コートの肩幅・身幅・裄丈などの採寸や目安!サイズを直すやり方も

冬のコートは、大きな買い物です。

お値段もかかりますし、一度買うと、数年の間着るという方も多いかと思います。

それだけに、買ってから「ちょっと違ったな……」と思ったときの後悔も大きいですよね。

そんな失敗したくないコート選びですが、サイズの選択も重要です。

今回は、コート選びにおけるサイズについてご紹介します。

コートのサイズの測り方や目安など、ぜひ皆さんのコート選びの参考になれば、と思います。

目次

コートのサイズの測り方

引用元:https://pixabay.com

まずは、コートの各部サイズの名称を知っておきましょう。

よく商品に記載されているサイズの意味をご紹介します。

できれば、自分の体の各部のサイズを測り、把握しておきたいですね。

着丈

着丈とは、ざっくりというと「コートの縦の長さ」の事です。

正確には背中の衿の根元から裾までの長さとなり、衿の長さも含む場合は「総丈」となります。

コートの見た目を決める大きなポイントになるサイズで、自分の身長と比較し、どれだけ足を出すかを考えて決める必要があります。

肩幅

首の根元から肩先までの長さを2倍したものが、肩幅です。

首と肩のそれぞれ骨が出っ張っているを目印に、測ってみてください。

それを2倍すれば、自分の肩幅がわかりますよ。

身幅

両脇の付け根から付け根までの長さです。

この長さを2倍したものが、「胸囲」になります。

よって、自分の身幅を知るには、胸囲を測り「÷2」をしてみましょう。

その数字があなたの身幅の目安となります。

袖丈

袖丈は、肩先から袖までの長さとなります。

自分のサイズを測る時は、肩の出っ張った骨から、手首の一番細くなる部分までを測りましょう。

なお「裄丈」と行った場合は、袖口から肩先を通り、衿の付け根中央に到るまでの長さとなります。

こちらを測る時は、首の中央の骨から手首までの距離と測ります。

 

商品に表記されているサイズは?

各部のサイズの名称がわかると、商品に記載されているサイズの意味がわかってきます。

しかし、商品に書かれているサイズは、どのように測られたものなのか、気になりませんか?

というのも、服って立体的なので、ハンガーにかけている状態と台においた状態では、長さに違いが出ますよね?

また、コートともなると分厚いので、生地の外側を測っているのか、内側を測っているのかでも違ってきます。

では、商品に表記されているサイズは、どうやって測ったものなのでしょうか。

一般的に商品に記載されているサイズは、平たい台の上に広げた状態で測られているケースが多いです。

その際に、立体的に波打つ部分を無理に伸ばしたりしないようです。

ただ、共通の測り方のルールがある訳ではないようなので、外側のサイズか内側のサイズかも含めて、気になったらお店に聞くのが一番良さそうです。

自分にあったぴったりサイズのコートの選び方

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自分にあったぴったりサイズのコートを選ぶ目安をご紹介します。

一般的には、各部のサイズの目安は以下のようになります。

肩幅・袖丈、肩幅は、自分のサイズから「+3〜5センチ」

身幅は「+10〜15センチ」

 

着丈に関してはコートの種類によって変わりますが、一般的に低身長の場合、膝上までの着丈にすると良いようです。

身長がある場合は、膝丈などの着丈を選んでも良いでしょう。

また、コートを着るシチュエーションによっても、サイズは変動をします。

内側のインナーをどの程度着るのか、どのような服と組み合わせるのか、などもイメージしてサイズを考えると必要があります。

当然、中にたくさん着込んで使いたい人と、中にはあまり着込まない人ではサイズが変わってきますよね。

また、コートのサイズでも単純に「S・M・L」という表記がされている場合がありますが、ファッション・ブランドにより同じ「M」でも大きさが違います。

メーカーの各部サイズの数字が公表されていれば、詳細なサイズを知ることができるので調べてみると良いでしょう。

 

