ツバメと聞くと、巣を作って、雛を一生懸命育てているイメージがあると思います。
親鳥は雛の餌を取りに行き、雛は口を開けて親鳥を待ちます。
1日に500回ほど餌場と巣を往復するので何度も餌付けのシーンは見れるのです。
その姿がとても愛おしいですよね。
そして昔からツバメは「幸運の鳥」とも言われています。
確かにツバメを見た時や、巣を発見した時はなんだか得した気分になるものです。
でもなぜツバメが「幸運の鳥」と言われるのでしょうか?
本記事では、
・ツバメのスピリチュアル的な意味
・巣を作ると縁起がいいのか
どこよりも詳しくご紹介していきます。
目次
ツバメのスピリチュアルな意味は?
昔から農家でツバメは田んぼの害虫を食べていたので「益鳥」として大切にされていました。
その為、いつの日からかツバメは幸運の訪れなどのスピリチュアルな意味を持つようになったのです。
確かに昔から私たちの側で暮らしていますが、今まで人に対して危害を加えることもなく、迷惑をかけることもないので悪い印象を持っている人はいませんよね。
ツバメは渡り鳥で1年中飛び回っているのでいつも見れる訳ではありません。
なので、珍しく貴重な鳥というイメージも強いです。
人は珍しい物を見ると「ラッキーだった。」となんだか得をした気になるので、ツバメに対しても同じ感覚が出るのです。
ただ農家の方からするとツバメは害虫駆除に来てほしいと願うほどでしょう。
ツバメにまつわる縁起や迷信とは?
ツバメにまつわる縁起や迷信はいくつもあります。
根拠のあるものや無い物など。。。
どんな物があるのか1つ1つご紹介していきます。
ツバメが高く飛ぶと晴れる
ツバメの飛ぶ高さによって天気がわかるという事ですが、これは本当です。
なぜかというと湿度が関係していて晴れている日は湿度が低く、虫が高く飛びます。
その虫を食べようとして空高く飛びまわるのです。
逆に天気が悪くなる時は、湿度が高くなり虫の羽が重くなり、低い位置しか飛ぶことができません。
その為ツバメも低いところを飛んで虫を捕まえるのです。
昔天気予報が無い時はツバメを見て天気を予想していたとも言われてるんですね。
家に無事帰れる
ヨーロッパの船乗り達はツバメのタトゥーを入れている人が沢山いました。
なぜかというと、ツバメは家に帰る事ができる、縁起物と言われていたからです。
船乗りたちは海に出ると家に無事帰れる保証はありません。
ツバメは渡り鳥ですが、毎年巣を作った場所に帰って行きますもんね。
その事から船乗り達はツバメは家に帰れる縁起ものとなったようです。
ツバメを殺してしまうと家が火事に?
ツバメは「縁起が良い」と言われているので、ツバメを殺してしまったら「縁起が悪くなる」と言われています。
そしてツバメの喉が赤いので赤=火と繋がり、ツバメを殺すと火事になると言われるようになったんですね。
ツバメを見かけると良い事が起きる
ツバメは渡り鳥なのでとても忙しく、1年中飛び回っています。
温かくなると自分の巣へと帰って卵を産んで雛を育て、寒くなると温かい地域へ飛んでいくんですね。
ツバメを見れる次期は限られていてとても貴重な為、見かけることができたら良い事が起きると言われているのです。
ツバメが巣を作るとそのお店が繁盛するって本当なの?
ツバメは天敵の蛇から自分や雛を守るため、蛇がいないところに巣を作ろうとします。
蛇は人がいるところには出てきません。
ツバメはその事を知っていて、蛇の嫌がる人がいるところに巣を作るのです。
人がいるという事は人の出入りが多いところです。
お店は人の出入りが家よりありますよね!
そこからお店にツバメが巣を作ると繁盛すると言われるようになったんですね。
ちなみにツバメは1つの場所に何年もかけて巣を作ってそこに住みます。
巣は田んぼから泥や草を取ってきて自分の唾液で強度を高めているのでとても頑丈に作られています。
4、5月に産卵し、2週間ほど経つと孵化し、1日に500回ほど餌を運んで雛を育てていくのです。
住民は糞対策なども年々しっかり作ってツバメと一緒に暮らすようです。
お店だと糞に対してなおさら気を使いますよね。
中には蛇から守れるような巣を空き缶などで作ってあげる人もいるのです。
ツバメの寿命はおよそ7年ほどととても短いので、毎年来ていたのに来なくなったら亡くなった可能性が高くなります。
毎年会っていて急に来なくなったらなんだか寂しいですよね。
来なくなった売り上げが下がるという言い伝えはないのでお気になさらずに。
ツバメの巣にもスピリチュアルな意味があるの?
