ペットボトルは冷凍するのは危険で破裂する?安全に凍らす方法はないの?

ペットボトル飲料を凍らせて運ぶ方は多いのではないでしょうか?

夏の暑い時期に冷たいジュースが飲みたいとき、もしくは保冷剤代わりに使いたい、なんて方もいらっしゃるかと思います。

本記事では、そんな方向けに

  • ペットボトルに入れた飲料を凍らせることは危険なのか
  • ペットボトルを安全に凍らせる方法

などについて解説していきます。

ペットボトルは冷凍させるのはダメ?破裂する危険は?

結論から申し上げますと、基本的にダメです。

ただし、例外的に凍らせてもよいペットボトルというものが存在します。

詳しくは、この後の『冷凍OKのペットボトルもある?』の項で解説しますね!

ペットボトルを冷凍させたい時の注意点

そもそもなぜ凍らせてはいけないか

中身の飲料が凍ることによって膨張することにより、容器が破裂したり変形したりするからです。

その膨張率は、ミネラルウォーターが氷になった場合で1.1倍と計測されています。

500mlのミネラルウォーターが凍ると、550mlの氷になるということですね!

しかし、容器のペットボトル自体はプラスチック製なので膨張することはありません。

これにより、容器が中の氷の膨張に耐え切れず破裂したり変形したりしてしまう、という仕組みです。

凍らせても破裂させないためには

破裂させずに凍らせるポイントは下記の3つです。

  • 飲料を満タンになるまで入れない(軽く押しつぶす)
  • 凍らせてもよいペットボトルを使用する
  • 衝撃を与えない(過冷却を利用する)

一つ一つ解説していきますね。

飲料を満タンになるまで入れない

ミネラルウォーターの場合、500mlで550mlの氷ができるため、少なくとも500mlのペットボトルに入れる場合は450ml以下に抑えておくと、冷凍し膨張しても容器が破裂するほどの体積にはならないはずです。

ただし、お茶やジュースのようないわゆる”不純物が多い飲み物”の場合は、ミネラルウォーターよりもさらに膨張率が上がるため、その分を加味してミネラルウォーターよりもさらに少なめに入れて凍らせることをおススメします。

また、その際に軽く押しつぶすことも忘れないでください。

これは、液体の圧力をかけられると溶ける、という性質を利用したものです。

この性質を利用したものがアイススケートですね!

摩擦熱で滑っていると考えられているかもですが、実は摩擦熱ではなく単なる体重の圧力で溶かしているに過ぎないんですね!

この性質を利用することにより、必要以上に凍ることがなく、容器が変形や破裂することを防ぐことができます。

凍らせてもOKなペットボトルを使用する

これは後述の『冷凍OKのペットボトルもある?』の項で詳しく述べています。

衝撃を与えない

これは、『過冷却』という現象を利用する方法です。

この過冷却を利用して冷やした飲料入りペットボトルは、冷やしている間は凍結せずにいるため、破裂や変形もありません。

そして、いざ利用するときには、冷凍庫から取り出し、少し叩いたりふたを開けたりするだけで一気に凍ります。

過冷却について具体的に説明すると、液体には、凍るほどの低温に長時間置かれても、衝撃が加わらない限り液体のまま状態を保ち続ける、という性質があります。

この性質を過冷却と呼び、これを利用した商品にエコカイロ三ツ矢フリージングサイダーがあります。

ご家庭で行う場合は、とにかくそっとがポイントです。

そおっと、そおっと冷凍庫に沈めると、過冷却現象により、マイナス温度でも凍らずに冷やすことができます。

是非一度試してみてくださいね!

炭酸は絶対に冷凍しない

基本どの飲料でも考えなしにそのまま凍らせることはNGです。

その中でもとくにダメなのは炭酸飲料です。

それはなぜか。

炭酸飲料とは、文字通り炭酸(二酸化炭素)が液体に溶け込んだ飲料です。

そして、気体は液体(飲料)には溶けますが、個体(氷)には溶けないという性質があるのです。

そのため、炭酸飲料を凍らせると、あらかじめ溶けていた二酸化炭素は居場所がなくなり、外に放出されてしまいます。

つまり、通常の飲料よりもさらにパンパンになり、破裂、変形しやすくなってしまうのです。

炭酸飲料を外で冷やす場合は、凍らせるのではなく氷水の中で回すなどした方が無難ですね。

凍らせた炭酸飲料は気が抜けて美味しくないですし、まさに百害あって一利なしですね!

使いまわしはしない

凍らせたペットボトルは、基本的に再利用不可です。

その理由は、

  • 容器の劣化
  • 不衛生

という2点があげられます。

まず、容器の劣化についてですが、凍らせた後のペットボトルはかなり損傷が激しいです。

あちこち傷だらけでボロボロになっていると思います。

この状態では、破裂する可能性がさらに高まり、最悪の場合には落としただけで穴が開く、なんてことも起こりえます。

一度凍らせたペットボトルは極力使わないようにしましょう。

続いて衛生面でも不安があります。

前述のとおり傷だらけのため、飲み口から容器に移った細菌が残りやすいのです。

また、このような菌類は冷たい環境を非常に好みます。

病原菌が大量に繁殖している可能性が高いので、やはり再利用は避けた方が無難です。

ペットボトルの使いまわしの危険性は、下記記事でも詳しく解説しています。

ペットボトルを冷凍させる時間は?