他に確認しておくべきサイズ

ネットショッピングなどでない限りは、現物を試着できるかと思います。

自分にぴったりのサイズを探すためにも、試着ができる時は必ずしておきましょう。

せっかく試着できるのですから、上のサイズ以外にも確認しておきたい箇所があります。

まずは、首回りです。

どのように着るかにもよりますが、ボタンを閉めたとき、首がしまらないか、また見た目として首がつまった感じになっていないか、は試着したからこそ確認できます。

また、マフラーと一緒に使う予定があるなら、どのように巻くかも想定したいです。

マフラーが巻きにくい構造になっていたら、外での着用がつらくなりますよ。

続いて、ポケットやボタン、装飾の位置や構造も確認しておきましょう。

ポケットは自分にとって使いやすい位置と形になっているか。

ボタンや装飾は、普段使うバッグなどを想像してみてください。

バッグを体にかけたり肩に下げたりする時に、いつも引っかかる位置にボタンがあると、かなりのストレスです。

できれば、普段使いのバッグを持っていって、試着した時にかけてみるのがベストですよ。

 

肩幅と身幅どっちを優先すべき?

人によっては、肩幅と身幅にかなりの差があり、どちらもがぴったりとあう服がない、という方もいると思います。

そういった場合、どちらを優先して服を選ぶべきなのでしょうか。

一般的には、「肩幅」を優先すべき、とされています。

「洋服は肩で着る」という言葉もあるほど、肩幅は重要視されており、特にコートに関しては肩で決まるとされています。

肩幅が小さければ、まず着ていることもつらくなりますし、とても窮屈な印象を与えてしまいます。

また、肩幅が大きすぎても、服に着られている印象を強めてしまいます。

コートにおいても、肩幅と身幅のバランスに悩んだ場合、まずは肩幅を優先して選ぶと良いでしょう

コートのサイズ直しを行う方法

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どんなに事前に調べて買ってみても、実際に着てみるとサイズが違った、となる可能性はあります。

特に最近ではネットショッピングをする機会も多いですから、サイズのミスマッチというのは起こりやすいですよね。

そんな時、諦めて捨ててしまう前に「サイズ直し」という方法を検討してみてはいかがでしょうか。

場合によっては、自分で直すことも可能かもしれません。

下記の記事でコートのサイズ直しの方法や相場、オススメのお店、自分で行う方法などをご紹介しています。

コートの丈詰め・裾上げなどのサイズ直しの料金や自分でやるやり方を紹介

コートのサイズ直しに興味があれば、ぜひご覧ください。

 

おすすめのコートを紹介

こちらではおすすめのコートを男女別にそれぞれ紹介いたします。

女性

・ダウンコート

 

女性らしいシルエットを演出できるダウンコートです。

キャメル・チャコールグレー・ブラック・ネイビー4色揃えており、ご自身に合う色を選べますよ。

こちらのラクーンファーは5本の指が全て埋まってしまうくらいのボリュームなので、小顔効果も期待できますね。

ダウンコートは女性のコートの中でもコーデしやすい服なので、ぜひ一着は持っておきたいアイテムです。

 

・チェスターコート

 

仕事の時でもプライベートの時でも使用できるのがチェスターコート。

またチェスターコートは大人っぽさを出すことができたり、ロングヘア―・ショートヘアーでも合わせることができるのも人気の一つですね。

こちらのチェスターコートはベージュとブラックの2色から選ぶことができます。

多くの場面で活躍するチェスターコートも是非1着は持っておきたいですね。

 

・ロングコート

 

こちらはカシミヤ100%のロングコート。

見た目はシンプルですが、シルエットが美しく見える作りとなっており、女性らしい印象を与えてくれますね。

こちらのロングコートは、冠婚葬祭やビジネスだけでなく、明るい色のデニムなどと合わせて、普段の私服に使うことも可能です。

様々なシーンで使えるロングコートも是非持っておきたいアイテムですね。

 

・Pコート

 

