式や入学式にふさわしいバッグについて、詳しくご紹介したいと思います。
カバンの色やブランド、メインバッグとサブバッグの使い分けなどなど。
子どもの晴れ舞台を、子どもと一緒に最高の思い出にするために、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
目次
卒園式・入学式にふさわしいバッグとは?
「バッグ」と一口に言っても、形、色、素材、質感まで千差万別で、とてもたくさんの種類がありますよね。
その中で「卒園式・入学式にふさわしいバッグ」は、場の雰囲気や、当日の服装にあっているかが、ポイントにになってきます。
公式な祝いの場にふさわしいもの
「卒園式・入学式」という式典は、公式なセレモニーであると同時に祝いの式典です。
これらの式には、本人たちはもちろん、学校の先生方を、保護者、来賓などが参加します。
その誰もが、それぞれ立場にあった公式の装いで参加してきますので、保護者も「保護者として式にふさわしい身なり」を求められるんですね。
よって、この「式の雰囲気に合うもの」というのが、バッグを選ぶ大前提になります。
ここから外れてしまうと、「常識を知らない保護者」という感じで見られかねません。
特に気になるのが、保護者同士の視線だったりもしますよね。
これからも付き合いの続く保護者間で、変な印象を持たれるのは損です。
では、どのようなバッグが公式の場にふさわしいのかというと、まずは下の画像のような「フォーマルバッグ」を選んでおけば、間違いはありません。
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入学式を終えた後も、授業参観や発表会など、学校に行く機会は意外とあるもの。
この機会に、一つしっかりとしたフォーマルバッグを持っておくのは、良い事だと思いますよ。
フォーマルバッグ以外でもよい
公式な式典ですから、フォーマルバッグで参加するのが安心です。
ですが、必ずしもフォーマルなバッグでなければならない、という訳ではありません。
卒園式も入学式も「お祝い」の場となるので、公式の場とはいえ華やかさも許容してくれる空間でもあります。
例えば、お葬式のような弔事の場面では、しっかりとしたフォーマルさが求められますが、卒園式や入学式では、そこまで気を使わなくてもいいわけです。
というより、お葬式で使うフォーマルバッグは、逆にかっちりとしすぎて、卒園式や入学式には合わない可能性大ですからね。
だから、フォーマルバッグの中でも、下記の画像のような、少し華やかさのあるものを選ぶ方がいいでしょう。
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また、「フォーマルな雰囲気」を出せるのなら、フォーマルバッグ以外でも、範囲を広げて選んでみても問題ありません。
特に、「入学式」の方は、全体的に明るめの色合いで参加される人が増えます。
卒園式はフォーマルに抑えつつ、入学式は少し華やかさを取り入れたバッグにする、というのも面白いですよ。
ただし、「公式なお祝いの場の雰囲気にあうもの」という視点は忘れないでくださいね。
場の雰囲気に合わない、目立ちすぎるものは、やっぱりNGです。
また、園や学校によっては、「出席者はブラックフォーマルで」などと規則がある場合もありますので、事前に自分たちの事情を確認しておいてくださいね。
当日の服装にあうもの
公式なお祝いの場の雰囲気に合うもの、という視点の他に、もう一つ考えたいこと。
それは「当日来ていく服装に合うバッグであるか」という点です。
当然の事ではありますが、やはりバッグを選ぶ際には、当日の服装との兼ね合いも考えておきたい部分ですね。
一般的に、卒園式や入学式でのママたちの服装は、下の画像のようなスーツやワンピースなどのアンサンブルが多いです。
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その中でも、どちらかというと「お別れ」というさみしい要素が入る「卒園式」は、グレーや紺色など、ダークカラー系統の色合いが多いでしょう。
一方、「新しい始まり」という前向きな要素が入る「入学式」は、ベージュやパステルカラーなど、明るい系統の色合いが多くなると思います。
それぞれの式にあう服を用意できるのがベストですね。
といっても、卒園式と入学式は近い日程で行われますし、頻繁に着るものでもないですから、それぞれで別の服を用意するのは大変……、という本音もあります。
どちらも同じ服で使い回すケースも出てくるでしょう。
様々な組み合わせで使いやすいジャケットのアンサンブルを買っておき、ジャケットのみを使い回して、中のコーディネートを変えることも、いい方法ですよね。
と言う具合に、当日の服装までイメージをしておけば、バッグを選ぶときの助けにもなってくれます。
理想を言えば、バッグも服のコーディネートに合うものを、それぞれ用意したいところですが、そうもいかないこともあるでしょう。
その場合は、いくつかのパターンの服装やシチュエーションで使い回しができるよう、汎用性の広いバッグを選んでおくと良いですよ。
派手過ぎるものはNG
逆に「こういったバッグは、やめた方がいい」というものも、あります。
色やデザインが派手過ぎるもの、目立ちすぎるもの、です。
卒園式も入学式も公式な式典となるので、派手過ぎるものは浮いてしまいます。
自分だけではなく、子どもも参加している訳ですから、悪目立ちは避けたいですよね。
色が多すぎるものなどカジュアル寄りのものは、やめておきましょう。
また、有名なブランドもののバッグは、どちらかというとフォーマルよりもカジュアルの部類になります。
特に、ブランドのロゴなどが分かりやすくついているものは、避けた方が良いでしょう。
これは、派手で目立つという理由以外に、他のママたちからの嫌味な目で見られてしまう可能性もあるからです。
一般的な学校だと、式典でもブランドものは非常識と見られがちですので、気をつけてくださいね。
卒園式・入学式のバッグの条件
それでは、具体的にどのようなバッグがいいのか、見て行きましょう。
デザイン面では、フォーマルバッグを基本として考えればOKです。
フォーマルバッグにも色々なものがありますが、お葬式などに持っていくものとは異なり、卒園式や入学式では金具や飾りのあるものでも問題ありません。
逆に、あまりにシンプルすぎるバッグが物足りなければ、コサージュやスカーフを巻いて、ワンポイントとすることもできます。
バッグの色は?
