冬の寒い時期、コートは暖かくて頼りになりますが、重くて疲れてしまうという面もありますよね。
ただでさえ厚着をする冬なのに、一番外側に着るコートはずっしり重たい……
「あれ?そういえば、最近肩がこってる気もするなぁ」
それはもしかしたらコートの重さが原因かもしれません。
本記事では、コートの重さの平均とコートにまつわる肩こりの解消法をご紹介したいと思います。
目次
コートの重さの平均は1キロ?
「コート 重さ」とgoogleで調べると「コート 重さ 1キロ」や「コート 重さ 2キロ」と出てきます。
この1キロや2キロという情報自体に信憑性はありませんが、それ以上にコートは種類と素材によって重さが全く異なります。
ですので、コート全体の平均を知るのはあまり意味がありません。
例えばずっしり重いウールのダッフルコートと、軽量のダウンコートでは、重さが全く違いますよね。
種類別コートの重さの平均
というわけで本記事ではコートの種類や素材別にコートの重さの平均をご紹介いたします。
※デザインや付属品の違い、サイズの違いなど重さに影響を与える要素は多く、ご紹介するのは大まかな目安としてご参照下さい。
トレンチコート
まずは比較的薄手の「トレンチコート」の平均の重さです。
メンズ 1100グラム
レディース 850グラム
秋や春に活躍するトレンチコートはあまり重くないかなと思いきや、メンズはすでに1キロを超えていますね。
まだあまり厚着をしない時期に使うので、あまり重さまでは気にならないのかもしれないですね。
ウールのコート
続いては、「ウール」のコートの重さの平均です。
メンズ 1500グラム
レディース 1300グラム
こちらは、余裕で1キロを超えてきましたね。
ウールのダッフルコートなどは、暖かいですがずっしりと来るのも納得です。
毛皮のコート
続いては「毛皮」のコートです。
メンズ 4000グラム
レディース 2000グラム
すごい重さですね。
毛皮のコートは内部に芯が入っていたり、皮に注入してある脂が水分を含んだりして、重くなってしまうようです。
あまり着る機会はない(私は一生無いかもしれません……)のですが、重さの点からだけで見ると、選びたくない素材ですね。
ダウンコート
続いては、軽さが自慢のダウンコートです。
こちらは商品により重さの幅がかなり開くので、平均ではなく範囲で示します。
メンズ 280グラム〜1010グラム
レディース 271グラム〜930グラム
最軽量は、さすがダウンといった感じですね。
軽さを重視した商品と、防寒性を重視した商品で、重さがそれぞれ上下に別れている様子でした。
もちろん、500グラム〜700グラムといった中間の重さの商品も多いので、自分にあった重さを選べそうです。
冬の肩こりの原因はコートの重さ?
冬になると、肩こりがひどくなるのは、私だけはないと思います。
しかし、コートの重さは肩こりの原因の一つにすぎない、ようなのです。
他にも、冬の肩こりの原因と思われる要素があるので、自分に当てはまる部分がないか考えてみてください。
肩こりの原因:冬の寒さ
肩こりの原因としてまず第一に考えれるのは、冬の気温です。
気温が下がり寒くなると、血流の流れが悪くなります。
これにより、老廃物が筋肉内にたまりやすくなり、肩こりを引き起こすのです。
さらに、寒いことにより無意識に肩を縮こませた格好を長時間することで、さらに肩を酷使してしまっていることもあります。
冬の肩こりに対して、私の認識は上の形だったのですが、
これが、まず第一の原因だったのですね。
厚着うんぬんの前に、冬になって寒いこと自体が肩こりの原因だったのです。
肩こりの原因:運動不足
冬になると、普段にも増して運動不足になりがちです。
運動不足になると、筋肉が衰えて血流が悪くなり肩が凝りやすくなります。
また、運動不足により太ってしまう人もいます。
体重が増加すれば体への負担も増しますから、肩こりはひどくなっていきます。
肩こりの原因:厚着した衣類
そして、冬の肩こりの原因として最後に上がるのが、厚着をした衣類です。
ここにきてようやく、コートが関係してきました。
しかし、「厚着した衣類」とは、コートだけのことではありません。
もちろん、コートの重さが肩に負担をかけることも原因となりますが、中に着込んだ衣類も原因となる可能性があります。
重ね着をしたインナーが窮屈だったり、締め付けがきつすぎると、血流の妨げとなる場合があるのです。
このように、コートの重さというのは、冬の肩こりの原因の一つでしかないのですね。
コートで肩こりにならないためには?
