「クリスマス」と言えば、冬の一番のビッグイベント!
街はイルミネーションであふれ、幸せそうなカップルがデートをし、子供はおもちゃを楽しみにし、大人はリッチなディナーを味わいます。
まるで誰もかもみんなが、クリスマスを楽しんでいるように思えてしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください!
世の中には、「クリスマス」が嫌いな人達も一定の割合でいるのです。
クリスマスを楽しみにしている人からすると、その理由は想像がつかないかもしれません。
そこで本記事では、クリスマスが嫌いな人の理由と過ごし方、また彼氏や彼女がクリスマス嫌いだった場合どうすればよいか、をご紹介したいと思います。
目次
クリスマスが嫌いな理由は?
クリスマスが嫌いな理由は、人によって色々とあります。
まずは、どんな理由でクリスマスを嫌いになっているのか、見ていきましょう。
一緒に過ごす恋人がいない
真っ先に挙がる理由がこれです。
確かに若い世代にとっては、クリスマスといえば「カップルのためのイベント」という雰囲気が強く、独り身では色々な意味で楽しめない部分がありますよね。
もっと、クリスマスの形が多様化すればいいのですが、現状ではお店もイベントも、あからさまにカップル向けのものが多く、お一人様はクリスマスから疎外されている気分になるのも頷けますよね。
一緒に過ごす相手(恋人以外)がいない
恋人ではなくても、例えば家族や友達などとクリスマスパーティーをする、という楽しみ方があります。
でも、その相手すらもいなかったら……?
確かに自分一人きりでは、クリスマスを楽しめと言われても、どう楽しめばいいのか分かりません。
恋人がいないことをネタにされる
自分は気にしていなくても、周囲のイジリが嫌だというケースです。
恋人がいないだけで「さみしいね」と決めつけられ、それに対して否定するのも受け流すのも大きなストレスですよね。
何にも思っていないから放っておいてくれ、と怒鳴りたくなります。
人混みで混雑するのが嫌だ
クリスマスの日は、街中がとにかく混雑します。
お店の予約も取れないし、行楽地もイベントも、どこに行くにも人だらけ。
クリスマスを意識していない人まで、その混雑に巻き込まれてしまうのは迷惑に感じちゃいますよね。
クリスマスの街の雰囲気に疲れる
12月になると早くも街中にはクリスマスソングが流れ、街路樹にはイルミネーションが点ります。
この浮ついた雰囲気の中で過ごすだけで、苦手な人は疲れてしまいます。
街のいたるところがクリスマスの装いとなるので、逃げられないのもつらいですよね。
見たくもないカップルのいちゃつきが目に入る
クリスマスはカップルが街に溢れるので、見たくもないイチャイチャが目に入ってしまいます。
人によっては不快に思えるイチャつきも、クリスマスが嫌われる理由の一つなのです。
プレゼントなど高額な出費が嫌だ
クリスマスを嫌いな理由には、出費も大きいです。
確かに、クリスマスは食事にイベント代、自宅であっても飾りつけ代など、とにかく出費が重なります。
さらに高額なプレゼントをおねだりされたら、嫌になってしまいますよね。
相手が気にいるプレゼントを探すのが面倒
こちらは、プレゼント系の理由ですね。
確かに、何だったら気にってくれるかな?と考えながらプレゼントを探すのは、楽しい部分もありますが、労力のかかる行動でもあります。
そうやって必死に考えたプレゼントを気に入ってもらえなかったら……。
私も次の年からクリスマスが嫌になるかもしれません。
相手のプレゼントのバランスが取れていない
こちらもプレゼント系の理由。
自分が渡したプレゼントに対して、明らかに相手のプレゼントの質が低い時、嫌だと思ってしまうのは、人間であれば仕方ないと思います。
プレゼント交換が基本のクリスマスだからこそ、こういった事態が起こってしまいます。
大人になって子どもにプレゼントをあげないといけなくなった
プレゼント系で切実な理由ですね。
子どもの頃にはプレゼントをもらえて嬉しかったですが、大人になるとあげる立場になります。
親戚の子どもなどが多かった場合、その出費は相当なものになってしまいます。
クリスマスのせいで仕事が忙しくなる
こちらは、飲食店の接客業など、クリスマスに繁忙期を迎える仕事をしている人の意見ですね。
