夏の時期によく着るものと言えば着物や浴衣がありますよね!
温泉などに宿泊したときは必ず着ると言っても過言ではありません。
それ以外にも、お祭りや花火大会などでも大活躍です。
少し前では、成人式の着物の着付けが間に合わず、着付けを請け負っていた会社が倒産してしまったという事件もありましたよね!
着物や浴衣といった和装、、自分で立派に着こなすことができれば、印象に残ること間違いありませんよね!
しかし、浴衣なんて日常ではそんなに頻繁には着ませんよね。
いざ着るとなった時、特に外出する場合などは持ち物は何がいいのかとか悩んだりしませんか?
今回は、そんな浴衣を着たときの最低限の持ち物やあると便利なもの、また荷物を入れる巾着やバッグなどについて解説していきたいと思います。
目次
浴衣の持ち物の必需品
巾着・バッグ
まず、浴衣を着ている際には巾着に荷物を入れるのがおすすめです。
しかも、あまり大きすぎず小ぶりなものがベターです。
詳しくは、後述の『浴衣の荷物はできるだけ少なくするのが基本』の項で解説いたしますが、基本的に巾着などの入れ物や荷物は大きなものは避けましょう。
数もなるべく少なくすることをおススメします。
浴衣での外出の鉄則は、『荷物は小さく!少なく!』
覚えてくださいね!
お財布
お財布は必需品ですよね。
ただし、浴衣を着る場合は注意するポイントがあります。
それは、『荷物は小さく!少なく』という鉄則です!
つまり、大きい長財布は浴衣には向かないということです。
それよりも、小銭入れやがま口財布などの方がおススメです。
また、普段カード払いが多い方はさらに要注意です。
なぜなら、浴衣を着るような場面では現金払いのお店が基本だからです。
例えば、お祭りでの屋台などでは、カード払いは対応していないお店が大半です。
なので、普段用ではなく小銭入れなどを持っていくほうがいざというとき便利です!
ケータイ・スマホ
これも外せないですよね!
おススメとしては、モバイルSuicaをダウンロードしておくことです!
これも『荷物は小さく!少なく!』!という鉄則に従った結果です。
ハンカチ・ティッシュ
エチケット用品として持っていきましょう!
ティッシュはポケットティッシュよりもウェットティッシュの方が使い道が広くておススメです。
もしなければ、汗拭きシートなどでも可です。
浴衣は、洋服よりも涼しそうに見えて、実は意外と蒸れやすく暑いのです。
デオドラントグッズは必須です。
化粧ポーチ・メイク直しグッズ
特に女性であれば、メイク直しグッズは必須でしょう。
暑い中や人ごみの中では、汗などでお化粧が崩れてしまいます。
そんな時、手鏡やリップなど最低限のお化粧品があるとすぐに直すことができます。
いざというときに後悔しないように、準備しておくとグッドです!
浴衣の持ち物であると便利なもの
扇子・うちわ
浴衣と言えば扇子でしょう!
一つ和柄のものを持っているだけで、がぜんそれっぽくなります!
場所も取りませんし、余裕があるなら確実にもっていきましょう!
扇子がなければ、団扇でも全く問題ありません!
コーリンベルト
浴衣や着物などの和装専用のベルトで、コーリンベルトというものがあります。
衿を固定し、形を整えるもので、腰ひもを巻いた上から巻きます。
これもあると便利ですね!
値段もそんなに高くないので、手を出しやすいと思います。
コーリンベルトの使い方については、こちらのページが参考になります。
和装用インナー
洋服用とは別に、和装用のインナーがあります。
浴衣は、見た目以上にかさばるため、蒸れやすく汗をかいてしまいます。
種類も多く、上下別れているものもあれば、上下が一体になったワンピース型もあります。
大人用から子供用まで幅広くそろっているため、一つ準備しておいてもいいと思います。
特に汗っかきの方は洋服用のインナーではなく、和装用の下着を用意するといいでしょう。
ばんそうこう
浴衣を着るときには、下駄や草履をはきますよね!
普段は着慣れていれば別ですが、おそらく大半の方は久しぶりにはくのではないでしょうか?
そんな時に心配なのが靴擦れです。
鼻緒が足の指股にすれて血が出てしまうことがあります。
そこで、ばんそうこうを1,2個持っていくと大変便利です!
