菖蒲とあやめ、かきつばたの違いは?混乱する理由や見分け方を徹底解説

5月から6月にかけての花と言えば、色々ありますが菖蒲、あやめなどどいうものが有名。

もちろんこういった花の名前は聞いたことがあると思いますが、「しょうぶ」も「あやめ」も漢字で書くと「菖蒲」。

更にカキツバタも良く似ています。

これらの花はかなり混同しやすくて、知らないと違いが付きません。

そこで今回は「しょうぶ」「あやめ」「かきつばた」の花の違いについて確認していきます。

混乱しやすい花は4種類ある


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「しょうぶ」や「あやめ」などの似たような花には4種類あり、混乱しやすくなっています。

ここでは、その混乱しやすい4種類の花をそれぞれ紹介していきます。

菖蒲(しょうぶ)

菖蒲(しょうぶ)は、サトイモ科に入り、湿地の泥の中に生息します。

花の特徴としては、黄緑の小花が密集して咲いているような感じで遠くから見ると咲いているようには感じませんね。

菖蒲(あやめ)


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あやめはアヤメ科の植物で、網目状の模様があるのが特徴です。

草地や乾いた場所で育ちます。

花菖蒲(はなしょうぶ)


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花菖蒲はアヤメ科の植物で、網目状の模様がなく中央に黄色があるのが特徴です。

湿地で育ちます。

杜若(かきつばた)

かきつばたはアヤメ科の植物で、中央に白色があります。

また、湿地や水中に育つことも特徴です。

菖蒲(しょうぶ)は他の3つと別物


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菖蒲(しょうぶ)は先程の画像でも分かったと思いますが、他の3つと違いサトイモ科ということがあり、見た目が全く異なります。

よく、菖蒲といわれて園芸用に使われているのは正しくは「花菖蒲」の事をさしているので、菖蒲(しょうぶ)は全くの別ものになります。

薬草として使われたり、しょうぶ湯として使われるのが本当の菖蒲(しょうぶ)で、猫じゃらしみたいなものになります。

菖蒲(しょうぶ)と他の3つは全く異なるので、混同しないようにしましょう。

 

 

菖蒲(あやめ)、花菖蒲(はなしょうぶ)、杜若(かきつばた)の見分け方は?


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混同しやすい菖蒲(あやめ)、花菖蒲、杜若の見分け方は難しいですがあります。

ここではその見分け方をそれぞれ詳しく解説していきます。

咲く場所

まず一つ目は咲く場所です。

生息地は以下のように分かれます。

  • アヤメ:陸上の乾燥地
  • 花菖蒲:陸から水辺の半乾燥帯や、湿地帯
  • 杜若:水中や湿地帯

 

アヤメは他の花と比べて乾燥地帯に生息するので分かりやすくなっています。

花菖蒲は杜若に比べると乾燥地帯に強く、そこまで湿地帯だけとはなりません。

咲く時期

二つ目は咲く時期です。

咲く時期は以下のようになります。

  • アヤメ:5月上旬
  • 花菖蒲:6月ごろ
  • 杜若:5月中旬から6月下旬

 

このように分けることができるので、アヤメの場合は特に早いので他と比べると分かりやすくなっています。

花の高さ

花の高さでも見分けがつくようになっています。

花の高さは以下のようになっています。

  • アヤメ:30~60cm
  • 花菖蒲:80~100cm
  • 杜若:50~70cm

 

花菖蒲の場合はこの画像のように人の腰以上の高さまで生えてくるので分かりやすいですね。

花の大きさ

花の大きさも見分けるポイントです。

  • アヤメ:小輪
  • 花菖蒲:大輪
  • 杜若:中輪

 

花の大きさはこのようになっていますが、その植物の成長具合や直接的に見比べることができるわけでもないので花の大きさでの見分け方は難しくなっています。

花の根元

次に花の根元です。

  • アヤメ:花弁の付け根に大きな網目模様
  • 花菖蒲:花弁の根元に細長い黄色い模様
  • 杜若:花弁の付け根に細長い白い模様

 


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これがアヤメの画像になりますが、中心に網目状の模様がありますね。


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これが花菖蒲の画像になり、中心に黄色い細い線が通っています。

特徴的な所なので分かりやすいですね。

この画像は杜若で、真ん中に白く細い線が通っています。

こうして比べると分かりやすくなっています。

一番わかりやすい見分けるポイントは?