クリスマスのせいで、店が何倍もの忙しさになると、こんな恨み言を言いたくもなるでしょう。
クリスマスは恋人と必ず会わないといけなくなる
確かに、恋人がいてクリスマスがお互いに休みの場合、ほぼ暗黙の了解でデートすることが確定するでしょう。
どちらかが誘った時点で、よほどの理由がないと断りづらくなります。
クリスマスほど有名すぎるイベントは、確定で予定を入れなければならなくなり、嫌われてしまうようです。
クリスマスに悲しい思い出がある
好きな人と過ごすクリスマスですが、それゆえに悲しい思い出になる可能性もあります。
恋に別れはつきもの。
辛い思い出がよみがえるから、クリスマスが苦手という人も多いようです。
クリスマスの起源や宗教的な裏付けが日本人にはないから
日本では、クリスチャンではないのにクリスマスを祝っている人が圧倒的に多いでしょう。
つまり「騒げるイベントに乗っかっているだけ」、という風にも見えます。
真面目な人ほど、そのノリに入っていけない、と感じてしまいます。
家族のために動かなければならないのがつらい
こちらは、家庭を持っている人の理由ですね。
子どもが楽しみにするイベントですから、何もしないという訳にもいきません。
ましてや、子どもが友達を連れてきて、家でクリスマスパーティーがしたいと言い出したら……
結果、親はクリスマスの準備に翻弄されて疲れ果ててしまうようです。
特別な夕食の準備がつらい
こちらも、家庭を持っている場合の理由ですね。
クリスマスの特別なディナーを用意しなければ、というプレッシャーがつらいそうです。
かといって、気軽に外食ができる家庭ばかりではありません。
確かに、料理が苦手な人にとっては、困ってしまいますよね。
年末の忙しい時期に重なるイベントだから
クリスマスは年末なので、仕事納めや年賀状書き、大掃除、大晦日、正月など、他のイベントや準備も目白押しです。
この時期に、クリスマスを祝うための準備が重なるのは、非常につらいものがありますよね。
子どもの頃からクリスマスの文化がなかった
誰もがクリスマスを必ず祝ってきたわけではありません。
子どもの頃から、クリスマスを祝う文化がなく育った人もいます。
そんな人に、クリスマスは祝って当然だ、という態度で接してしまうと、嫌いになってしまう原因になります。
企業のクリスマス戦略が露骨すぎて嫌だ
企業の作ったクリスマス商戦のためのイメージに乗るのが嫌だ、という理由です。
確かに、飲食店でもクリスマス特別価格になるところは、多いですよね。
クリスマスに限らずイベント事が嫌い
人が集まってはしゃぐイベントが嫌い、という人だっています。
クリスマスはその中の一つ。
もはや、クリスマスだから、という理由ですらないのです。
嫌いな人の当日の過ごし方は?
クリスマスが嫌いな人達は、街がクリスマス一色に染まる中、どのように過ごしているのでしょうか。
クリスマス嫌いな方のクリスマスの過ごし方をご紹介します。
一人きりで外出せずに過ごす
最も定番の過ごし方です。
部屋の中に引きこもり、人ともクリスマスの雰囲気とも接しないという訳ですね。
いつも通り過ごす
世間がクリスマスであっても、自分には関係がないものとし、普段の日常と何も変えずに過ごします。
クリスマス関連のものが目に入っても、完全に無視できる精神力がいりますね。
バイトや仕事をする
クリスマスの予定を聞かれた時も、堂々と答えられる過ごし方です。
さらにお金も稼げるので一石二鳥ですね。
一人でハメを外して祝う
あえて、一人でクリスマスに乗っかります。
たくさんの豪華な食事やケーキを買って、一人で思う存分楽しみましょう。
DVDで連作を見る
2時間のDVDであれば、数本見ればクリスマスの夜は終わってしまいます。
長く感じる一人の夜も、あっという間にすぎますよ。
かといって、間違っても映画館には行かないように……(カップルだらけです)
読書をする
DVDと同じく、普段は読めずに溜まった本を読みましょう。
長い夜も、本の世界にのめり込めばあっという間です
趣味に没頭する
ゲーム、漫画、イラスト描き、手芸……なんでも構いません。
自分の趣味の世界を、思う存分探求しましょう。
自分を癒す時間にする
例えば、マッサージやエステ、岩盤浴などなど。
自分を癒して休憩する1日にしましょう。
自分にご褒美として、ちょっと奮発した何かを買ってしまうのも良いのでは?
