冬の始まりと春の始まりは、服装も大きく変わる季節ですよね。
特にコートは、寒い時期の必需品です。
でも、コートっていつから着ていいのか、結構悩みませんか?
そろそろかな?とコートを着ていったら、周りの誰も着ていないかった…、なんてつらい状況もあったりしますよね。
そこで今回は、冬コートと春コート、それぞれ「いつから」「いつまで」着るものなのか、目安をまとめてみます。
また、コートの収納方法やおススメのコートも一番下でご紹介しているので、ぜひご覧になってくださいね。
目次
気温や種類によって変わる
コートを着始める時期について、ぴったりと切り替わるタイミングがある訳ではありません。
というのも、下の3点により、タイミングが変わってくるからです。
気温によって変わる
コートの種類によって変わる
コーディネイトにより変わる
例えば、「○○月頃から着るとよい」とされていても、地域によって気温差がありますよね。
また、年によっては暖冬の場合もありますので、そういった場合は気温を中心に考えると判断しやすくなります。
また、コートの種類やインナーに何を着るのかによっても活躍できる時期が変わりますので、それらを含めて、考えてみるとよいでしょう。
冬コートはいつから?
冬のコートを着始める目安を、種類別に気温で見ると、下のようになります。
コートの種類 | 気温の目安 |
---|---|
薄手のコート(トレンチなど) | 10度~15度 |
少し厚手のコート(ダッフル、チェスターなど) | 5度~10度 |
厚手のコート(ムートン、ダウンなど) | 5度以下 |
例えば、これを東京の平均気温で見てみると、
薄手のコートは10月頃から
少し厚手のコートは11月頃から
厚手の本格的なコートは12月頃から
となりそうです。
薄手のコートはインナーを工夫することで少し寒くなってきても着られますから、自分の服の組み合わせによって、切り替えるタイミングを決めましょう。
また、通勤や通学の時をメインに使う場合、朝晩は冷えますので最低気温も参考に選ぶとよいです。
ただし、満員電車に乗る場合は暑くなりますのでご注意を。
逆に、日中の外出の場合は気温が上がって暑くなりますので、最高気温を参考に選ぶとよいと思いますよ。
冬コートはいつまで?
冬コートを着られる時期は、いつまでなのでしょうか。
一般的には、2月中までは冬コートを使用し、3月の間で徐々に春用へと変えていくというのが、目安とされています。
3月になってからは、寒い時期は冬コートを使いつつ、気温を見て春コートも使って行く、という感じですね。
3月は「寒の戻り」といって、暖かくなってきた後に冬の冷え込みが戻ってきます。
よって、春コートを使いだした後も冬コートは完全にはしまわず、いつでも出動できるようにしておいた方が良いでしょう。
春コートはいつから?
冬コートからの切り替え時期となる「3月」が、一般的に春コート(スプリングコート)を着始める時期となります。
気温でみると、12~13℃になってこれば、春コートを使いだせますね。
スプリングコートはコットンやナイロンなど軽い素材が多く薄手ですが、インナーを工夫することで、ある程度の温度差にも対応できます。
例えば、機能性インナーや、タイツ、パンツを厚手にすると寒さにも対応できます。
また、パーカーやインナーダウンなどを合わせると、暑いときは脱いで調整しやすくなりますよ。
また「ライナー」を取り外し可能なタイプも、多く販売されています。
ライナーを付けたり外すことで、寒い日にも暑い日にも対応できるので、寒暖の行ったり来たりが多い3月には、とてもおススメです。
春コートはいつまで?
春コートをいつまで着られるかの目安は、一般的に4月末までとされています。
3月から数えると、2ヵ月ほどの期間限定アイテムなんですね。
しかし、これも目安でしかありません。
5月に入っても冷え込む日はありますし、6月の梅雨の時期の寒さに春コートで防寒する人もいるようです。
寒さに敏感な人は、5月いっぱいは春コートをおいておき、気温を見て使うか判断するとよいかもしれませんね。
季節をまたいで活躍するトレンチコート
トレンチコートの万能さは、季節変わりのコーディネイトの悩みを大いに助けてくれます。
シルエットよし、色々なアイテムと組み合わせるのもよし。
世代の限定もなく、幅広い年代に愛されるトレンチコートは、秋の終わりから早速活躍します。
インナーを暖かく工夫すれば、冬の始まりでも十分使えます。
本格的な寒さが続く1月2月が終わり、3月になれば今度は春コートとしても使えちゃいます。
このように、トレンチコートは秋も冬も春も大活躍。
一枚もっていれば、季節の変わり目で安心して切る事ができる優秀なコートなんです。
スプリングコートも秋冬兼用できますが、落ち着いた色で飽きのこないトレンチコートも、ぜひ活用してみてくださいね!
