冬の快適な暖房器具といえばこたつがあります。
そんなこたつに入っている時、なんとなく匂いが漂うのを感じることはありませんか?
汗っぽいような、ほこりっぽいような、はたまた動物のような…?
こたつ周りの異臭の原因は色々と考えられますが、主にそのお家の生活臭と言えます。
家族だけならまだ良いのですが、来客時など、ちょっと恥ずかしいですよね。
これから、こたつが臭くなる原因とその対策について、詳しく見ていきたいと思います。
目次
こたつが臭い原因と対策
こたつが臭い原因は
- 足の臭い
- 猫の臭い
- こたつ布団の臭い
などが考えられます。
一つ一つ見ていきましょう。
足
こたつのにおい、というともしかしたらこれを連想した方もいるかもしれません。
そう、こたつに入っている私たちの「足」のにおいです。
こたつは熱を逃さないために四方を布団で覆って使います。
布団で覆われて密閉された空間、さらにヒーターによる高温状態。
さらには高温でじっとり汗ばんだ足。
考えるまでもなく、においは否が応でも増殖しますよね。
こたつに入った足のにおいは、もはや避けられない異臭の要因の一つと言えるでしょう。
せっかくくつろぎたいこたつなのに、足のにおいを気にして過ごすのは嫌ですよね。
足がにおいが原因の場合は、以下の対策をしましょう。
・こたつの中で消臭グッズを使う
・足のにおいケアをする
・こたつで使う消臭グッズ
こたつのにおい問題には、対策グッズも出ています。
こういった消臭グッズを使うのが対策としては一番カンタンですね。
こちらはこたつのコードフックにかけるタイプの収集グッズです。
約2年間使えます。
またこたつの下にひく消臭マットもあります。
洗濯も可能なので、ずっと使うことができますね。
またにおいの原因である足のにおいも、しっかりケアして根本から対策しましょう。
足を洗う際の臭いをとるチェックポイントは、
- 爪まわり
- 足の指の間
です。
毛先が柔らかい歯ブラシで、爪まわりや足の指の間を優しくあらってあげましょう。
またかかとの角質をしっかり保湿して柔らかくすることも臭い対策の一つです。
角質をきれいに保っておけば傷がつきやすく雑菌がたまりにくくなります。
保湿クリームは普段使っているものを塗って大丈夫です。
また足専用せっけんを使うのもおすすめですね。
上記商品は、洗うだけで足の臭いや角質の対策ができる石鹸です。
猫
♪ねこはこたつでまるくなる♪
といいますが、本当に猫はこたつが好きですよね。
こたつに足を入れるとペットの猫の柔らかい毛がふれると、なんとも幸せな気分になります。
しかしながらかわいい猫が、こたつのにおいの原因になっている、ということもあるんですね。
またこたつの中・布団にくっつく猫の毛も、困りものです。
かわいいペットをこたつから追い出すわけにはいきません。
できる限り効果的な対策をして、猫と一緒の気持ちの良いこたつタイムをつくりたいですね。
・猫のお口ケアをする
・猫の毛のつきにくいこたつカバーを使う
・猫のお口ケア
実は、猫には体臭というのはほとんどないそうです。
では何がにおいの原因かというと、猫のよだれ、おしっこやうんちになります。
特に歯に歯石がたまっていたりすると、口から悪臭が漂います。
その状態で手や体をなめるので、体中ににおいがついてしまうんですね。
ガーゼや専用の歯ブラシで、お口のケアをしてあげましょう。
歯磨きが苦手な猫ちゃんには、フードにかけて食べられるお口ケアもあります。
・こたつカバーで対策
猫の毛とにおい、どちらもこたつ周りで困る問題ですね。
コロコロと消臭スプレーでも対策できますが、こたつカバーそのもので対策する手もありますよ。
毛もにおいもつきにくい、サテンのカバーがおすすめです。
こちらは3色から選べます。
こたつ布団
大きな面積をしめるこたつ布団。
こたつでした食事のにおいや食べかす、たばこやペットのにおいなど、布にはいろいろなにおいがしみこみます。
こたつのにおいが気になるなら、布団をしっかり消臭することが一番効果的ですよ。
こたつ布団の消臭の方法は以下のものがあります。
・掃除機をかけるときはこたつ布団をめくりあげて換気をする
