コートの裏地張替えの料金やおすすめの店舗!自分で破れを修理する方法も

コートの「裏地」は、張り替えができることを、皆さんはご存知ですか?

コートを長く使っていると、分厚くて丈夫な生地の表地より、裏地が先に痛んでしまうことがあります。

破れてしまったり、擦り切れてボロボロになってしまったり。

また、変色してしまったり、襟元に汚れが染み付いてしまったりなど。

こういった時、「裏地の張り替え」をすることにより、コートをリフレッシュさせられます。

本記事では、コートの裏地張り替えの料金やオススメ店舗、自分で修理する方法などをご紹介します。

目次

コートの裏地張替えの料金相場は?

引用元:https://pixabay.com

コートの裏地張替えをお店に依頼した場合、料金相場はどれくらいになるのか、調べてみました。

基本的に、サイズ直しなどを行ってくれる洋服のリフォーム・リメイク店であれば、裏地張り替えも行ってくれるケースが多いです。

ネット上で公開されている値段や、いくつかの店舗に電話して確認したところ、料金相場は大体このようになっていました。

 

<裏地張り替えの料金相場>

裏地を総張り替えした場合:20000円〜30000円以上

裏地を部分的に張り替えした場合:5000円〜10000円以上

※裏地にする生地をお店に用意してもらった場合、生地料金が加算

※コートの丈、袖の仕様、内ポケットの有無などで料金は変動。

 

裏地を全て張り替えた場合、最低でも20000円はするようです。

なかなか高いですよね。

これに加えて、裏地の生地代もかかります。

これだけの料金がかかるとなると「新しいコートを買った方が安く済む」というケースも、人によってはありそうです。

お気に入りのコートであったり、今は手に入らないコートなど買い換えられない場合は、裏地張り替え料金をしっかり準備する必要がありますね。

また、裏地の破れの状態によっては、全部を張り替えず、部分的な張り替えで済むケースもあるようです。

厚いコートであれば部分的な張り替えであっても、着心地にあまり違いは出ません。

裏地にそこまでこだわらない方であれば、部分的な張り替えで料金を抑えることも検討したいですね。

総張り替えとなるか部分的な張り替えとなるかの判断や、正確な料金は、実際のコートを見てもらうしかないので、気になる場合は、お店に持っていって見積もりを出してもらいましょう。

オススメの裏地張り替え店は、次の章でご紹介します。

コートの裏地張替えのおすすめの店舗

引用元:https://pixabay.com

普段から通っている行きつけの裁縫店が無い場合、裏地張り替えをしてくれるお店探しから始める必要があります。

そこで、コートの裏地を張り替えてくれるオススメのお店を二つご紹介します。

どちらも全国に店舗を構えるお店なので、お近くに店舗がある可能性が高いですよ。

 

ママのリフォーム

総張り替え:20000円〜30000円

部分張り替え:5000円〜10000円ほど

作業期間:1週間〜1ヶ月程度

店舗で完了する作業内容であれば1週間程度でできますが、店舗で対応できない内容だと1ヶ月程度かかる、との事でした。

服の他に靴やカバンの修理も行っているので、コート以外の修理も一緒に頼む場合は、便利ですよ。

 

マジックミシン

総張り替え(内ポケットあり):25000円〜

部分張り替え:5000円〜

作業期間:1週間〜1ヶ月程度

私の地域にある店舗では、実際に相談してみると、「どんな裏地を用意したらいいか」などの相談まで乗ってくれました。

自分で裏地を用意すれば好きな色や柄を選べますが、どんな素材の生地がいいのか不安にもなります。

でも、そういった用意する生地の相談にも乗ってくれるのは、助かりますよね。

自分で修理するやり方は?

引用元:https://pixabay.com

お店に任せるのではなく、自分で裏地の張替えを行うことはできるのでしょうか。

調べてみたところ、裏地の張替えを自分で行うことは、かなりハードルが高いようです。

というのも、裏地の張替えを行うには、下のようにたくさんの作業が必要となります。

 

新しい裏地にする生地を用意する。

古い裏地を剥がす。

剥がした古い裏地をもとに、裏地の型紙を作る。

型紙を元に、新しい生地で裏地を作る。

裏地を貼り付ける。

タグやネームを付け替える。

 

これらを個人で行うには、縫製の知識や技術が必要となるので、試しに行ってみてできることではありません。

裏地の張り替えは、自分で無理に行おうとせず、お店に任せた方が良いでしょう。

 

手芸用ボンドでできる場合もある

ただ、ある程度の縫製の知識がある場合、自分で行うことができる場合もあります。

特に、総張り替えではなく部分的な張り替えだと、「布用ボンド」を使って、針や糸を使わずに張替えが行えることもあります。

布用ボンドとは、布同士に塗って貼り付け、アイロンをかけることで熱により固まり、接着するものです。

以下の製品のように接着後に洗濯やドライクリーニングをしてもはがれないものもあります。

 

裏地の部分的な張り替えの場合、張り替え部分を切り取り、新しい裏地を布用ボンドで貼り付けるだけで、作業を完成させられることもあるようです。

それでも、張り替え部分を裁断したり、新しい裏地を正しいサイズに切り出したりという作業が必要です。

これらは縫製の知識無しでは行うのが難しいので、「どうしても自分でやりたい」という人以外は、やはりお店に出した方が良いでしょう。

 

まとめ

今回は、コートの裏地の張り替えの料金相場やオススメのお店、自分でやる方法をご紹介しました。

かなり専門的な作業ということで、個人でやるよりも専門店に任せた方が良いようです。

また、安くはない金額がかかりますので、それでも直すのか新しい一着を買うのか、判断が分かれそうですね。

持っておきたいおすすめのコートを下記記事にて紹介しています。

コートは何着必要?男女別にそれぞれ持っておくべきコートを紹介

コートのお手入れ・サイズ直しに関する他の記事はこちら

 

コートに関する気になる記事はこちら

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

関連記事