ツバメの巣ができると良い事が起きる!などよく聞きますよね。
ツバメは、先ほどもご紹介したとおり天敵がいないところに巣を作ります。
すなわちツバメは安全だと感じた場所にしか巣は作りません。
そしてツバメが安全と感じるところは風水的にも良いところに巣をつくる事があるのです。
風水的にいい家には災害などが起きにくく、良い気が流れています。
そこからツバメが巣を作る=縁起が良いとなったのでしょう。
またツバメの巣は広東料理で高級食材として使われていますが、こちらも縁起の良い食べ物なのです。
食べるツバメの巣は、日本にいるツバメと種類が異なり、海藻とツバメの唾液で作られたもので、色は透明です。
それを料理に使ってスープなどに加工し、お祝いの席などで食べられています。
とにかくツバメは種類が違うものでも縁起が良いと繋がるのです。
さて、ここからはツバメの巣にはどんなスピリチュアルな意味があるのかご紹介していきます。
金運が良くなる
ツバメは、害虫を食べてくれることから農家の人からすると、農作となるのでお金が入ってくるようになりました。
その頃からツバメの巣ができると金運が良くなると言われています。
今ではツバメの巣ができるお店は繁盛するとも言われているので、商売をしている人にとって嬉しい事なのです。
子宝に恵まれる
ツバメの巣が家にできると子供を授かる、安産と言われています。
ツバメは巣の中で雛を育てるので同じように家族にも子供ができ、円満に進むと言われているのです。
またツバメは1度に5匹~6匹の雛を生むため、子宝に恵まれるとも言われています。
まるでコウノトリのようですよね!
病気にならない
ツバメの巣が家にできると家族が病気にならないと言われています。
ツバメが巣をつくりたいと思う場所はパワーに満ち溢れている場所なので住んでいる人は病気になりずらいそうです。
家族が病気にならないというのは1番嬉しい事ではないでしょうか。
火事にならない
ツバメの巣が家にできるとその家は火事にならないと言われています。
火事になるところにはツバメが巣を作らないので逆に、ツバメが巣を作らなくなったら家事に気付けた方が良いとも言われています。
火事にならない場所を探せるツバメって本当にすごいですよね!
ツバメが夢に出てきた時のスピリチュアルな意味は?
ツバメが夢に出てくると様々なスピリチュアルな意味があると言われています。
一体どんな意味があるのかご紹介していきます!
ツバメが自分の家に飛んでくる夢
ツバメが自分の家に飛んでくる夢を見ると、「家庭円満」になると言われています。
新しい命を授かったり、お給料が上がったりと、家族にとって嬉しい事が起きるのです。
ツバメを飼う夢
ツバメを飼っている夢を見た場合は、今の生活環境を窮屈だと感じている時だと言われています。
まるで自分が飼われているかのような夢です。
恋人に束縛されていたり、労働時間が長かったり、していませんか?
夢に出るほど精神的に参っている可能性もあるので、対策法を考えた方が良いかもしれません。
ツバメが巣を作っている夢
ツバメが巣を作っているところを夢で見ると、これから家族に幸運が訪れると言われています。
家族に幸運が訪れるという事は、自分自身にも嬉しい事ですよね!
ツバメが飛んでいる夢
ツバメが飛んでいる夢は恋愛がうまくいくと言われています。
気になる人や好きな人と距離が近くなったり、アプローチを受けることもあるかもしれません。
ツバメが群れで飛んでいる夢
ツバメが沢山群れで飛んでいる夢は、独り立ちする時だと言われています。
実際にツバメが群れで飛んでいる時は、雛が巣立ちをする時なのです。
なのでお子様が進学したり、1人暮らしをする時かもしれません。
嬉しいような寂しいような親心は複雑ですね。
ツバメが死んでしまう夢
ツバメが死んでしまう夢は、良くない事が起きると言われています。
仕事での失敗や、今まで続けてきたことを挫折してしまったり。。。
しかしそれは、また新たな事にチャレンジすればいいという事にも繋がります。
前向きに考えましょう。
まとめ
ツバメはやはり「幸運な鳥」でしたね!
地域によってツバメが見れる次期も違うので見れる次期はとても短い時間です。
自分の家に巣を作られたら困ってしまうと感じてしまいますが、良い事が起きると思えばなんとなく許してしまいそうですね ^^;
ツバメに関する事は全て良い事ばかりなので、自分の家で巣を作ってくれる事を楽しみに過ごすのもいいかもしれません。
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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。