すぐに応急処置して、楽しい時間に水を差さないようにしましょう!
ハンドタオル・タオルハンカチ・手ぬぐい
汗っかきな方は、ハンカチ以外にもハンドタオルなど大きめのタオルを持っていくとよいでしょう!
また、これを機会に手ぬぐいにチャレンジしてみてもいいかもしれません!
手ぬぐいは、タオルよりも水はけがよく汗をよく吸収してしかもすぐに乾きます。
花柄など和柄で可愛いものが多く、浴衣との相性もばっちりです!
また、単に見た目以外にも、便利な使い方があります。
それは、浴衣の帯がゆるんだ時に内側にはさむことでほどけるのを防ぐことができる、というものです。
とっさの応急処置として意外と役に立ちます。
安全ピン・クリップ
着物は帯で締めているため、動いているとどうしてもずれてしまいます。
そんな状態を防ぐときに大活躍するのが、安全ピンやクリップです。
着付けをして襟や裾をピシッとした後、安全ピンなどで止めてしまいましょう!
ちょっとした工夫で手間をへらせること間違いなしです!
また、クリップについてはさらに使い道があります。
それはおトイレの時。
裾をまくり上げながらするのは大変なのです。
そんなとき、クリップで止めておけると非常に楽ちんです!
着物用クリップというのが販売されていますので、ぜひ活用してみてください。
ビニール袋
ごみって、出ないと思っていても意外と出てしまいますよね。
そんなときのために、ごみ袋として1つビニール袋をもっていきましょう!
コンビニなどでよく小さなビニール袋をもらいますよね!
あの袋を1つもっているだけで全然違います。
折りたたみ傘・レインコート
雨が降った時に備えて一式持っているとよいでしょう。
人混みが予想される場合は、折りたたみ傘よりもレインコートのほうが良いと思います。
その他、レインポンチョのような大きくかぶさるものだと、雨の中でも快適に楽しめるでしょう。
レジャーシート・折り畳み椅子・クッション
花火を見るとすると、座りたくなりますよね!
でも、浴衣のまま地面に座ると汚れてしまいますよね!
せっかく頑張って時間をかけて準備したハレ着姿が土や泥で汚れてしまうと、せっかくの楽しい気分が台無しですよね!
そんなとき、レジャーシートがあると、汚れずにきれいなまま座ることができます。
レジャーシート以外でもビニール袋や折り畳み椅子などでも大丈夫です!
細かな準備がとっても大切ですね!
せっかくの浴衣なので、和柄のものを用意するとなおよいでしょう!
虫よけスプレー・かゆみ止め
夏の天敵である虫。
気づいたら、血を吸われていてかゆくてかゆくてたまらない!なんてこともよくありますよね!
特に、浴衣は肌が露出しているため、なおさら対策しておくことをおススメします!
対策として虫よけスプレーをふりかけたり、かゆみ止めを塗るなどすると、万全です!
日焼け止め
これも夏の天敵。
特にお祭りなど、日中に出歩く場合は是非とも塗っていきましょう!
ちなみに太陽がそれほど出ていない夕方も要注意です!。
目安としては17時まででしょうか。
ちょっと暗くなったからと言って油断していると翌日日焼けに苦しむことになってしまいます。
浴衣の荷物はできるだけ少なくするのが基本
着物の鉄則は『荷物は小さく!少なく!』であると言いました。
その理由を解説します。
実は、浴衣とはもともとお風呂上りに着る軽装という位置づけの衣服であり、そのまま外出するとしても、遠出というよりは家の近くをふらっと出歩く程度だというのが通例だからです。
そのため、荷物もそもそも大きいものや数を多く持っている姿は不自然に見えてしまいます。
浴衣を着る際には、荷物はなるべく小さくしていきましょう!
とはいっても、特に女性の場合どうしても荷物は大きくなってしまいますよね。
また、お祭りや花火といったハレの日に浴衣で長時間外出することも多いかと思います。
暑い中重い荷物をたくさん持つのは誰だっていやですよね!
そのため、荷物を小さく、少なくする工夫が必要です。
浴衣の荷物を減らす方法は?
