夏や秋になり部屋の窓を開けて見ようとしたら蜂の巣ができている事に気づき、なかなか窓をあけられずにいた経験はありませんか?
せっかくいい天気なのに蜂が入ってくる危険性のために窓が開けられない。どうにかして蜂を駆除して窓を開けたいが、素人では何もわからないし、刺されるのが怖いからどうしようもない。
今回はそんな悩める人のために
・蚊取り線香で蜂は退治できる?
・蜂を退治するのに有効な手段は?
・蜂の予防・対策は?
について紹介していきたいと思います。
目次
蜂は火や煙に弱い?
熊や猿などの動物は、火や焚き火などの煙に弱いというのはなんとなく知っているかもしれませんが、蚊や蜂などの虫も同様に火や煙に弱いです。
蜂は火を見ると本能的に避けること生き物であり、煙を吸い込んでしまうと蜂の神経に影響を及ぼし気絶してしまいます。そのため蜂の行動を抑えることができます。
しかしこれは一時的に気を失っているだけであり、ある程度時間が経てば再び動き出してしまいます。また、気絶してから意識を取り戻した蜂は、興奮状態であることが多く、蜂が気絶しているとわかったらすぐに殺すか、遠くに逃がさなければなりません。
また、火やそれに伴う煙によって近隣の人たちに迷惑をかけてしまう可能性があり、過去には火災にまで発展してしまったというケースも少なくはありません。火を扱って蜂などの害虫駆除をすることはとても有効な手段である反面、それだけリスクも伴ないます。
ですので、自分自身で火を使って蜂の駆除をするときは十分に気をつけて行ってください。
また、無理に自分で駆除するのではなく、専門の業者に依頼することも方法の一つです。自分で駆除をするよりも費用がかかってしまいますが、しっかりとやってもらいたい方にはおすすめです。
蜂にも蚊取り線香は効果はある?
蚊取り線香といえばその名のとうり蚊を寄せ付けない駆除用品として有名ですよね。
そんな蚊取り線香が蜂にも効果はあるのか
予防や駆除の補助にはなる
結論から言えば蚊取り線香は蜂が巣を作ることへの予防や補助になります。
蚊取り線香は’’ピレスロイド系殺虫成’’という成分を含んでいます。これは蚊などの害虫によく効く成分であり、煙とともに害虫の体の中に入ると神経を刺激し、駆除することができます。
この成分は蜂にも一定の効果があります。ですので駆除しようとして業者が来るまでに時間がかかり、少しでも駆除したいという方は使う事をお勧めします。
また、蜂が盛んに活動をし始める前に蚊取り線香を使っておく事で、蜂が巣を作ることの予防にもなり、本当に蜂が嫌いだという人は使うことをお勧めします。
ただし、蚊取り線香に含まれる成分は人に影響を及ぼすことはなく非常に使い勝手の良いものですが、稀に気分を害する人がいます。
何か異変を感じたらご使用をお控えください。
殺傷能力はないので本格的な駆除は難しい
先程も述べたように蚊取り線香は蜂の神経を刺激し、一時的に気絶させるものあり、蚊取り線香のみでは予防や駆除の補助になるものの殺傷能力はないので本格的に駆除することはできません。
本格的に駆除するとなるとやはり業者に依頼することが再発率や安全面などを考慮した時、一番良い方法だと思います。
多少お金はかかってしまいますが、万が一刺されてしまったり、火災にまで発展してしまう可能性がある事を考えるとこれが最善の手段だと言えるでしょう。
蜂の駆除や予防におすすめの商品は?
蜂は昼頃に最も活発に行動をします。ですので、夜から早朝にかけて駆除作業をすることをオススメします。
また、万が一のことにも備えて一人で作業を行うのではなく、複数人で行いましょう。
それでは蜂の駆除や予防をするためにのいくつかのオススメ商品を紹介していきたと思います。
木酢液
木酢液とは、まず木炭を燃やした時に発生する煙を冷まして液体状にします。しばらく放置した後、不純物が上層に出てきた不純物を取り除き市販で売られている木酢液となります。
木酢液は濃い黄色のものであり、木炭から発生する煙を原料に作られていることから炭の匂いがします。タバコなどの匂いが本当に嫌いだという人にはあまり受け付けない匂いかもしれません。
育てている野菜などに害虫がつくのを避けるために、でも農薬はあまり使いたくわないという理由で主に農家などで使われることが多いです。
こちらの商品は完全天然成分のみで作られているため、人体には害はありません。
完全な駆除とまではいきませんがある程度の駆除ができたり、虫を寄せ付けないための予防にもなるのでオススメしたい商品です。
ただし、木酢液自体に色が付いているため、家の外壁が白いと散布した時に少し木酢液の色が付いてしまうことがあります。
蚊取り線香
こちらは一般的な蚊取り線香です。昔からずっと愛されつずけ、蚊やハエなどの虫が多い夏にはなくてはならないものです。
木酢液と同様に、完全な駆除とまではいきませんが、使うか使わないかでは大きく違いが出ます。
蚊取り線香は屋外はもちろんのこと、屋内でも使えるものも多くありきになるところにピンポイントで使用することができます。
ただし、長時間密室で使い続けるとあまりよくはないので室内で使用する場合は定期的に空気の入れ替えをした方が良いです。
アースジェット
こちらの商品は見慣れた方も多いかもしれませんが、害虫駆除のための殺虫剤です。
これは予防ではなく駆除のためのものであり、木酢液や蚊取り線香と違い即効性があります。
蜂が現れたらすぐに使うことができ、とても便利な商品です。匂いや着色もなく使うところを選びません。
ただし、蜂が活発に行動している時には変に刺激してしまう可能性があったり、数が多くいる場合は効果的に使えないことがありますので注意してくだい。
殺虫剤スプレー①
続いて紹介する商品は、スズメバチやアシナガバチなどの蜂の駆除のために作られた商品です。
蜂の駆除に特化して作られているため、アースジェットとは違って蜂に効果抜群です。ですので多くの蜂を駆除したい時にはこちらがおすすめです。
ただし、蜂の巣などを自分で除去・駆除するときは、蜂が襲ってくることも考えて、防護服を着ることが必須です。
こちらとセットで使うことで安心して駆除の作業に当たれます。
殺虫剤スプレー②
こちらはより強力な殺虫剤スプレーです。発射口がガンタイプ担っているので狙いを定めやすいです。また、バズーカ砲のようになっている事と、より殺虫力の強い成分を含んでいるため安全に蜂の駆除ができます。
まとめ
今回、蜂の駆除として蜂は火や煙を嫌がるのか、蚊取り線香が有効なのか、などについて解説してきました。
一度蜂の巣ができてしまうと、なかなか小さくなることはなく、蜂もその場所で生活することが常となります。
ですので、蜂の巣を見つけたらすぐに対処しましょう。
蜂に刺さたくないけど駆除するのためにはいくつか方法があります。
・蚊取り線香
・木酢液
・殺虫剤
・業者依頼
などなど他にもまだあるかもしれません。
安全面、料金面、などいろいろ加味した上で最善な方法をとることが大切です。
火を使って駆除する場合には火災にまで発展したケースも過去にあるので、火元には十分注意して行ってください。
万が一蜂に刺されてしまった場合は、近くの病院で診てもらってください。
この記事を読まれた方は下記の記事もおすすめです。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。