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見分けるポイントをいくつか紹介して来ましたが、大きさや高さというのはどうしても成長の具合に依存します。

また、直接的に比べないと分かりにくいのでそこまで信頼できるものでもありません。

しかし、花弁近くの模様の違いはかなり分かりやすい違いになるので模様の違いで見分けることをおすすめします。

それぞれの名前の由来・花言葉・名所など雑学情報まとめ


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花にはそれぞれ名前の由来があったり、花言葉があったりします。

ここでは、それぞれの情報をまとめていきますので参考にして下さい。

菖蒲(あやめ)

あやめの語源は昔の女の人を示す言葉である「漢女(あやめ)」の姿のたおやかさに似ているという所からきています。

また花言葉としては、以下のような意味があります。

  • 希望
  • 朗報
  • 消息
  • 優雅さ
  • あなたを大事にします

 

素敵な意味が多く、ポジティブな時にプレゼントすると喜ばれそうですね。

アヤメの名所には東京都の小岩菖蒲園祭りがあります。

100種500株のアヤメを見ることができ、江戸川の広い場所でゆっくりと過ごすことができます。

見ごろには圧巻の光景になりますし、都会が近くにあるとは思えないくらい綺麗な光景がそこにあります。

〈小岩菖蒲園祭り〉
開催時期:6月頭~中旬
開催場所:小岩菖蒲園
入場料:無料
公式HP:小岩菖蒲園

 

菖蒲(しょうぶ)

菖蒲(しょうぶ)の語源は、ショウブの形が刀に似ていることから、武士が尚武と呼ばれたこともあり、しょうぶと呼ばれるようになりました。

しかし、昔はこの菖蒲(しょうぶ)をさしてアヤメと読んでいました。

菖蒲(しょうぶ)の花言葉は以下の通りです。

  • あなたを信じます
  • 優しい心
  • 忍耐

 

どこか男らしいかっこいい花言葉が並びますね。

花菖蒲(はなしょうぶ)

花菖蒲の由来は、菖蒲(しょうぶ)に葉っぱが似ていることと美しい花が咲くことから花菖蒲と呼ばれるようになりました。

花言葉は以下の通りです。

  • 優しい心
  • 優雅
  • 心意義

 

花菖蒲はその見た目通り、優しい女の子のような花言葉が多いですね。

花菖蒲の名所と言えば、水元公園の花菖蒲まつりです。

水元公園の花菖蒲祭りでは、公園内に大きなステージがあり、そこでイベントも行われています。

また、出店などもあり夏祭りかのような雰囲気を味わうこともできます。

都内差大規模となる100種、14000株の花菖蒲が咲き誇り、その光景は素晴らしいものがあります。

〈水元公園花菖蒲まつり〉
開催日時:6月初旬から中旬まで
場所:水元公園
入場料:無料
公式HP:水元公園

杜若(かきつばた)

杜若の由来は、杜若の汁を染料として使い「書き付け花(カキツケハナ)」と呼ばれたことからきています。

その言葉が段々なまっていって、カキツバタという言葉になりました。

花言葉は以下のようなものがあります。

  • 幸福が来る
  • 幸福
  • 幸せはあなたの物
  • 雄弁
  • 贈り物
  • 音信
  • 気品

 

どれもいい言葉ばかりで、素敵ですね。

花を贈る際は杜若を選んでみてもいいかもしれません。

杜若の名所と言えば、京都の太田神社です。

平安時代から知られている杜若の名所で、日本三大杜若自生地です。

その絶景は国の天然記念物に指定されており、昔から沢山の人に楽しまれてきました。

約25000株の杜若が生えて折、沢一面が緑と紫に染まる姿は見る価値があります。

〈太田神社かきつばた〉
開催時期:4月末から5月中旬
開催場所:太田神社
入場料:300円
公式HP:太田神社

 

まとめ

今回は、菖蒲(しょうぶ)とアヤメ、杜若などの違いについて確認してきました。

これらの花はとても間違いやすいですが、しっかりと見ることで間違える事はありません。

とても綺麗な花たちなので一度見に行ってみて下さいね。

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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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