卒業式で泣く場面・心理や泣く人の割合は?泣けなくても気にする必要はない

もうすぐ卒業式だけど、今までの人生で卒業式で泣いたことがない、泣く場面がわからないという方もいるのではないでしょうか。

泣かない人からすると、泣く人の心理も、泣くタイミングもわからないですよね。

でも、泣けなくても大丈夫です。

今回の記事では、卒業式で泣いてしまう場面や泣く人の心理を解説していきます。

また、の卒業式で泣いてしまった人、泣いてない人の実際の声もご紹介していきます。

目次

卒業式で泣く人の割合は?

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卒業式に泣く人が、どれくらいいるかは気になるところですよね。

泣かない人は少数派なんでしょうか。詳しく説明していきましょう。

実はそんなに泣いてない

しらべえのアンケートの結果では

「卒業式で泣いたことがある」と答えたのは、全体で32.4%でした。

ということは残りの7割弱は泣いていないと言えます。

泣く人は目立つので多いように感じますが、実は卒業式って、泣いてない人のほうが多いんです。

男女差が大きい

「卒業式で泣いたことがある」人の男女比をみてみると男性は15.7%と少なめですが、女性は49.0%と、ほぼ半数です。

男性の8割弱は泣かずに過ごします。

女性の2人に1人は泣いている、と言えます。

卒業式というと女の子のグループが集まって泣いているイメージがあるのも頷けますね。

女性も半分は泣いてない

泣いている人は目立つので周りはみんな泣いていると感じるかしれませんが、女子生徒も半数は泣いてないという結果が出ています。

つまり泣かない人は少数派ではないんです。

卒業式で泣いてしまう場面は?

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卒業式で泣く人が多い場面はいくつかありますが

代表的なものに卒業生答辞、校歌斉唱、卒業式の合唱、友人や先生が泣いているのを見て、というのがあります。

ここからは1つずつ詳しく解説していきます。

卒業生の答辞

在校生送辞のあとにはじまる卒業生の答辞

代表生が涙をこらえながらウルウル声で話していると泣く率は高まりますね。

代表生のお世話になった先生方への言葉や、学生生活を振り返ったエピソードを聞いていると共感して泣く人がいます。

文化祭、合奏コンクール、体育祭、卒業旅行などの具体的なエピソードは自分の体験と重なり、涙を誘うのでしょう。

校歌斉唱

卒業してしまうと、全員で校歌を歌う機会がなくなりますね。

学校で校歌を歌うのも、これが最後かと思うと感慨深いものがあり泣く人がいます。

自分が卒業するという実感が湧きやすいのも校歌斉唱の特徴です。

卒業式の合唱

「旅立ちの日」など、卒業の歌は、歌詞と感情が重なることが多いですね。

まさに涙を誘うような歌詞で構成されていますので、泣く人が多いのも頷けます。

加えて、合唱コンクールの練習なども思い出すのではないでしょうか。

毎日頑張ってクラス全員で練習したという思い入れが深い場合は尚更でしょう。

友人や先生が泣いているのを見て

仲の良い友人が泣いているのをみて、つられて泣いてしまったという人も多いです。

卒業生を持つ先生にとっては、長い時間を一緒に過ごした生徒たちの卒業は嬉しくもあり、寂しくもある感慨深いものなのでしょう。

見守っていてくれた先生の涙は、生徒の涙も引き起こしますね。

卒業式のあとの教室で

卒業式では泣かなかったけど、教室に戻って泣く人も多いです。

  • 担任の先生からの話を聞いていたら泣いた
  • ホームルームで友人と話していて泣いた
  • 卒業式ではこらえていたけど耐えきれなくて教室で泣いた

という人は結構います。

卒業式で泣く人の理由・心理は?

 

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泣けない人にとっては卒業式で泣く人の理由や心理がわからないものですね。

ここからは泣く人の気持ちを詳しく説明していきます。

友人と離れ離れになるのが寂しくて

一貫校でない限り、小学校から中学・高校と、年齢が上がるごとに卒業後の進路がバラバラになる率は高くなります。

泣くほど仲が良い友人だったら、卒業後も連絡をとりあって会えばいいじゃないかという意見もありますが、泣いてる人からすると、それとこれでは大違いなのです。

今までクラスの友人とは毎日会って、共に学生生活を送ってきたのに、離れ離れになって実体験が共有できないのが寂しいのでしょう。

学生生活を振り返って

今までの学生生活を振り返ると感慨深い思いが押し寄せてきて泣く人もいます。

校舎のあちこちでの思い出がたくさんあって、もうここに来なくなると思うと寂しくなるのではないでしょうか。

ここには大会やコンクールで良い成績を残せた時の思い出や、卒業まで無事にやってこれた、などの嬉し泣きも含まれます。

先生への感謝の気持ちがこみ上げてきて

先生への感謝の思いが強いと泣いてしまう人がいます。

自分のことをよく理解してくれて、手助けしてくれた先生がいなくなるのが寂しいと思うと、自然と涙がこみ上げてくるようです。

指導してくださった先生との信頼関係ができている人に多いでしょう。

泣いてる人をみてつられて泣いてしまう

泣いている友人たちに囲まれると、つられ泣きしてしまう人がいます。

また、

  • 普段は泣かないクールな男子生徒が泣いてるのをみて泣いた
  • 友達と話していてもらい泣きしてしまった

ということもあります。人の涙は感情を揺さぶられるのでしょう。

卒業式で泣けなくても気にする必要はない

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卒業式で、みんなが泣いてるからといって泣かなければならないわけではありません。

冷たい人間だと思われるのではないだろうかと心配するかもしれません。

しかし感情表現は個人によって様々です。

泣きたいときに泣ける人、気持ちは泣きたいのに泣けない人、泣きたくないのに泣いてしまう人、様々です。

周りに合わせる必要はありませんので、泣けなかったとしても気にすることはありません。

それでもやはり泣けないことが気になる場合は、言葉で感謝の気持ちや卒業の喜びを表しましょう。

以下に、友人向け、先生向け、在校生向けに使える言葉掛けを、いくつかご紹介します。

気持ちが伝わる言葉掛け(友人向け)

友人たちと別れを伝え合う場面はこのような言葉がけをすると良いでしょう。

  • 「明日から会えなくなると思うと寂しいよ」
  • 「あの時、〇〇さんが〇〇してくれたことで助けられたんだよ」
  • 「絶対忘れないよ」
  • 「〇〇中学・高校・大学に行っても元気でね」
  • 「同じクラスになれて嬉しかった」

気持ちが伝わる言葉掛け(先生向け)

担任の先生や、部活、進路指導など、お世話になった先生のもとへ行って、直接、感謝の気持ちを伝える場面でお使いください。

  • 「今まで本当にありがとうございました」
  • 「先生が教えてくれたことはいつまでも忘れません」
  • 「先生のおかげで僕・私も〇〇が出来るようになりました」
  • 「先生の生徒になれて嬉しかったです」
  • 「いつまでもお元気でお過ごし下さい」

気持ちが伝わる言葉掛け(在校生向け)

部活やクラブの後輩とお別れをする場面で使えます。

  • 「〇〇部のことは頼んだよ」
  • 「卒業までは短いからたくさん思い出を作ってね」
  • 「これからも元気でいてね」
  • 「ずっと応援してるよ」

卒業式の実際の声

ここからは実際に卒業生が感じた感想をお届けしていきます。

泣いた人

泣いていない人

まとめ

さて、今回は卒業式で泣いてしまう場面や泣く人の心理を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

この記事を読んだ皆様が、泣けなくても安心して卒業式に出席出来ましたら幸いです。

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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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