カマキリの交尾が命がけな理由を解説!【メスがオスを食べる本当の理由とは?】

よく知られている昆虫として、

『カマキリ』

がいると思います。

両腕にカマを持っており、

『強そうな見た目』

をしていることでも、かなり有名です。

ですが、このカマキリ、

『交尾の際、かなり残酷な光景を見せる』

ことを知っているでしょうか。

他ではあまり見られない、かなり凄惨な光景のため、

「信じられない」

という人も多いでしょう。

そこで、今回は、

『カマキリの交尾』

について紹介します。

残酷である意味も含めて紹介するので、参考にしてみてください。

カマキリが交尾すると、オスは死ぬのか?

引用元:https://pixabay.com

カマキリの交尾が残酷とされる理由としては、

『メスが、交尾中のオスを食べる』

というものから来ています。

酷いときは、

『頭だけない状態』

でも、交尾を続けているのです。

ですが、なぜこういったことが起きているのでしょうか。

メスにとってのオスは、栄養源

カマキリのメスに限らず、繁殖をする際は、

『膨大な栄養素』

が必要になります。

そのため、メスが卵を産むまでに、

『栄養素を、どこかで調達しなければならない』

のです。

そして、その栄養素こそが、

『カマキリのオス』

ということになります。

他の獲物を探せばよいという意見もありますが、

『カマキリに関しては、それが当たり前の行為』

となっており、今までそうやって命を育んできました。

また、オスのカマキリは、

『メスにとって、かなり大きな栄養源』

となるとされています。

他の獲物を捕獲するより、

『目の前の無抵抗なオスを食べた方が効率的』

という考えに至ったからこそ、メスはオスを食べるのかもしれません。

頭から食べられるのが基本

まずは、この動画を見てください。(苦手な人は閲覧注意です。)

カマキリのメスが、交尾中にオスの頭を食べていることが分かる動画です。

基本的に、オスが食べられるときは、

『頭の部分から食べられる』

ようになっています。

頭がなくなると、

『次第に下へと移っていく』

ことになります。

頭では分かっていても、

『実際の映像を見ると、かなり引いてしまう』

こともありますが、これがカマキリの日常なのです。

カマキリにとって、相手を食べることは、

『次の子孫を残すために必要なことであり、オスもそれを分かっている』

ため、特に抵抗なく食べられています。

ちなみに、交尾をしても、

『食べられないまま生き残る』

こともあるため、その場合は、オスが生き残っています。

食べられても交尾は出来るのか

ここで、少し疑問に思うこととして、

「交尾中に食べられたら、行為そのものが出来なくなるのではないか」

と考える人もいるでしょう。

ですが、その心配はないようです。

というのも、カマキリのオスは、

『食べられても、そのまま交尾を継続できるようになっている』

からです。

よく、頭だけない状態のカマキリが、交尾を続けている光景を目撃しますが、

『たとえオスが死んでいても、全く問題ない』

ため、メスは安心して交尾を続けることができます。

死んでもなお、子孫を残せる体というのは、

『生き物としては、かなり優秀』

なのかもしれません。

人の感覚で考えれば、

「相手が死んでもなお、交尾を続けるなんてありえない」

と考えるかしれませんが、それは人間の尺度で考えたときだけです。

カマキリを含む、他の生き物は、

『それぞれの価値観』

の中で生きているため、それを咎めることは出来ないのです。

オスの自己犠牲は仕方のないこと

カマキリのオスは、交尾の際、

『約25%の確率で、食べられる』

と言われています。

単純に考えると、

『4回に1回は、交尾で食べられてしまう』

ことになります。

ですが、カマキリにとって重要なことは、

『子孫を繁栄させ続ける』

ことにあります。

そのことを、カマキリのオスとメスも分かっているため、

『オスが自己犠牲を払う』

ということも、全て折りこみ済みなのです。

人の考えとしては、子孫繁栄とともに、

『自分がどれだけ長く生きられるか』

を重視していると思います。

カマキリも、そうではあるのですが、

『子孫繁栄に関しては、自分の命を懸けてもよい』

という本能があり、それが、オスの体を食べることに繋がっているのでしょう。

カマキリの交尾の際、メスの行動や変化に違いはあるのか?