コートの収納方法は?
みなさんは、夏の間などコートを着ない時、どのように収納していますか?
なんとなく収納ケースに突っ込んでいたりすると、シワがついたりして次のシーズンに使えなくなるかもしれません。
ここではコートの収納方法をご紹介します。
コートをきれいにする
コートを汚れたまま収納するのは、絶対にやめましょう。
匂いがや汚れが染みついたり、他の衣服にもうつってしまいます。
また、虫に食われやすくなってしまいますから、必ず収納前にきれいにしましょう。
最も良い方法は、やはり「クリーニング」に出す事です。
また、コートによっては家庭で洗濯できるものも多くあります。
ご家庭で選択する場合は、弱水流やオシャレ着用の洗剤など、衣服を傷めない方法がベストです。
また型がくずれないように、洗い終わったらすぐにハンガーに吊るし、陰干ししてください。
また、クリーニングも洗濯もできない場合は、市販の除菌消臭スプレーやコロコロでもよいです。
消臭スプレーをかけた場合も、しっかりと乾かしてから収納しましょう。
吊るして収納する
コートは基本的に、吊るして収納します。
これは、型がくずれたりシワが寄るのを防ぐためです。
ファーのついたコートやレーヨンなどは、シワになりやすいので吊るしましょう。
虫食いが気になる場合は、防虫ネットなどにまとめて入れるとよいでしょう。
かさばりが気になる場合は、圧縮袋を使う事もおすすめです。
たたんで収納する
吊るしていると収納場所を圧迫してしまう場合は、コートの種類によってはたたんで収納してもよいでしょう。
その場合、シワになりにくいコートを優先してたたみます。
ポリエステル製の生地やウール、綿や羽毛のダウンなどは、たたんで収納するのに向いています。
それでもシワが心配な部分には、タオルを挟んでたたむとシワを軽減できますよ。
おすすめの冬コートを紹介
ここからはおすすめの冬コートをご紹介します。
男性向けもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
オールシーズン:トレンチコート
ライナー付きで、オールシーズン着られる万能なトレンチコートです。
しかも家で洗えるので、いつでも清潔な状態を保てますよ。
撥水加工がされていて汚れや花粉もつきにくいので、春にも大活躍です。
こちらは男性向けのシングルトレンチです。
落ち着いたデザインなので、カジュアルにもビジネスにも使えますよ。
11月:ダッフルコート
柔らかくて暖かいダッフルコートは、冬の定番ですよね。
丈が長めなので、防寒機能にも優れています。
こちらは男性向け、ショートサイズのダッフルコート。
パーカーなどと組み合わせても使えそうですね。
12月~2月:ムートンコート
柔らかな肌触りのムートンコートは、見た目にもふんわりしてかわいいですよね。
こちらのコートは軽くて暖かく、他の服とも合わせやすいですよ。
こちらは男性向けのムートンコート。
メンズのムートンは、見た目にもゴージャスな雰囲気になりますよね。
12月~2月:ダウンコート
楽天で8万枚売れている超人気商品です。
ボリュームのあるファーは取り外し可能。
もちろん保温性も抜群ですよ。
こちらは男性向けのダウンコートです。
動きやすいハーフコートで、ファスナーは上下開閉タイプですよ。
11月〜:ビジネス用コート
フォーマルなスーツにも合わせられるブラックのトレンチです。
ライナーを着脱可能なので、秋冬春と長い期間の使用ができます。
こちらは男性向けのビジネスコートです。
ライナーの着脱可能、ハーフコートなので仕事先で脱いだ後もかさばりませんよ。
おすすめの春コートを紹介
ここからは春コートのご紹介です。
3月〜4月:スプリングコート
春コートといえば、明るい色を着られるのもいいですよね。
こちらはトレンチタイプで、7色から選べちゃいます。
こちらは男性向けのスプリングコートです。
モッズコートで、ゆったりと着られるのがいいですね。
まとめ
今回は、冬コートや春コートを着る時期の目安について、ご紹介しました。
気温を目安にするとわかりやすいですが、単純に周りのみんなが増えて着たタイミングで着るのも正解ですよね。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。