お年玉の中学生の相場!孫・甥・姪等の場合や地域差、使い道も解説

おめでたいお正月ですが、大人は喜んでばかりもいられない事情があります。

それは、「お年玉」です!

親戚に小さな子どもが多かった場合、お年玉の総額だけでなかなかの出費になりますよね。

また、子どもが幼児や小学生であれば、まだ少ない額で済みますが、中学生にもなってくると低い額でお茶を濁すこともできません。

かといって、多すぎる額を渡してしまって、来年以降にさらに期待されても困ります。

(高校生になっても、お年玉は続きますからね)

そこで、本記事では、「中学生に対するお年玉」について、詳しくご紹介したいと思います。

●中学生にあげるお年玉の相場はいくらか。

●中学生のお年玉の使い道は?

●相手との関係や地域による違い

それぞれを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

中学生のお年玉の相場は?

引用元:http://www.misaki.rdy.jp

それでは早速、本題である「中学生のお年玉の相場」を見ていきましょう。

各種アンケートの結果を見ると、中学生へのお年玉の相場は「5000円〜 プラスアルファ」という結果になっています。

中でも「5000円」という回答が最も多く、中学生へのお年玉として渡しやすい金額になっているようですね。

中学生は3年間ありますが、学年が上がっても固定で5000円という形も多いようですね。

ただ、小学生の高学年へのお年玉の相場が、高めの金額だと5000円という結果が出ています。

よって、小学生の時に5000円あげている場合は、差をつけるために5000円を超えた金額になってくるでしょう。

これらの事情が、「5000円〜 プラスアルファ」という幅に現れているんですね。

よって、中学生へのお年玉は「5000円を基準に考えて、それぞれの事情に合わせてプラスする」というのが、相場といえます。

ただし、お年玉の額は相場ありきではありませんので、次の章の「相場以外の金額の決め方」も、ぜひご覧になってください。

しかし…、やはり中学生ともなると、世間の相場は5000円以上ということで、なかなかの金額になってきますね。

大人にとっては財布が痛いところですので、特に渡す相手が多い場合は懐具合との相談になりそうです。

相場以外の金額の決め方

引用元:https://free-materials.com

さて、中学生へのお年玉の相場は、「5000円〜 プラスアルファ」という結果が出ています。

しかし、これはあくまで、世間のアンケート結果の平均に過ぎません。

お年玉の金額は、相場ありきではなく、諸々の事情が関わってきます。

よって、「相場がこれだから」と決めるのではなく、相場は参考程度にして、様々な事情を考慮して決めることをおすすめします。

中でも特に気にしたいのが、親戚の子どもにお年玉をあげる場合です。

この場合、次の二つの点に気を配って金額を決めましょう。

場合によっては、親戚間での話し合いを事前にもてると良いかもしれません。

同年代の子ども間で金額に差がつかないようにする

子ども達はお互いにお年玉でもらえた金額を、教えあっているものです。

同年代の子どもに対して異なる金額をあげてしまうと、不満が出るかもしれませんので注意しましょう。

また、昨年あげたお年玉の金額にも、気を配った方が良いです。

例えば、昨年は中学生に5000円あげていたとすると、今年、中学生になる別の子は5000円もらえると思い込んでいるかもしれません。

それより低ければがっかりするでしょうし、高いと喜ぶでしょうが、逆に昨年5000円もらった子が良い気がしないでしょう。

これらを防ぐためには、お年玉の金額を一律にすることが有効です。

例えば、中学生の3年間はずっと「5000円」とか、新規の子どもへのお年玉は一律「3000円」、などです。

これなら、毎年子どもの間で差が生まれる事がありません。

他にも、学年で「中1=4000円、中2=5000円、中3=6000円」などと決めておくのも良いでしょう。

このように毎年、その時に金額を決めるのではなく、あらかじめ基準を作っておく事が対応策となります。

 

