カラスはしゃべるの?しゃべっている動画やオウムなどがしゃべる原理を徹底解説

夕方になるとよく街中でカラスが「カァー、カァー」と鳴いているのを見かけます。

「カラスが鳴く」とは不吉な感じがしたりするもので、時期によって発情期であったりするとその鳴き声は恐ろしく感じるほどです。

しかしそのカラスも人のように喋るって知っていましたか?

ペットを飼っている人は一度は夢見たことがあるのではないでしょうか。

「動物と会話ができたら・・・」

インコやオウムが喋るのは広く知られていますが、カラスが喋るとはなかなか聴いたことがありません。

今回はそのカラスの発音器官について解説していきたいと思います。

カラスはしゃべることができるの?


引用元:https://pixabay.com

カラスは発音器官が発達している

鳥が喋るというと多くの人がイメージするのはインコやオウムを思い出す人が多いですよね。

「カラスが喋る」と言ってピンと来る人は少ないでしょう。

しかしカラスも喋ることはできるのです。

「喋る」という行為は意思を発する行為であって、厳密にいうとこれらの鳥類が行っているのは「喋る」という行為とは少し離れています。

しかしカラスにもインコやオウムほどではないにしても様々な音を出す器官が備わっています。

カラスは意思疎通が上手

カラスには小学生並みの知能が備わっているといわれています。

カラスの鳴き声には約40種類のバリエーションがあるようで、主には仲間との意思疎通のために様々な音を使い分けています。

なかには威嚇や危険を知らせるものもあるようです。

カラスが鳴く回数で意味が違う


引用元:https://pixabay.com

1回 → 挨拶
2回 → 空腹・注意喚起・強調
3回 → 安全・満足・位置表示
4回 → 警戒・危険・威嚇
5回 → 警戒・避難
6回 → 敵の存在を知らせる
7回 → リーダーからの合図
8回 → 集合・集団行動の合図

このようにカラスは鳴く回数で意味合いを分けています。

群れとしてこれだけ意思疎通がはっきりとしていると少し恐ろしく感じますよね。

言葉を交わすことはできない

これだけたくさんの意思表示ができるカラスですが、喋れるといってもなかなか人間のように上手には喋れるわけではないようです。

しかし稀にものまねが上手で発音能力にも優れたカラスもいるようです。

しゃべっている動画をいくつか紹介

【喋るカラス!かんたろう。インコのように話せます。】

ニュースでも取り上げられたカラスではっきりと喋っているのが聞き取れます。

 

【「アイム・オーライト」と言っているように聞こえるカラス】

カラスが喋っているように聞こえるのは日本だけではない!
イギリスに「僕は大丈夫」と喋るカラスがいた!

 

確かによく聞くと言葉を話しているように聞こえますよね!

普段そこらにいるカラスからこのような音を聞くことはできません。

これはあくまでも意思表示しているわけではなくシンプルにこの音を出しているだけなのですが、こうやって見るといつも怖いイメージがあるカラスですが少し可愛く見えてきませんか?

どうしてオウムやインコはしゃべることができるの?


引用元:https://pixabay.com

舌が発達している

インコは餌の皮を舌で剥くほど舌の筋肉が発達しています。

そのため人間と同じように柔軟に動かすことができ、様々な音が出せるような構造になっています。

様々な音が出せることによって発音範囲が広がることで、真似をする時にもより近い音を出すことが可能になります。

脳のメカニズムが発達している

インコやオウムは人間に近い部分があります。

それは「音を聴いた時」と「音を発する時」が脳内で連動することです。

他の動物ももちろん音や鳴き声を発することはできます。

しかしこの部分が連動できず聴いた音を真似するということはできません。

インコやオウムはこの部分が特に発達していて聴いた音を真似して発することができるのです。

喉の構造が人間と似ている

人間には声帯があってそこで音を調整しています。

鳥にも同じように「鳴管(めいかん)」というものが備わっていて、他の動物に比べて様々な音が出せるようになっています。

そのおかげで、人間の発する声に近い音を出すことができるのです。

ものまねの習性がある

インコやオウムにはものまねの習性があるようで、ものまねをすることで仲間や人間とのスキンシップを図っています。

また、自然界でも群れの中で生活するのに、自分だけ違う音を出していると目立ってしまって危険なため、群れの中で同じような行動ができるようになっています。

オウムに備わっている「発声学習」という機能

この機能はハチドリ、鳴きドリ、オウムの3種類の鳥にしか備わっていない機能です。

ほとんどの鳥は様々な音を作り出す能力を持っていますが、特にオウムは特殊な脳を持ってることで「新しい発声法を作り出す能力」という機能が備わっています。

それによって彼らの素晴らしい神経システムを使うことで、声帯模写を可能にしています。

まとめ


引用元:https://pixabay.com

「喋る」という行為は特別な行為であって、ただ「音が同じだから喋っている」ということにはなりません。

しかしインコやオウムが喋っている姿を見るとどこかなごやかな気持ちになりますよね。

発音器官や舌の動きだけであれば、カラスも人間と同じように複雑な音を出すことは可能なのです。

近年、カラスも大脳が発達してきて餌の確保やコミュニティの形成を広範囲で行うようになってきました。

それにともなってゴミステーションが荒らされたり、大量のフンが撒き散らされたりと人間社会にも弊害が出つつあります。

しかしたくさんのコミニュケーション能力を持つカラスですから、いつか人間と会話する日が来るとしたら、それはロマンがある話ですよね。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事