引用元:https://pixabay.com

カマキリの交尾について紹介しました。

ここまでの内容を見ると、

『カマキリが、交尾に命がけである』

ことが分かります。

ですが、オスの命を食べた後、

『肝心のメスには、どういった変化があるのか』

については、まだ分からないことが多いと思います。

ここからは、

『カマキリのメスが、オスを食べた後の変化』

についても紹介していきます。

卵の産卵数が倍増

まず、オスを食べることによる、

『メスの産卵数』

について紹介します。

オスを食べたメスは、

『大量のアミノ酸』

を体内に取り込むことになります。

この栄養素は、産卵数にかなり大きな影響を与えるものであり、

『メスの交尾期に食べる食事の約60%を占める』

ことになります。

そして、オスを食べたときのメスが産卵する卵の数は、

『80~90個』

とされています。

ですが、もしオスを食べなかった場合、この数は、

『30~40個』

にまで数を減らすことになるのです。

単純に考えても、

『個体数が半分になる』

ため、カマキリにとっては由々しき事態だと言えるでしょう。

子孫の数が減るということは、

『それだけ繁栄できる可能性が減る』

ということなので、オスを食べる必要は十分にあるのです。

オスの栄養分は、余さず子育てに使われる

オスの栄養分は、産卵数にかなりの影響を与えることを紹介しました。

特に、交尾期のメスの食事が、

『オス』

であるため、食べることはほぼ必須条件だと言えます。

ですが、先程も紹介したように、

『食べられたオスの栄養分は、余すことなく産卵に使われる』

ことになります。

むしろ、食べる時とそうでないときの差を見れば、

『食べることが当たり前』

だと思えてきます。

人の身としては、

『生殖行為を行った相手を食べる』

なんて、あってはならないことだと言えます。

ですが、カマキリにとっては必須条件であり、

『そうしなければ、子孫が途絶えてしまう』

のです。

この点をよく覚えておき、

『カマキリの交尾でオスを食べるのは、必要なこと』

だと考えておきましょう。

必ずオスを食べるとは限らない

カマキリの交尾では、子孫繁栄のため、

『オスを食べなければならない』

ということを紹介しました。

ですが、中には、

『オスを食べずに、交尾を終える』

ものもあります。

この現象に関しては、はっきりとしたことが分かっていません。

ですが、食べられなかったオスは、その後、

『複数回の生殖行為が出来る』

ため、より多くのメスの交尾を行わせるためには、有利だと言えます。

実際、どちらの方が良いかは分かりませんが、

『より多くのメスとの交尾か、1回で生まれる卵の数を増やすのか』

という選択は、オスとメスに委ねられているのです。

ですが、オスを食べた方が、

『確実に、卵の数は倍増する』

ため、やはり食べられるのは、カマキリの交尾には必要なことだと言えます。

オスとしては、食べられることにより、

『より子孫繁栄につながりやすい』

ことを、本能的に知っているので、このことを覚えておきましょう。

食べるかどうかは、メスの体調と気分次第

https://twitter.com/learnig_realpot/status/1113440758130806784

カマキリのオスは、食べられること前提で交尾を行っていますが、

『メスがオスを食べるのは、その場の気分次第』

と言われています。

実際、メスがオスを食べないことがありますが、

『なぜ食べないのかは、あまりはっきりとしていない』

のです。

食べてしまえば、卵の数が増えるのは確かなのですが、ここで食べないのは、

『他にも理由が存在する』

と考えざるを得ません。

仮定の話になりますが、メスのカマキリは、

『オスのカマキリを選別している』

可能性もあります。

カマキリは、それぞれの個体によって、

『少しずつ栄養分が違う』

ため、メスは、より良い栄養源を探している可能性もあると言えます。

また、食べることにより、

『何らかのデメリットが生じる』

ことを、メスは本能的に感じていることも考えられます。

もしくは、

『交尾時に蓄えている栄養素が多く、オスを食べるまでには至らなかった』

とも考えられ、その理由は多種多様です。

気分次第なのか、明確な意思があるのかは不明ですが、

『まだ知らないカマキリの生態』

があることは確かです。

これから先、研究が進むことによって、

『カマキリの交尾の謎』

が、さらに発見されるかもしれません。

今はとにかく、

『把握されている事実だけを覚えておく』

ことをおすすめします。

まとめ

『カマキリの交尾が命がけな理由を解説!【メスがオスを食べる本当の理由とは?】』

いかがでしたか。

今回のまとめとしては、

『カマキリのメスがオスを食べるのは、子孫繁栄に必要』

ということが言えます。

交尾を行ったパートナーを食べるという行為は、

『オスの自己犠牲』

のもと、成り立っています。

人では考えられませんが、カマキリにとっては、

『より多くの子孫を産むために必要不可欠なこと』

になるのです。

このことを理解して、

『カマキリの共食い』

について、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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