カメムシには方言が数多く存在する!【よく聞くものから変なものまで多数】

春から夏にかけて、大量に発生する昆虫として、

『カメムシ』

がいるのは、有名な話です。

悪臭を放つ害虫としての印象が強いカメムシですが、実は、

『方言が数多く存在する』

という事実があるのです。

カメムシは、日本各地どこでも見かける昆虫のため、

『地方ごとの方言を使って、呼び名がつけられている』

ため、知らない人が聞いても、カメムシだと判断できないこともあるでしょう。

そこで、今回は、

『各地で呼ばれているカメムシの方言』

について紹介します。

今まで知らなかったというものも多くあると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

カメムシの方言はどれくらいあるのか

引用元:https://pixabay.com

カメムシは、それこそ日本中に存在する昆虫であり、なおかつ、

『悪名が高い』

ため、その方面で様々な呼び名が付けられています。

ですが、地方ごとに使われる言葉は少し違うため、

『方言を交えた呼び名が広まっている』

のです。

その種類はかなり多く、一度も聞いたことがないようなものもあるのです。

青森の方言

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まず、北国の青森県で使われているカメムシの方言について紹介します。

青森県で使われているカメムシの方言は、

『クセンコ(クセンコムシ)』

というものになります。

この名前の由来は、はっきりとはしていないのですが、

『とにかく臭いから』

という思いがありありと表れているのは分かるでしょう。

クセンコが大量発生する春から夏の時期には、

『クセンコ祭り』

とも呼ばれており、大量のカメムシが襲来を表す言葉として使われているのです。

秋田の方言

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次に、秋田方面のカメムシです。

この方面でのカメムシは、

  • アネコムシ
  • ヘネコムシ
  • ヒメコムシ
  • ドンベムシ

などがあります。

アネコムシは、秋田でよく使われている、

『姉っこ』

から来ている言葉とされています。

姉っこの意味は、

『女の子』

となるのですが、なぜカメムシにこの方言が使われているのでしょうか。

この理由としては、

『カメムシの臭いが、女性の使う脂粉(化粧)を表しているから』

だとされています。

今でこそ、あまりピンとこない理由ですが、昔はこのような理由で名付けられたそうです。

カメムシは、

『種類によって、綺麗に見えるものも多い』

ことから、女性の名前を冠したものになるのかもしれません。

同じく、ヘネコムシ・ヒメコムシも、

『アネコムシと同じような意味合い』

を感じさせる言葉と言えるでしょう。

とはいえ、この2つの言葉は、

『はっきりとした意味が提示されていない』

ため、現時点は、何とも言えません。

ドンベムシのドンべに関しては、

『愚か者』

という意味があるとされており、カメムシを蔑む意味合いで使われていたと推測されます。

山形・福島の方言

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次に、山形・福島方面のカメムシ方言です。

この方面のカメムシは、

  • ヘクサムシ
  • へクソムシ

などと呼ばれています。

これらの言葉は、単純に、

『カメムシの臭いの印象』

から来ているものです。

かなりストレートな表現ですが、誰でも分かりやすい言葉だと言えます。

山形・福島方面に行った際は、誰か使っているかを確かめてみるのも面白いでしょう。

新潟の方言

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次に、新潟のカメムシについて紹介します。

新潟方面における、カメムシの名前は、

  • ヘラガニ
  • ヘチガネ
  • ジョロピン

となっています。

ヘラガニという呼び名は、

『カメムシの足がカニに似ている』

という点から来ていることが、薄っすらと分かります。

ですが、他の方言に関しては、

『由来があまりはっきりとしていない』

ため、誰が呼び出したものかは判明していないのです。

誰か知っている人がいるかもしれませんが、そもそもカメムシの方言は、

『由来があまり分からないものが多い』

ため、あまり気にせず、こんな名前があるのかという程度で受け止めておいてください。

富山の方言

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次に、富山のカメムシについて紹介します。

富山方面でのカメムシは、

『ヘクサンボ』

と呼ばれています。

屁が臭いという意味での名前だと分かりますが、このヘクサンボには、

『昔ばなし』

があるのです。

この話を見ると、

『カワウソを助けた村人が、何でも願い叶えられるようになった』

というものになっています。

ですが、カワウソに、

『願いが叶うことを誰にも教えてはいけない』

と、村人に忠告しました。

最初は、その約束を守り、自分の蓄えを願い事によって頼んでいたのですが、

『裕福になった際、うっかり秘密を漏らしてしまった』

のです。

そうすると、今まで手に入れた宝が、

『ヘクサンボ(カメムシ)』

になって、全て飛んで行ってしまったということです。

そのため、カメムシが大量に発生するのは、

『この話の中に出てきたヘクサンボが各地に散らばったから』

とされています。

昔話ですが、豆知識として覚えておくと良いでしょう。

岐阜の方言

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次は、岐阜のカメムシとなります。

岐阜におけるカメムシの方言は、

『ガメ』

となっているのです。

由来は判明していませんが、この名前から、

『カメムシのカメが、少し変化した言葉』

と言えるでしょう。

また、カメムシと呼ぶのが長いため、

『短縮する意味で使っていた』

とも推測できます。

岐阜に行った際、ガメと聞いたらカメムシだと思ってください。

和歌山の方言

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次は、和歌山のカメムシについて紹介します。

和歌山のカメムシは、

『マナゴ』

と呼ばれています。

マナゴは、別名、

『真砂』

とも呼ばれるものであり、砂や小さな石を意味する言葉となります。