冷凍までの時間は、中身の飲料の種類にもよりますが、おおよそ以下の通りです。

  • 500ml 4時間から6時間
  • 1000ml 7時間から8時間
  • 2000ml 10時間

ミネラルウォーターよりもお茶やジュースの方がさらに長いです。

準備するなら、前日の夜がベストですね!

すぐ飲めるおすすめの冷凍方法は?

冷凍させたペットボトル飲料をすぐに飲みたい場合は、以下のようにすると楽です。

  1. 容器の半分まで飲み物を注ぐ
  2. それを斜めにして冷凍庫に入れ凍らす
  3. 別の容器に飲み物の残りを入れ、冷蔵庫で冷やす
  4. 凍ったものを取り出し、その中に冷蔵して冷やしておいた残りの飲み物を入れる
このようにすると、キンキンに冷えたまま飲むことができます!

斜めにする理由としては、

  • 接触面が増えて溶けやすくなる
  • 濃度が均一になる

からです。

ちなみに真横にして凍らせるのはおススメしません。

その理由は、口の部分に飲み物が半分浸かった状態で凍ることで、口の部分が変形する恐れがあるからです。

いざ持ち運ぶ時になって、「歪んでいる!」「密閉されていない!」などと嘆かないために、凍らせる場合は斜めにして、口の部分には飲み物が触れないようにしましょう!

凍らせたペットボトルの活用方法は?

https://twitter.com/Life_is_aGroove/status/1119653184417320961?s=20

飲料代の節約

暑い夏では、冷たい飲み物が飲みたいですよね。

でも、いちいちコンビニなどで買っているとお財布が大変なことに。。。

塵も積もれば山となる、の言葉通り、1本あたり100円でも10本で1000円、その他のお弁当代なども入れると馬鹿になりません。

そんな時に、あらかじめ家で凍らしておいたものを持参することで大幅な節約になります!

ちょっとした一工夫で賢くお金を管理しましょう!

腐敗防止&保冷剤

暑い時期に心配なのが食中毒。

食べ物や飲み物が腐らないように冷やしておこうというのは、だれしも考えることでしょう。

でも、単純に氷やドライアイスで冷やすという手もありますが、重いですよね。

そんな時、ペットボトル飲料を凍らせておけば、腐敗防止&保冷剤代わりになってくれます。

食べ物の保存

コーンやミックスベジタブルなど、細かい野菜の保存にも使用可能です。

そのまま凍らせるのが不衛生で何となく不安だったり、ジップロックなどの保存袋がない場合は、ペットボトルに入れちゃいましょう!

ミネラルウォーターやあらかじめ沸騰させ冷やした水をいれ凍らせると、安全に保存できますね!

水道水よりもミネラルウォーターの方が、不純物が混ざっておらずおススメです。

インテリア

ペットボトルは実はインテリア用品になるんです。

例えば、飲料ではなく、水と一緒に造花をペットボトルに入れ凍らすという方法があります。

造花以外にも、キャラクターのフィギュアなどもいいかもしれませんね。

ペットボトルを台座代わりに、おしゃれな空間を演出しましょう。

冷凍OKのペットボトルもある?

これまでペットボトルを凍らせる際の注意点について解説してきました。

満タンにしない、斜めに置くなどなど、正直煩わしいですよね。

でも安心してください。

今では、何も考えずそのまま凍らせてもOKなペットボトルが販売されているんです。

目印は?

そのペットボトルとは、以下のようなペットボトルです。

 

 

基本的な目印は、水色のペットボトルキャップです。

その他、『COLD&ICE』や『冷凍PET』などの表示があるシールが貼られているものもあります。

このペットボトルは、材質は普通のペットボトルと何も変わりません。

異なるのはそのです。

普通のものに比べて、底の部分が丸く作られています

これは、丸いものは中からの圧力が均等に(放射状に)外に伝わるため、力が分散されるという考えに基づいています。

このようなペットボトルを用意するのが面倒な場合は、底が四角なものではなく丸いものをあらかじめストックしておくと、いざというときにすぐに冷凍用に使用できて、便利ですね!

冷凍OKなペットボトルのおすすめの飲み方は?

冷凍OKなペットボトルはそのまま何も考えずに冷凍できるのが一番のメリットです。

そのため、おススメなのは、ジュースや炭酸飲料などをそのまま入れ、通常よりも短い時間で取り出すという方法です。

この半分凍った状態でシェイクすると、あっという間にフローズンデザートの出来上がりです!

真夏の暑い時期にはたまらないですね!

おススメのフローズンペットボトル飲料

以下におすすめの商品をご紹介しますね!

塩と夏みかん

温州ミカンゼリー

ぷるしゃりパインゼリー

まとめ

本記事では、ペットボトル飲料を凍らせる際の注意点やおすすめの飲み方などについてご紹介しました。

まとめると、

  • ペットボトルを凍らせる場合は満タンにせず、斜めにして冷凍する
  • 冷凍OKなペットボトルを利用する
  • 使いまわしはせず、極力新しいものを使用する

でした。

是非参考にしてみてくださいね!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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