ペットボトルのスノードームの作り方!中身の液体は何がいいの?

小さなドームの中の景色や動物の上にキラキラと舞う雪。。。

スノードームを見ていると、時間を忘れそうになりますよね。

ロマンチックなスノードーム、雑貨屋さんやお土産屋さんで、ついついチェックしてしまう、という方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなスノードームを、ペットボトルを使って手作りする方法をご紹介したいと思います。

赤ちゃんのおもちゃから、小学生の自由研究にまで使えそうなスノードーム。

ぜひ作ってみませんか?

さっそく詳しくご紹介いたしますので、ぜひお読みください。

目次

ペットボトルのスノードームとは?

引用元:https://pixabay.com

スノードームというのは、球体やドーム型のガラス容器の中に液体が入っていて、動かすと中に沈んでいたラメなどが舞い上がり、雪が舞っているように見える、という置き飾りです。

お土産やクリスマス向けデザインのスノードームが多く、インテリアとして楽しむことができます。

通常はガラスでできているこの容器をペットボトルで代用して手作りする、というのが、ペットボトルのスノードームです。

飾って楽しむのはもちろん、小さいサイズのペットボトルで作れば、きらきらと中身がきれいなスノードームは、赤ちゃんのおもちゃとしても最適ですよ。

スノードームの中身の液体は何がいいの?

引用元:https://pixabay.com

スノードームの中で、ラメなどが雪が舞うようにふわふわと舞い落ちるのは、中に入っている液体がただの水ではなく、トロトロとしているからです。

スノードームを作る時は、以下のような液体を水に混ぜることで、水にとろみを出していきます。

(スノードームの中身に使う液体)

  • グリセリン
  • 洗濯のり
  • 食器用液体洗剤
  • 工作用液体のり

 

それぞれの液体を使用した場合の特徴は以下のようになります。

グリセリン

グリセリンは粘度が高く、中に入れたものをゆっくり舞わせることができます。

ただ、細かいパウダーのようなものだと、ダマになったり、他の飾りにくっついてしまうこともあるので、注意が必要です

洗剤や洗濯のりにくらべると、水と混ぜるときに泡立ちにくく、混ぜやすいです。

グリセリンはドラッグストアなどで購入することができ、100グラムで350円ほど、500グラムでは600円台~1000円ほどになります。

通販でも購入できます。

 

洗濯のり

洗濯のりを使った場合、液体せっけんに比べて、中のものがふんわりゆったりと広がる感じになります。

透明度はグリセリンに劣ります

値段が安いのがメリット750グラムで100円台で購入することができます。

 

食器用液体洗剤を使う

食器洗い用の中性洗剤は、どこの家庭にもあるので、一番お手軽です。

ラメなど軽いものも、壁にくっつかずにきれいに舞わせることができます。

粘度がやや低いので、舞っている時間は短めです。

液体洗剤を使って、ゆったりした動きのスノードームを作りたい場合は、水に対して洗剤の割合を多めにして作りましょう。

水と混ぜるときに泡立ちやすいので、気をつけて混ぜる必要があります。

また、時間が経つと中に入れた飾りが色落ちする可能性があります。

お値段は、例えば主要なメーカーの詰め替え用の770mlならば400円ほどになります。

洗濯のりの4倍ほどのコストになりますね。

 

工作用液体のりを使う

工作用液体のりも、粘度は洗濯のりと同程度です。

スノードームに使う場合は、水ににごった色がついてしまうのが難点になります。

また、100グラムで100円~と、コストもかかります

工作用液体のりは下記のような商品のことです。

おすすめの液体は?

上記で紹介した液体を表にしてみました。

粘度 透明度 混ぜやすさ コスパ
グリセリン 高い
ラメなどがくっつく、ダマになるという問題あり

洗濯のり 中くらい
食器用液体洗剤 低い
時間がたつと中のものが色落ちする可能性がある

泡立ちやすい
工作用液体のり 中くらい

 

グリセリンは、透明度も高く扱いやすいのですが、コストがやや高いのと、粘度が高いために中のものがきれいに舞ってくれない可能性があります。

食器用液体洗剤は、泡立つため混ぜにくいのと、長時間の保存に向かないという難点があります。

工作用液体のりは、水がにごってしまう難点の他に、コスト面でも不利になります。

以上のことから、最もコスパが高く失敗の少ない洗濯のりが、一番おすすめです!