カメムシは、一見すると、

『小さな石のように見えることもある』

ため、誰かがそう呼んだことから広まった可能性が高いです。

真砂は、まさごと読む人が多いのですが、この機に、

『真砂=マサゴ』

と読むことも知っておくと良いでしょう。

京都の方言

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次は、京都のカメムシについて紹介します。

京都のカメムシ方言では、

  • ヒメムシ
  • ヨメサンムシ

となっています。

何となく、高貴な印象を受けるものであり、京都らしい名前だと言えるでしょう。

また、この名前は、秋田のアネコムシの由来でもある、

『姉っこ(女の子)』

と同じようなものとも考えられます。

カメムシによっては、かなり綺麗なものもいるため、

『女性が使う脂粉(化粧)を連想させていた』

ことから、この名前が付けられたのかもしれません。

兵庫の方言

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次に、兵庫でよく使われているカメムシの方言です。

兵庫の場合、

  • ジョンソン
  • ジョロムシ
  • オヒメサマ

などがあります。

ジョンソンに関しては、なぜこの呼び方になっているかは分かりません。

ですが、ジョロムシは、

『女郎虫』

が起源だとされています。

女郎という言葉は、昔で言うところの、

『女性』

を表す言葉であり、他にも遊女などを指す言葉でもあります。

同じく、オヒメサマも、

『女性を連想させる名前』

と言えるでしょう。

カメムシは、種類によっては、

『見た目がかなり鮮やか』

なため、女性の美しさを表す意味での名前になったと推察できます。

島根の方言

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次は、島根のカメムシ方言です。

島根では、カメムシのことを、

『ホウムシ』

と呼んでいます。

ホウムシの由来は、あまりはっきりとしていませんが、この名前から、

『放屁』

を連想させるため、ここから派生した名前かもしれません。

臭いが強烈なカメムシらしいと言えますが、地元以外の人には、

『あまり馴染みのない言葉』

なので、他の方言同様、出身地を測る材料にしてみるのも良いでしょう。

岡山・広島の方言

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岡山・広島でのカメムシ方言です。

ここでのカメムシは、

  • ハトウジ
  • ハットウジ

と呼ばれています。

これらの方言は、昔あったお寺が関係していると言われています。

岡山県備前市には、約1200年前に建立された、

『古刹 天台宗八塔寺』

というものがあります。

当時、このお寺で修行していた僧がいました。

この僧は、托鉢を行っている際、

『何日もお風呂に入っていなかった』

のです。

そのため、体臭がかなり臭くなっており、周囲の人から、

『臭い人が来たら、八塔寺』

という印象を持たれたことから、カメムシの比喩となっていったのです。

この由来は、地元でも知っている人とそうでない人が分かれるため、覚えておくと良いでしょう。

愛媛の方言

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四国の愛媛におけるカメムシ方言です。

愛媛では、カメムシのことを、

  • ジャクジ
  • ジャクゼン
  • ブイブイ

などがあります。

ジャクジ・ジャクゼンに関しては、はっきりとした由来が判明していません。

ですが、ジャクゼンなどは、

『寂然』

と読むことも出来ます。

ひっそりとして静かなさまを表す言葉ですが、カメムシも、

『いつの間にか家に侵入している』

ことがあるため、言い得て妙なのかもしれません。

また、ブイブイに関しては、

『カメムシとカナブンが似ているから』

という話もあります。

カナブンも、別名ブイブイと呼ばれることがあるため、納得できる名前だと言えるでしょう。

九州の方言

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カメムシの方言の中でも、九州で使われる、

『フウ』

は、古語の1つと言われています。

古語におけるカメムシは、元々フウとされていたという話ですが、実際には、

『はっきりしたことが分からない』

ため、信憑性は半々だと言えるでしょう。

また、フウという名前は、

『ホオズキの語源』

とも言われています。

これは、カメムシが、

『ホオズキによく寄ってくる』

ことから名づけられたともされているのです。

どこまで本当かどうかは分かりませんが、こうした話があることも覚えておきましょう。

全国共通の呼び方もある

それぞれの地方で呼ばれている、カメムシの方言について紹介しました。

どれも、その土地独特のものばかりでしたが、中には、

『全国共通の呼び方』

というものも存在しています。

代表的なものは、

  • ヘコキムシ
  • ヘッピリムシ

などがあります。

これらの名前は、

『単純にカメムシの臭いを表現したもの』

であり、どの地方に行っても通じる言葉と言えるでしょう。

実際、カメムシの呼び方は、

『まだまだ数多くのものが存在する』

と言われているため、探してみると面白いかもしれませんね。

まとめ

『カメムシには方言が数多く存在する!【よく聞くものから変なものまで多数】』

いかがでしたか。

今回のまとめとしては、

『カメムシほど様々な呼び方が存在する昆虫も珍しい』

ということが言えます。

カメムシは、日本において知らない人はいないくらい有名な昆虫です。

どこにでも現れることも相まって、

『カメムシを意味する名称がどんどん増えていった』

と言えるでしょう。

知名度においては、ある意味どんなものより大きいのかもしれません。

もし、カメムシを別の名前で呼んでいる人がいれば、

『新しい名称に出会える』

かもしれないので、聞き耳を立ててみてはいかがでしょうか。

このブログでは、他にも、

カメムシは巣を作ったりするのか?【自宅でカメムシを発生させないためには】

カメムシが人を噛むというのは本当か?【毒性があるかどうかも紹介】

カメムシを赤ちゃんや子供が触ったときの対処法【臭いは簡単に取れない】

などがあるので、こちらもぜひ読んでみてください。

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