自分を鍛える時間にする
皆が浮かれている時だからこそ、自分を磨いて差をつけるのも良いでしょう。
資格の勉強をしたり、ジムに行ってみたり、自らを磨く1日にしてみましょう。
彼氏・彼女がクリスマスを嫌いな場合はどうする?
さて、ここまでクリスマスを嫌いな人達の理由などを紹介してきました。
もしも、あなたの恋人がクリスマス嫌いだった場合、どうすれば良いのでしょうか。
決して否定せず、無理強いもしない!
上で紹介したように、クリスマスを嫌いな理由は、様々なものがあります。
ですから、もしもあなたの恋人がクリスマス嫌いであったとしても、決して否定しないであげてください。
そしてまた、クリスマスのイベントを好きになるよう、無理強いをしたりしないでください。
あなたが軽い気持ちで言ったことが、大切な人を深く傷つけるかもしれませんよ。
クリスマスが嫌いな理由を、冷静に確認する
なぜ、恋人はクリスマスを嫌いになっているのか、理由を確認しましょう。
ただし、もしもお互いが冷静ではなく、感情的になっているのなら、理由を聞くのは次の機会に改めた方が良いです。
感情的な時には、お互いの意見を否定したり、けなしたりしがちだからです。
また、相手も自分の気持ちが整理できていないと、なぜ嫌いなのか、ちゃんと説明できません。
あくまで冷静に「なぜクリスマスを嫌いなのか」を話してもらいましょう。
個別に対処できる理由には、対処する
理由を聞き出せたら、それは対処可能かどうか、考えましょう。
一口に「クリスマスが嫌い」と言っても、クリスマスの極一部の要素が嫌いなだけ、というケースがあります。
例えば、「プレゼントを選ぶのが嫌だから」という理由であれば、それは「クリスマスが嫌い」というより「プレゼント選びが嫌い」なのです。
そうなら、例えば「プレゼントはお互い欲しいものをリクエストする」とか、「プレゼントのやり取りはなし」というルールを決めれば良いのです。
このように、クリスマスそのものと切り離して解決できる事案は、一緒に解決策を探し、提案してみましょう。
クリスマスにこだわりすぎない
結局、クリスマスとは何なのでしょうか。
プレゼントを渡すことなのか、一緒にケーキを食べることなのか、24日や25日を一緒に過ごすことなのか。
どれを行うと、クリスマスを祝ったことになるのでしょうか。
突き詰めると、何がクリスマスなのか、よく分かりませんよね。
それもそのはず、そもそもクリスマスは日本のイベントではなく、精神的な文化も日本人の中にはありません。
結局、海外のキリスト教文化の行事を、自分たちが楽しめる形に変えてしまったイベント、という見方もできます。
もしも、あなたの恋人が、どうしても対処できない理由でクリスマスを嫌いなら、「そんな程度」のクリスマスに、こだわる必要などないのかもしれません。
クリスマスのすぐ後には、大晦日やお正月があり、一緒に過ごすチャンスは他にもあります。
クリスマスにこだわりすぎない、というのも一つの解決法になるかもしれませんよ。
まとめ
今回は、クリスマスを嫌いな人の理由について、ご紹介しました。
アンケートなどをみても、クリスマスを嫌いな人は、一定の割合でいます。
男女で比べると、男性の方が多い傾向がありますので、相手の好みを決めつけずに接してきたいですね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。