ということで、この後に作り方を紹介するスノードームでは、使用する液体を洗濯のりで説明したいと思いますが、もちろん他の液体でも代用可能です。

ペットボトルのスノードームの作り方アイデア:赤ちゃん用ミニスノードーム

赤ちゃんや小さな子には、ミニサイズのスノードームがおすすめです。

こちらの動画で、わかりやすい作り方を見ることができますよ。

作り方の手順は以下の通りになります。

用意するもの

  • 112mゃ130mlなどのミニサイズのペットボトル(乳酸菌飲料に多いサイズです)
  • 洗濯のり
  • 飾り(ビーズやキラキラテープなど)
  • ビニールテープ

手順

  1. ペットボトルにビーズなどを入れる。
  2. 水を半分入れて少しずつ液体のりを足し、割りばしなどを使い泡立てないように混ぜてビーズなどの沈み具合を見る。
  3. ちょうど良い状態に調節しながら、ペットボトルが満タンになるように水と液体のりを足していく。
  4. ふたを閉めてビニールテープで固定する。
  5. ふたにシールを貼ったりリボンテープを巻いてかざりつけをする。

 

水と洗濯のりの割合は7:3や1:1などで作っている人が多いようです。

中に入れるものによっても動きが変わってきますので、状態や好みで調節しましょう。

さらさらと軽やかな動きにしたいなら水を多めに、とろとろとゆっくりした動きにしたいならのりを多めに入れると良いですよ。

ペットボトルのふたを閉める時に接着剤を塗ると、よりしっかり閉めることができて安心です。

 

ペットボトルのスノードームの作り方アイデア:サマースノードーム

夏休みの工作にぴったりの、夏らしい涼しげなスノードームをご紹介します。

海で拾ってきた貝殻などを入れれば、夏の思い出を閉じ込めた宝物になりますよ。

用意するもの

  • ペットボトル
  • 洗濯のり
  • ビニールテープ
  • ジェリーボール
  • ビーズ
  • 貝殻

 

ジェリーボールとは、水につけておくとふくらんでプルプルになる、小さくカラフルなボールです。

もともと観葉植物を育てるためのものですが、100均でも売られていて、手軽なインテリア商品として人気です。

こちらのジェリーボールは100個入りで、送料込みで230円です!(東京都への送料)

手順

  1. ペットボトルにビーズなどを入れる。
  2. 水を半分入れて少しずつ液体のりを足し、割りばしなどを使い泡立てないように混ぜてビーズなどの沈み具合を見る。
  3. ちょうど良い状態に調節しながら、ペットボトルが満タンになるように水と液体のりを足していく。
  4. ふたを閉めてビニールテープで固定する。
  5. ふたにシールを貼ったりリボンテープを巻いてかざりつけをする。

ペットボトルのスノードームの作り方アイデア:クリスマススノードーム

こちらは、クリスマスムードのスノードームです。

スパンコールやネイル用グリッターを使い、キラキラとした雪景色を作りましょう。

用意するもの

  • ペットボトル
  • 洗濯のり
  • スパンコール
  • ネイル用グリッター(白)
  • クリスマス柄のピック

 

ネイル用グリッターは、ネイルアートに使うラメパウダーのようなもので、100均でも購入できますよ。

星形スパンコールはこちらでも購入できます。

 

こちらは珍しいMerry Christmasの文字型スパンコールです。

手順

  1. ピックの棒をペンチで切りおとす。(棒は使いません)
  2. ペットボトルに飾りを入れる。
  3. 水を半分入れて少しずつ液体のりを足し、割りばしなどを使い泡立てないように混ぜてビーズなどの沈み具合を見る。
  4. ちょうど良い状態に調節しながら、ペットボトルが満タンになるように水と液体のりを足していく。
  5. ふたを閉めてビニールテープで固定する。
  6. ふたにシールを貼ったりリボンテープを巻いてかざりつけをする。

 

ご紹介したツイッターの画像では、お肉などをトレーを使ってツリーを作ったそうです。ナイスアイデアですね!

まとめ

いかがでしたか?

’スノー’ドームですが、夏仕様で作っても素敵ですよね。

ご紹介したもののほかにも、いろいろとアイデアが浮かんできそうですね!

お徳用の洗濯のりを手に入れたら、いろんなスノードームを作ってみませんか?

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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