一生に数回しかない文化祭、どうせなら盛り上がることをやってみたいですよね。
そこで、お祭りだからこそ、学生では普段禁止されていて出来ないことをやってみることもおすすめです。
どうせならカジノを運営してみても良いでしょう。あくまで「文化祭のなかで楽しむ」という形であれば、先生からの許可も無事におりるはずです。
こちらでは、文化祭でカジノをやる上での注意点から用意するもの、内装などに関してご紹介していきます。
文化祭でカジノをやってみたいという方は参考にしてみてください。
目次
文化祭のカジノをやる上での基本と注意点
カジノといっても、あくまで「文化祭の中でやる」ということを忘れてはいけません。
もちろんお金を賭けることはしてはいけませんので使うチップや景品も学生らしいものにしなくてはいけません。
それを守りつつ、あくまでカジノらしいことをやる必要がありますが、そもそもカジノに必要な要素は何でしょうか?
- ディーラー(ゲームを主導する人)とプレイヤー(ゲームに参加する人)に分かれてゲームを行う。
- 参加者はチップを賭け、勝敗に応じてチップ数が決まり、そのチップ数に応じた景品がもらえる。
- 参加者が負けたらディーラーがチップを回収する。
このくらいの要素があれば「カジノ」としては成立するでしょう。
ただ主催者が入場料などでお金を集め、偶然で勝敗が決まるゲームの勝敗に応じてチップの配当を決めて景品と交換するという行為は賭博罪にあたる恐れがあります。
第185条
賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
条文の後半に「ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。」とあります。
「一時の娯楽に供する物」とはその場ですぐに消費できるお菓子などがこれにあたると考えられます。
条文に照らし合わせると「入場料をとっても駄菓子などの景品であれば、大丈夫だろう」という意見も出てきますが、原則賭博罪にあたるような行為はしない、つまり入場料をとらずに行うのが最も安全なやり方です。
どうしても入場料をとる必要があり、駄菓子などの景品も渡したい場合は必ず先生としっかり相談をして決めましょう。
以上を踏まえてカジノを文化祭でやるということを考えると、
・やるゲームをいくつか決める
・それぞれのディーラーを決める
・チップの代わりになるものを探す
・ゲームの景品を用意する
これらがしっかりと出来ていればカジノをやることは十分に可能です。
文化祭のカジノの名前は?
さて、実際に文化祭でカジノをすることが無事に決まったら、続いて名前を決めなければいけません。
単純に「カジノ〇〇」という名前などにしてしまうと先生からダメだと言われる可能性もあります。
そういう場合は、カジノから連想して名前を決めましょう。
カジノは、ゲーム要素が強いので、ゲームをするという意味合いで名前を決めてもいいですし、カジノの代名詞でもある「ラスベガス」から名前をもじる事もできます。
カジノという名前は日本ではあまり良い印象を持つ大人がいないため、直接「カジノ」という文字を名前に入れてしまうのはあまり良い手段ではありません。
文化祭のカジノのチップや景品は?
さて、次に考えなければいけないのはカジノをする上で必要となるチップや景品です。
チップ
チップはもちろん換金できるものではなく、普通に学校で使用することを考えると「安価でたくさん用意できる」、「カジノらしさを最低限出す」という二点だけを意識すればいいでしょう。
また、カジノ用のコインはなかなか実店舗に置いてあることがないので、ネットで購入する方が効率が良いです。
こちらの商品は、カジノに必要な
・チップ300枚
・トランプ2つ
・さいころ5つ
を購入することが出来ます。
やろうと考えているゲームによってはこちらだけである程度カジノが出来てしまうほどのセットになっています。
アタッシュケースも付属している為、雰囲気を出す為のインテリアとして使うことが出来ます。
本格的なカジノをやりたい人にお勧めのセットですね。
トランプなどは自分たちで用意するからなるべく安いセットが良いという方はこちらのチップセットもおすすめ!
10種類のコインが20枚ずつ、合計で200枚のコインを2,800円ほどで購入することが出来ます。
文化祭でそれほど予算に余裕がないという場合は、こちらでもゲームをするには十分でしょう。
景品
あくまでもゲームを楽しんでもらうのがメインなので、景品は安価でその場で消費できるものにしましょう。
そうなると、駄菓子セットなどがおすすめですね。
具体的な景品の案としてはこちらのような商品です。
200円程度の駄菓子を600セット、包装込みで販売されている為、そのまま景品として使うことができます。
景品を準備する時間をカジノとしての内装やゲームの準備に時間をかけることが出来ますので、こういったセット売りを購入するという方法はお勧めです。
文化祭のカジノの内装は?
