セパレート浴衣の着方や洗い方を徹底解説!おすすめのセパレート浴衣も紹介

浴衣は温泉地や旅館に限らず、日常でも普段着として着るととっても華やかですよね。

「でも、浴衣って着つけもしなきゃいけないし、洗うのもめんどくさそうだし」なんてグズグズしてしまう方も多いのではないでしょうか。

とくに働き盛りの若い女性の方には、忙しくて時間も手間もかけられないはず。

本記事ではとっても簡単に着れて、手入れも簡単な『セパレート浴衣』をご紹介します。

目次

セパレート浴衣とは?

セパレート浴衣とは、上下が分かれた浴衣のことです。

必要なものは、

  • 上着部分の『羽織』
  • 『スカート』

これだけです。

若い女性の方向けのおしゃれなコーデもたくさんありますよ。

詳しくは、記事後半の『セパレートの浴衣のコーデをご紹介』の項で解説してます。

セパレートの浴衣の着方は?

手順の動画

文字の説明は動画のすぐ下にあります。

手順
  1. まずはじめに、スカート部分から巻いていきましょう。
    上端を腰骨の高さに合わせてぐるりと巻きます。
    右利きの方は、まず左手で高さを合わせた後、右手で後ろから巻くとスムーズに巻けます。
    巻き終わったら、ひもで結び形を整えましょう.
  2. つぎに、上着を羽織ります。
    羽織ったら、しわなどが無いように引っ張って体にフィットさせましょう。
    この際、うなじ部分に少し余裕を持たせると着心地も見た目もグッドです。
    その後、前で掛け合わせて、後ろのひもで縛ります。
    縛り方は方結びやリボン結びでOKです。
    ここで、右側が手前(右前)になることに注意です。
    これは、左側が手前の場合、ご遺体に着せる死装束のしきたりとなってしまうことに由来しています。
    不吉をイメージさせてしまうので、右側を手前にして掛け合わせましょう!
  3. 最後に、帯を巻きます。
    巻くと言っても、セパレート浴衣の帯は『作り帯』、つまり結び目ははじめからできていてくっついている状態です。
    なので、ほんとにただ1周巻くだけです。
    とっても簡単ですね!
    具体的には、結び目を背中に合わせて、備え付けのゴムフックで前に止めたあと、あまりの帯に帯板を入れてお腹側に回し、マジックテープなどで止めます。
    結び目が取り外せるものや、ゴムフックではなく布ひもの場合などもあります。

以上が、セパレート浴衣の着方です。

面倒な着付けは一切ありませんので、慣れると5分程度で着れるようになりますよ。

セパレート浴衣の洗濯の仕方は?

セパレート浴衣は、洗濯の仕方も通常の浴衣よりとっても簡単です。

長さが半分なのでコンパクトにできる上に、素材がポリエステルの場合は乾きやすくしわになりにくいという優れものです。

手順

普段使いの時期(シーズン中)

普段使いとして多用する時期は、脱いだ後に、首筋など汗をかいた部分に霧吹きで水をかけ、タオルで押すようにして、汗などの汚れを取りましょう。

その後、風通しの良いところで陰干しし乾燥させます。

しわができたところはアイロンをかけてのり付けするとパリッとなります。

収納するとき(シーズンオフ)

  • まず、洗濯表示をよく確認してください。
    綿や麻素材の場合は手洗いで、ポリエステルなど化繊素材の場合は洗濯機でOKです。
  • また、色落ちや縮みの有無も確認しましょう。
    色落ちの確認方法は、白い布に軽く洗剤をつけて弱めにこすってみてください。
    色が移った場合は、色落ちの可能性大です。
    この場合は、自分では行わず、クリーニング店や購入した衣服店に依頼することをおススメします。
  • 自分で行う場合は、手洗いの場合もあまり力を込めず、洗濯機の場合でも弱モードにして、素早くサッと丸洗いをする感覚で行いましょう。

セパレートの浴衣のコーデを紹介!洋服感覚で着ることができるよ!

若い女性の方向けの、セパレート浴衣のコーデ例をご紹介します。

王道の浴衣コーデ以外にも実はいろんなコーデが楽しめます。

浴衣例①

まずは王道から。

セパレート浴衣とはわかりにくく、本式の浴衣に見えますよね。

浴衣例②

色も柄も鮮やかなものが多いですね。

シックなものからゴージャスなものまで、お気に入りのものがきっと見つかるはずです。

おしゃれなスカートとして

上着を羽織らず、スカート部分のみでも、とってもかわいいですね。

Tシャツとの相性もいいですね。

フリル付き

少し工夫して、フリルをつけてもかわいいですね!

お子さんに1着いかがでしょうか?

セパレート浴衣を着ることに関する皆の意見は?

ここで、セパレート浴衣に対する意見や、実際に着てみた方の感想を引用していきます。

好意的な意見が多数占めます。

セパレートだと着るのがホント楽で、着付け汗も抑えられるし着崩れもすぐ直せる。トイレも楽。自分で浴衣着れる人は尚更楽々みを感じると思います(体験談)アイロンがけもしやすい。スカートはお洋服としても使えまっす。メリット多し
引用元:https://twitter.com

他方で、否定的なコメントもあります。

セパレート浴衣はおはしょりで長さ調節できないから逆に不便だぞ!下は巻きスカートみたいになってるからわざわざ紐を通して結ばないといけないんだな…上を結んで下も結ぶっていう…
引用元:https://twitter.com

『おはしょり部分』とは、浴衣のうち、腰のあたりでたくしあげた部分を指します。

セパレート浴衣の場合はたくし上げずに羽織るだけのため、ペラペラになってしまうというデメリットがあるようですね。

その他には特に否定的な意見は見かけませんでした。

おはしょり部分についても、以下のように、賛成反対は個人差があります。

一般の人はセパレートかそうじゃないか(おはしょり部分)なんてむしろ注意してないと思います。
そもそも、色とか柄とかセパレートとかそうでないとか以前に、綺麗に着るってことが大事だと思うんですよ。いくら浴衣が素敵でも着方がダメダメだと「THA・旅館から焼け出された人」みたいになって興ざめです。逆に地味でパッとしない浴衣でも、綺麗に着てればそれだけで良さげに見えますし。
普通に着てみて、どうしても綺麗にならないなら、セパレートという選択は全然あっていいと思います。引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

負担や手間を省くことを第一に考えるか、完全で非の打ち所がないことを目指すかのどちらかといったところでしょうか。

おすすめのセパレート浴衣を紹介

おすすめのセパレート浴衣をご紹介します。

セパレート浴衣 白地に花柄

白地に花柄で、全体的に華やかですね。

セパレート浴衣 青地に花柄

こちらは同じ花柄で青地の布が使用されています。

背景が変わるだけで印象も全く変わりますね。

まとめ

今回は、セパレート浴衣について、着方や洗い方、コーデの種類などを解説いたしました。

まとめると、

  • 着つけは、スカート→羽織→帯の順で5分で終わる。
  • 洗い方は洗濯機でも可能なものが多い。
  • コーデは浴衣以外でも自由自在。

となります。

「浴衣の着付けが面倒だけど、浴衣は着たい…」

そんなときはセパレート浴衣を検討してみてはいかがでしょうか。

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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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