寒い冬、こたつでぬくぬく過ごす時間は至福ですね!!
冬のおうち時間に欠かせないこたつですが、時には危険なことも?!
こたつの危険信号は多くの場合、「におい」で現れます。
焦げ臭いにおいがしたら要注意。
大きな事故につながる危険がひそんでいるかもしれません。
今回は、こたつの「焦げ臭いにおい」について解明し、こたつ周りの危険への対策を説明したいと思います。
目次
こたつが焦げ臭い原因
こたつの焦げ臭いにおいの原因には、以下のものが挙げられます。
・コードが断線している
・衣類や布団が焦げている
・ヒーター内に埃がたまっている
・ヒーターが故障している
コードの断線
こたつから焦げ臭いにおいがしたら、まっさきに、コードが断線していないか調べてください。
コードの断線の原因は、以下のようなものがあります。
・コードが押し曲げられた状態で使用されている
・上に重い物が乗っている
・ペットに噛まれてしまっている
・コードの経年による劣化
これらの要因でコードが断線していることがあります。
コードの断線は発火、火災につながり、命の危険にもなりかねません。
もしもコードの断線がわかったら、ただちに使用をやめて、コードの交換などの対応をとりましょう。
衣類や布団が焦げている
こたつの周りには燃えやすい布製品がいっぱいあります。
ヒーターに接触して焦げている可能性がありますよ。
・こたつ布団
こたつのヒーターに、布団の布が当たって焦げていませんか?
こちらも気づかず放置してしまうと、火災につながりかねません。
・衣類、洗濯物
こたつの中で衣類などを温めている場合も要注意です。
冬場で天気も悪いし外に干しても洗濯物が乾きが悪い、こたつの中で乾かそう~、というようなこと、ありますよね?
そんな方は要注意。こたつに入れた洗濯物が、気づかないうちにヒーターに当たって焦げてしまっているかもしれません。
火災を起こしてしまっては、元も子もありませんよね。
ついついしがちですが、こたつの中で衣類を乾かすのは、できる限りやめましょう。。。
部屋干しにおすすめの柔軟剤。2L大容量でお得です。
・座椅子
こたつに入る時、座椅子を使っている方も多いと思います。
座椅子が気づかないうちにヒーターに当たって焦げてしまう、ということ、実は多いようですよ。
どうしてそんなことになるのでしょう?
こたつに入って座椅子に座っている時は問題ありません。
問題は、こたつから出たその後です。
座椅子の背もたれが後ろに倒れて、前の部分が持ち上がったまま、これを気づかず放置してしまうと、こたつのヒーターに接触したままになってしまうわけです。
こうなると、座椅子が焦げたり、悪くすると発火してしまう可能性もあります。
こたつと一緒に使う座椅子、扱いには要注意ですね。
ヒーター内の埃
こたつの中の焦げ臭いにおいは、ヒーターについた埃が原因になっていることも多々あります。
埃も大量にたまると発火の危険があります。
また、たまったほこりが原因で温度ヒューズが切れたり、ヒーターが故障してしまうことも。
定期的に掃除をしてヒーターに埃をためないようにしましょう。
ヒーターの掃除の仕方や便利な掃除道具について、後で説明、ご紹介いたします。
ヒーターの故障
こたつの焦げ臭いにおいは、ヒーターの故障が原因かもしれません。
こたつのヒーターの寿命は大体10年くらいとされています。
焦げ臭いにおい以外に、こたつのつきが悪い、暖まらない、使っていると消えてしまうなどの症状が見られる場合はヒーターの故障も疑いましょう。
こたつが焦げ臭い場合のそれぞれの対策&予防法
こたつの焦げ臭いにおいのそれぞれの原因について、対策と予防法をまとめていきます。
コードの断線の予防法と対策
コードは日頃から断線しないように下記の点に気をつけましょう。
・コードをねじって使用しない
・コードを引っ張った状態で使用しない
・コードの上にこたつの足が乗っていないか注意する
・ペットがコードをかじっていないか注意する
・収納時、きつくぐるぐる巻かないようにする
・断線している場合はただちに交換する
コードの断線は深刻な事態を招きかねません。
使用方法に注意して、安全に使いたいですね。
もしもコードが断線してしまっていたら、危険ですのでただちに使用をやめましょう。
コードはタイプによってはホームセンターなどで新しいものを買って交換することが可能です。
心配な場合は、メーカーに問い合わせてみましょう。
コードの交換についてはこちらで詳しく解説しています。
衣類や布団を焦がさないために
こたつは暖かくてつい気持ちもゆるみがち。
思わぬ痛い目にあわないためにも、普段から危機回避を徹底したいですね。
下記の点に注意して衣類や布団を焦がさないようにしましょう。
・こたつ布団がヒーターに接触していないか注意する
・こたつの中に衣類などを入れないようにする
・座椅子の扱いにも注意する
ヒーター内の埃対策
ヒーターにほこりをためないためには、
・ヒーターにほこりがついていないか定期的に確認する
・こたつの使い始め、使い終わりに掃除機でヒーターを掃除する
ことが大事です。
ヒーター部分を取り外せるこたつも多く、自分で分解して掃除することも可能です。
ヒーターを取り外して掃除する手順は、次の通りになります。
・こたつをひっくり返す
・ドライバーを使ってヒーターユニットを外す
・カバー(網)からヒーターを外す
・さらに、ファンを取り外す
・掃除機などで掃除する
・逆の手順で元通りに戻す
以上がヒーターを解体して掃除する手順になります。
ただし、ヒーターを取り外せるという明記のないこたつの場合、掃除をするのにヒーターを取り外して行うと、元に戻せなくなる可能性があります。
自信のある方以外には、解体しての掃除はあまりおすすめできません。
ご家庭でヒーターの掃除をする場合は、ヒーターカバーの上から掃除機を使ったり、細かいところは綿棒を使うなどして行いましょう。
コードレスハンディクリーナーはヒーター掃除に最適です。
下記の商品は隙間ノズルやブラシノズルもついていて使い勝手がよさそう。
自分では分解できないけれど、徹底してヒーターをきれいにしたい!
そんなときには、家電専門のお掃除業者もありますよ。
こたつももちろん、自分では掃除できないストーブやファンヒーターも取り扱っています。
ヒーターが故障してしまったら
ヒーターは修理に出すことも可能ですが、新しいものを購入して自分で交換することもできます。
調子が悪いままのヒーターを使い続けるのは危険ですので、早目に修理または交換をするようにしましょう。
こたつが焦げ臭い以外の匂いで臭い場合
こたつから、焦げ臭いにおい以外のにおいがすることもありますね。
例えば、布団にしみついたにおい、足のにおい、ペットのにおいなどです。
いわゆる「生活のにおい」ですね。
これらも、対策を施すことで改善、軽減が可能です。
まとめ
いかがでしたか?
こたつの焦げ臭いにおいには危険なトラブルが隠れているんですね。
乾燥した冬は火災は本当に恐ろしいものです。
きちんとした使用を心がけ、定期的に確認、メンテナンスをして、安全なこたつ時間を過ごしたいですね。
こたつを出す時期に関する記事はこちら
・こたつを出す時期はいつからいつまで?気温や片付ける時期を徹底解説
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。