他の親戚があげるお年玉と差がつき過ぎないようにする

もう一つ、気を配っておきたいのが、「他の親戚が子どもに渡すお年玉の金額」です。

子どもは正直なものですから、あなたからもらった金額が突出して多かったり、少なかったりすると、大騒ぎをする可能性があります。

場合によっては、気まずい思いを抱く事になるかもしれません。

また、あなたに子どもがいた場合、他の親族に対して「次回はお返しの意味を込めて、高い金額をあげないと…」と、心労を与えてしまうかもしれませんよね。

よって、他の親戚が子どもにあげるお年玉の金額と、あまりに差がつきすぎる金額を子どもにあげるのは、控えた方が良いでしょう。

例えば、中学生であっても親戚の皆が1000円を一律で上げているのなら、相場を気にせずに、親戚間のルールに従った方が良いと思います。

中学生のお年玉の使い道

引用元:https://pixabay.com

さてさて、ここまで中学生へのお年玉の金額について、ご紹介してきました。

大人が頭を悩ませて上げているお年玉ですが、そのお金は子どもに渡った後、どのように使われていうのでしょうか。

そこで、「中学生のお年玉の使い道」について調べてみました。

小学生では、お年玉を親が預かるケースも多いですが、中学生になると自分で管理を任されるケースも多くなってきます。

そんな中で、最も多い使い道は「好きなものを買う」だそうです。

どんなものを買っているかというと、こちらです。

 

●ゲーム機やタブレットなどの電子機器

●本やCD、DVDなど

●グッズやコンサート代など

●洋服などファション関係

 

最近の中学生の興味がどこに向いているかが、わかる気がしますね。

電子機器は高いので、お年玉を元手に親と折半したり、おこづかいと合わせて買うこともあるようです。

中学生になれば、お年玉の総額がかなりの金額になってきます。

子ども達が欲しいものはたくさんありますが、この機会にお金の使い方を一緒に学んでいって欲しいですね。

 

親族の場合、相場は変わってくる?

引用元:https://zeebaa.net/archives

「結婚祝い」に代表されるように、各種の祝い金は、親戚だと金額が高くなる傾向があります。

それは、お年玉にも当てはまるのでしょうか。

調べてみると、親族だからといって高くなるというわけではなさそうでした。

よって、甥や姪であっても、相場は同じくらいと考えて良さそうです。

また、高くなるわけではありませんが、親戚の親の間で子どもにあげる金額を打ち合わせることもあるようです。

上で紹介したように、親戚間で金額の決め方のルールを定めて、不公平感をなくす事が目的となります。

そういった意味では、親族の場合、世間一般の相場とは変わってくると言えるでしょう。

ただ、祖父母に関しては、孫にあげるお年玉の額が、一般的な相場よりも高くなる傾向があります。

祖父母は、親戚間のルールにとらわれず、可愛い孫に高い金額をあげがちのようですね。

地域によるお年玉の傾向

引用元:https://www.irasutoya.com

お年玉の額は、地域によっても若干の差があります。

過去の調査では、中部地方や西日本の県で総額平均が高くなる傾向がみられました。

故郷から遠く離れた地域へ嫁いだり、引っ越したりした際は、お年玉の相場感が違う可能性がありそうですね。

気になるようであれば、地域の方や親戚の方々に事前に相談してみると良いかもしれません。

また、子どもがもらう総額平均は、都会よりも地方の方が高くなる傾向もあります。

しかしこちらは、一人が子どもにあげる額が高いというより、子どもにあげる人数が多い事が理由かもしれません。

親戚の人数や集まりが少ない都会より、親戚一同が介する事が多い地方の方が、子どもは多くの大人からお年玉をもらえるのでしょう。

おすすめのポチ袋を紹介

中学生にお年玉をあげる時に使えるオススメのポチ袋をご紹介します。

シンプルでおしゃれなポチ袋

中学生ともなれば、キャラものなどでなくシンプルなポチ袋が良いでしょう。

こちらは、シンプルで伝統的なデザインの雰囲気を持ちながら、おしゃれなポチ袋です。

男女問わず使えるので、相手を選ばずに使い勝手が良いですよ。

面白い一言が光るポチ袋

犬のイラストと「おいしいものでも」という一言がはいったポチ袋です。

こういった面白い一言が理解できるようになっているのも中学生頃からですよね。

ユーモアが伝わる子どもであれば、使ってみてはいかがでしょうか。

その他のお年玉の相場

赤ちゃん、小学生、高校生、大学生、社会人のお年玉の記事は以下のリンクからご覧いただけます。

以下のリンクからご覧いただけますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

今回は、中学生に対するお年玉のあれこれについて、ご紹介しました。

中学生ということは、この先、まだまだお年玉をあげる年齢が続きますから、先のことも考えて金額を決めたほうが良いかもしれませんね……。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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