学生のお楽しみイベントと言えばやはり修学旅行が含まれますよね。
ただ修学旅行から帰ってくると、修学旅行の感想文を書く課題が待っている場合があります ^^;
修学旅行に行って何を学び、どんなことを思い、考えたのか、
それを感想文として書き表すことが求められます。
本記事では
- 修学旅行の感想文の書き方
- 各地域での例文
を解説しております。
ぜひ書き方の参考にしていただければ幸いです。
目次
修学旅行の感想文の書き方のポイントは?
修学旅行の感想文、
その書き方のポイントについていくつかご説明していきたいと思います。
これらを抑えることができれば、感想文を上手に書くことができるはずです。
しっかりと頭の中に入れておくようにして、感想文を書くようにしましょう。
またこれらのコツは感想文に限らず、人に何か物事を伝えるという場合に役に立つものでもあります。
それでは早速見ていきましょう。
文章は分かりやすく丁寧に
まず書き方のポイントとして挙げられるのが、
文章は分かりやすく、かつ丁寧な文章を心がけることです。
言いたいことがなんなのか、それをはっきりと書く必要があります。
短すぎる説明や文章は、その意味が理解できない場合が多く、単調になってしまいます。
誤った日本語の使い方や言い回しなどをしないことはもちろんの上、
「〜だと思いました。」
という書き方を多く利用し、感想文なんだなということが伝わるようにしましょう。
また、
- 誤った漢字は使わない
- 話が変わる時には一マスあけ、段落を作る
など基本的なところも忘れないようにしましょう。
体験談をふんだんに盛り込むこと
体験談を盛り込むことでオリジナリティあふれる文章にすることができます。
相手が文章を読んだ時に、その場所でどんなことが行われたのか、
誰がどんな体験をしたのかが思い浮かべられることが重要です。
そのためには適切な言葉を用いて相手が想像しやすいようなエピソードを織りまぜると良いでしょう。
例えば海や森などといった誰でも理解できるような物事に例えて書くと、情景が浮かびやすいですね。
難しくて他の人が理解できない言い回しや言葉はなるべく避けるべきです。
そうした言葉を使いたい場合は、同じような意味を持つ他の言葉を用いたり、似たような表現で表すようにしましょう。
序章、本文、まとめなど区切りをしっかりすること
3つ目に大事なのが区切りをしっかりすることです。
物語の始まりである序章として話し始めを描き、
次に本文として実際に行った時の内容、体験談について感想を書いていきます。
最後はまとめとしてその体験が自分にもたらしてくれた効果や、感動したことなど締めくくる文章を書きます。
段落をうまく活用し、その段落ごとに書く内容を変えていきます。
この3つの話の展開を用意することで、感想文がより良いものに仕上がってくるのです。
地域別に修学旅行の感想文の例文を紹介
修学旅行の感想文におけるポイントについて3つご紹介しました。
それでは次に地域別に修学旅行の感想文の例文をご紹介していきましょう。
ぜひ参考にしてください。
東京
私にとっては初めての東京。
縁もゆかりもないこの土地ですが、憧れは昔からありました。
様々な人が行き交い、物で溢れる東京は、
色々なものがありとにかく新鮮でした。
特に浅草はビル群が立ち並ぶ東京の印象とは打って変わって、下町といった感じで、人情であふれているような街でした。
出店の方がとても和気藹々と話していたのを見るとこちらも元気がもらえました。
修学旅行が終わり、また学校での生活が始まりますが、
東京でもらってきたパワーをフル活用して、これからも元気よく楽しく過ごしていきたいと思いました。
京都
京都と言えば風情な街。
昔ながらの古い建物が立ち並び、その佇まいは厳かであり貫禄があります。
そんな歴史のあらゆるものが顔を覗かせる京都に私は足を踏み入れました。
この修学旅行での一番の収穫は、京都の歴史の重要文化財に触れることで、歴史の重みを感じられたことです。
かつてここで昔の人々が生活していたり、その建物を建造した技術力の高さに驚かされるばかりでした。
そしてこれらの建物が、人々の暮らしも支えていたのだなと思うと、
なんとも感慨深いものがありました。
私も学校でたくさん勉強して、将来こうした人々の暮らしに役立てるような何か物事をしたいと思いました。
長崎
戦争中、原子爆弾という恐ろしい殺人兵器によって数多の人々の命が失われました。
その原子爆弾が投下されたのがここ長崎です。
私はまだ生まれていなかった当時、日本では大変な出来事があったのです。
今ではその面影をすっかりと無くした長崎ですが、確かに昔この地で悲惨な出来事が起きていたのだとこの修学旅行で体験することができました。
資料館では、当時の写真やエピソードを綴った書き物があり、その当時の戦争の悲惨さを確認することができました。
そのあまりにも惨たらしい事実に、目も当てられないほどでした。
命の大切さや、生きることの大切さを知るいい機会になりました。
明日からどうやって生きようか、そんな感情が湧いてくる体験でした。
沖縄
本国から離れた場所に位置する海にほど近い島国、沖縄。
独自の文化や伝統を持ち、その人々の暮らしぶりには、
どこか異国の雰囲気さえ感じられました。
沖縄での体験は、海に近い島ならではの水上スポーツや食べ物を楽しむことができました。
また戦争時に使われていた防空壕や隠れ家などの跡地があったり、当時の生々しい記録などを資料館なんかで目の当たりにし、ひどく悲しい気持ちになりました。
そして戦争でめちゃくちゃになった沖縄が、そこから見事に立ち上がっていった様子なんかを見ると、涙が止まりませんでした。
私もこれから辛いことが起きたり困難が立ちはだかったとしても、絶対に負けないぞという気持ちになりました。
海外
私は修学旅行で台湾に行きました。
海外は初めてだったので、まず現地の人々が話している言葉のやり取りを聞いて、文化の違いを感じました。
台湾ではヘルシーな料理が盛んで、お店は米を使ったライスバーガーや、野菜をふんだんに使用したラーメン屋さんなんかがありました。
台湾独自の伝統を深く感じることができ、大変いい機会になりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
感想文を書くときはいくつかのポイントを押さえた上で書くと上手に書くことができるでしょう。
その際自分の体験談は何より重要で、
そのときどんなことを感じたのかを明確に伝えることが感想文の醍醐味になります。
その時の風景や情景、姿、振る舞いなんかが相手に伝わるように書けると良いですね。
ぜひ皆さんが素晴らしい感想文を書いてくれることを祈っています。
以上修学旅行の感想文に関する記事でした。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。