文化祭のカジノを運営する上で、大事なものは内装です。
やはり教室をそのまま使うだけでは雰囲気が出ませんので、なるべくはカジノらしい場所にしたいところです。
しかし、教室を改装するのは限度がありますので、あくまで手軽に学生が出来る程度の内装を考えるとやはり市販のボードやテーブルクロスを用いるのがおすすめです。
ただ、用意するものすべてを市販のもので調達してしまうとお金もかかりますし、「自分たちで作った」という実感が得られにくくなってしまいます。
その為テーブルクロスなどの自作が可能なものに関しては自分たちで作るという方法も良いでしょう。
文化祭のカジノの衣装は?
せっかくの文化祭ですから、衣装にも凝りたいものですよね。
カジノでの服装と言われるとどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
基本的にはどのようなカジノであっても、正装であることが大半です。
カジノであることを利用して、男の子も女の子も普段は着ないようなスーツやドレスで華やかにキメると良い思い出になるのではないでしょうか。
女の子の場合は、バーニー風のコスプレでうさみみをつけるのもありですね。
衣装としてがっつりコスプレするのもありですね。
【文化祭のコスプレの関連記事】
服装を意識するだけでも、大分カジノっぽさに近づけると思いますよ。
文化祭のカジノのゲームのおすすめは?
最後に、文化祭でカジノをやるうえでお勧めのゲームをご紹介します。
カジノのゲームを選ぶ際に重要な点は2つあります。
- ルールが簡単であること
- 短時間で決着がつくこと
です。
文化祭の一部として行うわけですから、お客さんは他にもいろいろと回りたいところがあるはずです。
そういったところも尊重して、なるべくルールを覚えなくて済み、時間を気にしなくても良いゲームを選ぶことで誰でも気軽に参加できるカジノを運営しましょう。
ブラックジャック
ブラックジャックはポーカーやバカラなどと同様に、トランプで出来るゲームとしては人気ですのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
ルールとしては
- ディーラーがカードを2枚ずつ、自身を加えた参加者の全員に配り、うち1枚は表向きにして場に置く。
- 各プレイヤーはカードを1枚引くかそのまま勝負するかを選択し、プレイヤーの行動が全て終わるとディーラーのカードをオープンにする。
- 数字の合計がより21に近い方が勝利となり、21を超えてしまった場合には無条件で敗北となる。
他にもいろいろと細かいルールは存在しますが、この程度の知識があればゲームは成立しますので、説明する時間をあまりとられずに済みます。
トランプ一つあれば勝負できるという手軽さもおすすめする理由の一つです。
本格的にブラックジャックの雰囲気を出したい場合は、こうしたマットがおすすめ。
クラップス
こちらはあまり聞き馴染みのないゲームかもしれませんが、最低限サイコロが二つあれば出来るゲームですので非常にハードルは低くなっています。
遊び方としては
- 参加者のうち一人が「シューター」としてディーラーから指名され、サイコロを二つ投げます。
- シューターの放ったサイコロの合計の出目が「7」・「11」であればシューターの勝ち、「2」・「3」・「12」が出るとシューターの負けとなります。
- その他の数字が出るとその数字を記録し、シューターを他のプレイヤーに交代します。
- 交代されたシューターは前回と同じ数字が出ると勝ち、「7」を出してしまうとプレイヤーの負けとなります。
といったところですが、クラップスは基本は簡単ですが深く知ろうとすると非常に奥深く、難解になっていきます。
その為、ある程度ルールを自分たちで簡略化してゲームをするとスムーズにゲームが進むでしょう。
こちらの商品は、ご紹介したブラックジャックとクラップスを含めた5種のゲームをプレイするための道具がセットで販売されているものです。
他にも簡単にゲームができるルーレットなども付属しているので、文化祭でするゲームとしてはちょうどいいかと思います。
何より、市販の道具を使うことで本物のカジノのような雰囲気にグッと近づくことが出来ます。
しっかりと雰囲気からつくっていきたいという方にお勧めです。
まとめ+関連記事
こちらで文化祭でカジノをする上での注意点から実際にお勧めのゲームまでをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
文化祭の中でカジノを行う際には、学生があまりお金を出さずともしっかりと楽しめる環境を作ることを考えることが最も重要です。
今回ご紹介した内容を踏まえて良いカジノをつくって、楽しい学校生活の思い出にしてくださいね。
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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。