とはいえ、コートの重さも、冬の肩こりの原因の一つであることは変わりありません。
そこで、肩こりを少しでも軽減するために、できることを調べてみました。
重く感じるコートはやめる
当然ながら、重いコートは替えるべきです。
しかし、人によって重いと感じる重さが違いますので、自分が重いと感じないのなら今のコートで問題ありません。
ただ、普段遣いのコートは重さに慣れてしまっている可能性があります。
そこで、お店に行き、いくつかのコートを試着して今のコートと比較することをオススメします。
その中には、今のコートよりも軽く感じるコートがあるはずです。
その時、改めて「今のコートと比較して、どちらを使うか」を考えてみましょう。
それでも「今のままで良い」と思えれば替える必要はありませんが、実際に軽いコートを着てみた時、「やっぱりこっちの方が負担が少ないな」と思うのなら、替えた方が良いかもしれません。
自分の体にあったサイズのコートを選ぶ
自分の体のサイズにあっていないと、肩こりの原因となります。
小さすぎると体の締め付けが血流の悪化を招きます。
また大きすぎても、下がった肩や腕の生地が、肩の筋肉の疲労を招きます。
それ以外でも着ていると違和感を感じる場合は、どこかしらのサイズがあっていない可能性が高いので、避けた方が良いでしょう。
インナーで厚着しすぎない
コートだけではなく、インナーにも注意しましよう。
ポイントは、腕周り、肩周りが動きにくくなるほどの厚着を避けることです。
腕が自由に動きにくくなるほどの厚着は、肩と腕の動きが制限されてしまいます。
この状態が続くと、肩の緊張へと繋がりますので、機能性インナーを選ぶなどして、厚着しすぎない工夫をしましょう。
首に負担がかかるデザインのコートを避ける
首に負担がかかるデザインとは、襟周りが大きかったり装飾が多いものです。
これらは直接首にぶら下がる形になるので、首への負担が大きくなります。
デザインに関することなので、そのコートがどうしても気にってしまった場合、これだけを基準に避ける必要はありません。
例えば「2つのコートのうち、どちらも良くて悩んでいる」といった状況で、判断するポイントの一つにはなると思います。
おすすめの軽いダウンコート
軽さに定評のあるコートといえば、ダウンコートです。
肩こり改善のために少しでも軽いコートをお探しの場合に、オススメのものをご紹介します。
・レディース 軽量ダウンコート
こちらは、レディースの軽量ダウンコートです。
わずか550グラムの重さで、しっかりと暖かな一着です。
デザインも落ち着いた上品な形でまとめられており、普段使いでも活躍しそうです。
・メンズの軽量ダウンジャケット
こちらは、メンズの軽量ダウンジャケットです。
ボリューム感のある見た目の割に、軽量でしっかり防寒もできます。
普段だけでなく通勤でも使用できそうですね。
まとめ
今回は、コートの重さと肩こりの関係についてまとめてみました。
冬の肩こりはコートの重さだけが犯人ではありませんが、軽いコートを着るに越したことはありません。
私もコートを見直して、今年の冬は肩こりなく過ごしたいですね。
下記の記事では絶対持つべきマストのコートを男女それぞれ紹介しています。
・コートは何着必要?絶対持つべきマストコートを男女それぞれ紹介
【そのほかのコートの記事はこちら】
・コートの丈詰め・裾上げなどのサイズ直しの料金や自分でやるやり方を紹介
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。