色については、自分の服装に合うものがベストです。
しかし、どんな色が合うか分からなかったり、いくつかの服装で使い回しを前提として考えるのなら、やはり定番の「黒」が一番良いでしょう。
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黒のバッグは、黒いスーツにもベージュのスーツにも、合わせることができますし、グレーやネイビーにもしっくりとくるので、様々な正装シーンで使える万能なアイテムとなってくれますよ。
他のバッグの色として、使いやすいのは「ベージュ、アイボリーなど白系統」が挙げられます。
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当日に着るスーツは、やはりダークカラーか、ベージュなど明るい色のどちらかが多いでしょう。
黒のバッグも白系統のバッグも、そのどちらにも合わせることができるんです。
ダークカラーのスーツにした場合、同じ黒のバッグでまとめるのもいいですし、ベージュ系統で明るさをプラスしてもおしゃれです。
また、ベージュなどの明るいスーツにした場合、同じく明るい白系統のバッグでまとめるのも、逆に黒のバッグで引き締めるのもありです。
入学式においては、パステルカラーのピンクなどの明るいバッグもいいですね。
ちなみに、フォーマルな式典では、パンプスと鞄の色を合わせると、コーディネートとして一体感が出るので、意識してみるといいでしょう。
バッグの素材は?
続いて、バッグの素材を見ていきましょう。
フォーマルなシーンで使えるバッグを見ていくと、色を決めていても、たくさんの候補が出てきます。
そんな時は、素材にも注目してみましょう。
式典で使えるバッグとしては、「革」や「合皮素材」が、落ち着きのある質感を出してくれるので定番です。
どちらが言いかというと、お財布とのにらめっこにもなりますので、それぞれの事情で考えましょう。
例えば、「しっかりとしたものを買って、長く使いたい」という視点でいけば、間違いなく本革にするべきでしょう。
式典でしか使わないのであれば、活躍するのは年に数えるほどになりがちです。
合皮素材は、使わなくても経年劣化で傷んでいき、数年でダメになります。
後々「まだ、数回しか使っていなかったのに…」と後悔するくらいなら、少しの出費をこらえて、レザーの長持ちするバッグにするのがおススメです。
革のバッグなら、逆に年数が経つことで、より馴染んで深みがでてきますからね。
せっかくの式典ですから、本革のバッグで出席するだけでも、気持ち的に嬉しくなったりしますよね。
一方、合皮素材では、普段使いもできるデザインのバッグを選べば、式典以外にも気軽に利用できます。
出費がかさむ式典の装いもリーズナブルに準備でき、素材が傷むまでの期間を割り切って使用し、ダメになったら、また新しいものを買う。
合皮素材であれば、そんな使い方も考えられますよね。
また、メインの素材以外にも、金具や飾りなどについても、安っぽさがないか壊れやすくないか、などを確認しておくといいでしょう。
バッグのサイズにも注意
さて、ここからは、バッグのサイズについてのお話です。
卒園式や入学式のバッグは、そのサイズも重要になってくるんです。
その理由は二つ。
当日の持ち物が何かと多いこと、そして、式典でもらってくるものがあること、です。
卒園式も入学式も、持ち物がいろいろとあるんですよね。
日常的な持ち物である財布やスマホ、ハンカチなどに加えて、スリッパやカメラ、筆記用具といったものが、なかなか場所を取るんです。
フォーマルバッグは小さいものも多いですから、買った後で「しまった、持ち物が入りきらない…」とならないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。
サブバッグを用意すると便利
しかし、どんなにがんばっても、バッグ一つでは対応できなくなるのが、入学式です。
入学式では、様々な書類や配布物など、学校でもらってくるものが多いんですよね。
結果、どうやってもバッグには入りきらない、ということになります。
そこで用意したいのが、「サブバッグ」。
その名の通り、メインのバッグとは別に、荷物を入れて持ち歩くのに使うサブのバッグです。
例えば、下の画像のようなシンプルなバッグでもいいですね。
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サブバッグに関しては、荷物を入れるための物なので、用途を優先に考えましょう。