・日干しする
・消臭スプレーを使う
・洗濯する
・布団を上にあげて換気をする
洗濯ができないとき、外に干せないときは、これだけでも効果があります。
布団についた埃や食べかすを払い、軽く掃除機をかけるとにおいの元もすっきり落とせます。
・日干しする
天気の良い日はぜひ、こたつ布団を日干ししましょう。
しみついた汗やにおいが取れると同時に、日光で布団の殺菌もできます。
しっかり時間をかけて日干しすれば、ふわふわによみがえりますよ。
・消臭スプレーを使う
消臭スプレーは、日ごろから使える便利なにおい対策です。
スプレーをするとき、こたつの下のカーペットも一緒にスプレーするのを忘れないようにしましょう。
消臭はファブリーズのような消臭スプレーで大丈夫です。
・洗濯する
本格的なケアをするなら洗濯です。
こたつ布団の洗濯には、
・自宅で洗う
・コインランドリーで洗う
・クリーニングに出す
という方法があります。
まずは水洗いが可能かどうか、洗濯表示を確認しましょう。
水洗い可能であれば、洗濯機で洗えます。
おしゃれ着洗い用洗剤を使用し、洗濯後はしっかり日光に当てて干しましょう。
・おしゃれ着洗い用洗剤
洗濯機に入らない場合、浴槽に水をためて洗う方法がありますが、大仕事になるため、コインランドリーに出すのも一案です。
また水洗いできない場合、または手間を省きたい、プロの仕上がりが欲しい場合は、その分値段はかかりますが、クリーニングに出すのがおすすめ。
布団をクリーニングに出す場合は、ネットで注文ができるこちらのサービスがおすすめです。
↓布団のリネットはこちら↓
出す枚数が多いほど安くなるので、洗いたい布団がたくさんある場合にはおすすめですね。
その他のこたつのにおい対策
ここでは、簡単にできる日常的なにおい対策をご紹介します。
・石鹸で消臭
・目の細かいネットやストッキングを用意する。
・ネットまたはストッキングの中に好きな香りの石鹸を入れる。
・こたつの中につるす。
やり方はこれだけです。
ネットがヒーターに触れないよう十分に注意してください。
また、石鹸のかわりにみかんの皮を使うのも効果的ですよ!
・重曹で消臭
・こたつの下に敷いているマットやラグに重曹を振りかける。
・こたつ布団を上に上げて通気性をよくし、半日~一晩おく。
・重曹を掃除機で吸い取る。
体にも無害で消臭効果の高い重曹は上手に活用したいですね。
重曹はお掃除だけでなく料理にも使えます。
こたつが使い始めに臭い原因は?
ペット、足、生活臭など、使用していくうちについていくにおいについて見てきました。
では、こたつを出したて、使い始めた時に、においが気になるのにはどんな原因があるのでしょう。
汚れ
使い初めにこたつ布団がなんとなくにおう。
それは、全シーズンで布団についた汚れが残っているせいかもしれません。
使っていくうちににおいも薄くなっていくかもしれませんが、気になる場合は、もう一度洗濯してもいいですね。
カビ
しっかり洗って保管していたのに、なぜかにおう。
その原因は、カビの可能性があります。
湿度の高い状態で保管されていたことにより、雑菌が繁殖して、場合によってはカビが発生していることも。
軽いにおいであれば日干しで改善しますが、気になるときは一度洗濯してから使いましょう。
こたつが焦げ臭い原因は?
生活臭、よごれなど、こたつのにおいには様々な原因がありますが、中には深刻なにおいもあります。
こたつから焦げ臭いようなにおいがある時は、火災の原因となるような問題があることも。
焦げ臭いにおいにはこれらの原因が考えられます。
・コードの断線
・衣類や布団が焦げている
・ヒーター内の埃
こたつが焦げ臭い時の原因と対策は、こちらでくわしく解説しています。
まとめ
いかがでしたか?
こたつのにおいには、それぞれの生活環境によって様々な要因があるのですね。
適切な対策を取って、快適なこたつライフを実現しましょう!
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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。