Pコートもパンツやスカートを選ばず着れるため、どのような服にも合いやすい万能型コートです。

スキニーパンツで合わせれば大人っぽさを、ミニスカートと合わせればスタイルアップを、ボリューム感あるパンツと合わせるとオシャレさを増すことができます。

こちらのPコートは、4色と豊富に揃えているためご自身に合う色を選べますよ。

 

・春秋用のトレンチコート

 

春秋兼用で使えるトレンチコートは、おしゃれをする上で大事なコートです。

上記商品のような丈の長いトレンチコートを一枚羽織るだけで、一気に大人っぽいコーデにすることができますね。

またこちらのトレンチコートは裾部分がスカートのように開いているため、女性らしい可愛さの出るシルエットです。

トレンチコートを持っていない方にはおすすめの商品です。

男性

・ダウンコート

 

女性同様、男性もダウンコートは定番のコートの一つですね。

こちらの商品は、軽量でダウンコートによくある重さの悩みを解消してくれます。

それでいて高級感があり、シルエットが細くてファッション性に優れているためおすすめです。

 

・トレンチコート

 

トレンチコートは仕事・プライベートの両方で使えるため、1着は持っておくべきコートですね。

トレンチコートをスーツと合わせると”デキる”男を演出でき、Tシャツなどの上に着るとカジュアルさを出すことができます。

今回紹介しているトレンチコートは、タイトなシルエットに見えますが、肌触りの良い素材を使用しており、またストレッチが効いているため着心地は抜群です。

色は、ブラック・アイボリー・ベージュの中から選べます。

 

・Pコート

 

Pコートは男女ともに人気アイテムです。

男性の場合はPコートでカジュアルさを出すことができるため、普段スーツ姿しか見かけない人が着ることで、ギャップが生まれオシャレに見せることができます。

また、紹介しているHOUSTONは「踊る大捜査線」の青島刑事が着ていたコートのブランドで、Pコートも品質が高く満足できる買い物をすることができます。

 

・ビジネスコート

 

ビジネスコートは、シンプルなものをおすすめします。

紹介しているビジネスコートは襟を立てることができるため、男らしさを演出できます。

さらに、スーツの上に着ることを前提にしているためゆったりとした着心地です。

カラーは5種類ありますので、自分の好みに合わせて着てみてください。

肩幅が広い人におすすめのコートを紹介

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私(筆者)も肩幅が広いのですが、肩幅が広いと洋服選びに困りますよね。

普通のサイズだと、肩が窮屈で痛くなってしまいます。

特にコートのような厚手のものだと、インナーががっちりつまって、手を上に持ち上げられなくなります。

かといって、肩幅に余裕を持たせたサイズだと、胴体がずどーんと太いことが多くて……。

やっぱり少しでもスリムに見せたいものですよね。

そこで、私が見つけた肩幅が広い人にオススメのコートをご紹介します。

女性

 

シンプルなオーバーサイズのコートです。

オーバーサイズなので、肩幅が広い方でも楽に着られますよね。

コットンツイル生地を使用しているので、肌への当たりが優しく、デザインもくせがないのでトレンチ感覚で着る事ができますよ。

色もベージュとブラックから選べますので、自分にあったコーディネイトができそうです。

旬なオーバーサイズシルエットを楽しみながら、気軽に羽織れる一着としていかがでしょうか。

男性

 

こちらは、FREEサイズのオフタートルロングコートです。

メルトンウールで仕立てた日本製で、ざっくりとしたビッグシルエットのコートです。

肩幅が広い方でも、余裕を持って着る事ができますよ。

また襟元にも工夫があり、ボタンを上まで留めるとハイネック、ボタンを開けるとワイドカラーとなり、二通りの着こなしが楽しめます。

高品質なので、長く愛用できそうですよね。

 

まとめ

今回は、コート選びの際のサイズについて、ご紹介しました。

普段、あまり自分の各部分のサイズを気にしていませんが、コートは高い買い物になりますから、しっかりと調べて行きたいですね。

コートが何着必要か気になる方はこちらをどうぞ。

コートは何着必要?男女別、20代・30代・40代など年代別に調査

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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