小さすぎると、結局サブバッグにも入りきらず、荷物がはみ出た状態で帰ってこなければなりません。
最低でも、A4サイズのプリントなどが楽に入るサイズのものをおススメします。
折り畳みができれば、最初はメインバッグにしまえるのでスッキリしますよね。
メインバッグと同じく、革や合皮素材のフォーマルバッグを用意できればいいですが、サブバッグなので無理にフォーマルにこだわる必要はないでしょう。
あまりにもカジュアル過ぎるのはいけませんが、容量が大きくて荷物がたくさん入ることを優先的に考えて用意したいですね。
大きめのバッグ一つでもよい
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サブバッグと分けて二つ持つのが嫌であれば、大きめのトートバッグなどを選ぶのもよいでしょう。
これなら、スリッパやペットボトルに加えて、配布物もバッグに入れて持ち帰れますからね。
トートバッグでも、革の落ち着いた色合いのものや、上品なスタイルのものがあります。
スカーフなどを巻いてアクセントをつけても、入学式にぴったりのバッグになってくれますよ。
メインバッグとサブバッグにするか、大きめのバッグ一つにするか、それぞれのスタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
卒園式・入学式におススメのバッグ
フォーマルなバッグといっても、実は色々は種類があり、好みがわかれるのものですよね。
そこで、ここからは卒園式・入学式におすすめの色々なバッグをご紹介します。
あなたにぴったりのバッグを見つけたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
上品でシンプルなレザーバッグ
牛革を使用した上品な質感が特徴の、レザーバッグです。
デザインがシンプルなのに、かわいらしい見た目もいいですよね。
小さすぎないので、必要な持ち物はちゃんと入る部分もポイントが高いです。
本体の色だけでなく、金具の色も選べるので、金色の金具が苦手な人にもおススメのバッグですよ。
おしゃれなスクエア型のシンプルトートバッグ
品のある落ち着いたデザインのフォーマルバッグです。
チャックはありませんが、内ふたがあるので、荷物が見えない点もいいですね。
明るい色合いの服装にピッタリのレザーバッグです。
キルティングが個性的な2WAYバッグ
上品なワンハンドルに、美しいキルティングの模様が映えるレザーバッグです。
似たものになりがちなフォーマルバッグの中で、上品さと個性を兼ね備える事ができますよ。
ショルダーストラップの金具も華やかでいいですよね。
定番デザインの落ち着いた合皮バッグ
こちらは、定番のデザインで使いやすい合皮素材のバッグです。
この雰囲気のバッグを、この値段で買えるのは合皮素材であればこそ、ですよね。
たくさんの色があるので、服に合わせて気軽に選べそうですね。
コンパクトサイズのおしゃれショルダーバッグ
コンパクトでかわいらしいショルダーバッグです。
主張し過ぎていないリボンのデザインが、華やかな式典にぴったりですね。
なめらかな合皮素材を使用しており、表面のつやがきれいです。
高級感のあるクラスアップバッグ
こちらは、値段よりもずっと高いバッグに見える「高見え」のバッグです。
高級感があるのに、この値段で買えてしまうので、ある意味、賢いバッグですよね。
これなら、卒園式・入学式にもばっちり使えますよ。
折りたためてサブバッグに最適なトートバッグ
こちらは、サブバッグにオススメの軽量・大容量のトートバッグです
折りたためるので持ち運びが楽ですし、大容量なのでA4サイズの書類やファイルも楽々入りますよ。
持ち手部分が革でしっかりしているのもグッド。
シンプルで大容量な本革トートバッグ
こちらは、シンプルで上質な本革のトートバッグ。
この大きさであればサブバッグなしでも、問題ないでしょう。
上品な見た目なので、入学式で一つのバッグで済ませたい時には、おススメですよ。
リーズナブルでおしゃれな大きめトートバッグ
おしゃれな見た目も、荷物を入れる大容量もあって、しかもお値打ちなバッグです。
この大きさでも心配であれば、サブバッグを入れて持っていくといいでしょう。
まとめ
今回は、卒園式・入学式に使うバッグについて、ご紹介しました。
ママとして参加する式典ですから、子どもにとっても恥ずかしくない格好で行きたいですよね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。