最低限のものが何かを知る
まず、基本的な考えとして、最低限持っていくべきもの以外は極力持たないようにしましょう。
- お財布
- ケータイ・スマホ
- ハンカチ・ティッシュ
- メイク直しグッズ
これらを小さな巾着に入れて持っていれば、全く問題ありません。
コインロッカーを活用する
しかし、やはり場面や状況に応じて必要なものが増えるのは当たり前です。
そんな時は、コインロッカーを活用しましょう!
巾着とは別に大きいバッグやカバンに入れ、必要なものだけ巾着に入れて、そのほかのものはコインロッカーにしまってしまうと楽ちんです!
バッグやバッグについては、このあとの『浴衣の荷物が多いときはバッグでも代用可能?』の項で詳しく解説しますね!
帯などをリバーシブルのものに変える
特に、宿泊する場合は、帯を表と裏で柄が異なるものを利用すると、荷物の節約になるでしょう。
些細なことですが、少しでも負担を減らせると嬉しいですよね!
レンタルサービスを活用する
現在では、浴衣のレンタルサービスも充実しています。
このようなサービスでは、現地でレンタルし帰る際にお店で返却する、というのが通例です。
これらを上手に活用することで負担を大幅に減らすことが可能です。
場所によりますが、例えば京都では、wargoや京都華飾りなどがあります。
日帰り用や宿泊用などプランも複数用意されているため、用途に合わせて利用してみてはいかがでしょうか?
手ぶらで行く時の荷物の持ち方は?
浴衣は手ぶらに扇子が基本スタイルです。
本来であれば、巾着やカバンを持っている方が不自然なのです。
「ん?じゃあ荷物はどこに入れるの?」って思った方がいらっしゃいますよね?
答えは、帯の間、衿、そして袂です。
袂とはどこかおわかりでしょうか?
浴衣を着てみると、袖の下が深く膨らんでいませんか?
ここが袂です。
ハンカチやティッシュなどはこちらに入れておくと邪魔にならずに持ち運べますよね!
また、帯や衿の間にスマホを挟んで、キーホルダーなどを見せてもおしゃれです。
京都などでは、根付のキーホルダーなども販売されているので、買ってみてはいかがでしょうか?
浴衣の荷物が多いときはバッグでも代用可能?
浴衣にバッグってなんか違和感を感じる方もいらっしゃいますよね。
和装の浴衣に西洋のバッグ。。。ちょっと考えられないかもしれません。
実際はどうなのでしょうか。
バッグでも代用可能
結論から述べると、バッグやカバンでも問題はありません。
気にすべきは、その材質や形と言えます。
革製のものやリュックサックなどは浴衣には合わないので避ける方が無難です。
それよりも、編み込み製のトートバッグやあずま袋の方が自然に見えます。
荷物が多い場合は、このような素朴な素材でできた片手持ちのものをおススメします。
あずま袋の場合は、布製で物を選びませんし、使わない場合はたたんでしまうことも可能です。
その他には、百均などで売られているおしゃれな紙袋などでもグッドです!
大きなバッグとサブバッグどっちがおすすめ?
浴衣の鉄則は『荷物は小さく!少なく!』
よって、サブバッグの方が自然であると言えます。
ただし、繰り返しますが、カバンの材質や形にはこだわるほうがそれっぽく見えるでしょう。
浴衣の巾着やバッグでおすすめは?
巾着バッグ
スタンダードな巾着袋です。
アタバッグ 和装
このようなバッグもおしゃれでいいですね!
老若男女問わず大活躍することでしょう。
トート エコバッグ 浴衣
エコバッグでも大丈夫です!
意外と素朴な色のものが多く、浴衣に合うかも。
巾着 風呂敷 東袋
本格的な和装を目指すのであれば、あずま袋をチョイスしてみてもいいかもしれません。
いちごバッグ 浴衣
小さなお子さんがいる場合は、親子でおそろいのバッグにするととってもいい思い出になりますよね!
まとめ
浴衣の際の持ち物について解説してきました。
持ち物の内容だけでなく、荷物を入れる巾着やカバン、さらに荷物の減らし方などについても説明させていただきました。
まとめとしては、最低限
- お財布
- ケータイ・スマホ
- ハンカチ・ティッシュ
- メイク直しグッズ
はマストアイテムですね。
その他、状況に応じて必要なものを持っていきましょう!
特に、
- 扇子・団扇
- 安全ピン・クリップ
- ばんそうこう
- ビニール袋
は、どんな場面でもおススメです。
余裕があれば持っていきましょう!
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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。