部屋の間取りや、使い勝手の関係で、キッチンの冷蔵庫の裏側がむき出しで困っていることはありませんか?
また、LDKの間仕切りに冷蔵庫を使うなら、むき出しになった裏側を美しく見せるアイデアがあれば嬉しいですよね。
そこで、今回は
『冷蔵庫の裏側がむき出しなのを目隠しする方法!裏側を掃除する方法や壁との隙間の必要性も解説』
と題して、徹底解説していきます。
目次
冷蔵庫の裏側がむき出し!目隠しする方法は?
パーテンションなど間仕切りを設置する
気軽に目隠しするなら、間仕切りの設置がオススメです。
つっぱり式のパーテンションなら、壁や天井に傷をつけることなく簡単に設置できます。
収納機能つきのものもあるので、用途に応じて選んでみては。
下記商品のような置くだけのパーテンションなら、他の場所で使いたいときに簡単に移動できるので便利です。
DIYで作る
板やすのこなどをリメイク
板やすのこを簡単リメイクして見ませんか。
ペンキを塗って、お好みの雰囲気にリメイクすれば、カントリー風、フレンチシャビー、カフェ風など、憧れのインテリアに!
下記商品は土佐ひのきを使用しているので、防虫消臭効果もあ釘もステンレス製で、冷蔵庫の目隠しにはぴったりの素材ですね。
こういったペンキを使用します。
一からDIYはハードルが高いという方は、下記のような木材がセットになった商品もあります。
棚セットM LABRICO(ラブリコ)+ 2×4材(LABRICO SET 壁面…
価格:22970円(税込、送料別) (2020/2/3時点)
壁紙を貼る
DIYはハードルが高いと感じる方には、壁紙を貼るだけのリメイクをオススメします。
貼ってはがせる壁紙なら、お手軽に壁の一部にしてしまうことができます。
もし、しっくりこなかったら剥がしてしまうことができるので便利ですね。
壁紙の上にさらに、漆喰を塗ればナチュラルでおしゃれな雰囲気に!
布で覆う
一番お手軽に冷蔵庫の裏側を隠しつつ、お部屋の雰囲気を変えたいなら、布で覆ってしまうのがおすすめです。
冷蔵庫に直接布をかぶせる場合は、放熱の妨げにならないように丈や場所に注意して設置しましょう。
天井から吊り下げても良いですし、突っ張り棒を設置して、カーテンをつけてしまうのも良いですね。
でも、ぴったりの場所に突っ張り棒ができる壁がないときもありますよね。
そんなときは、縦(垂直)方向に床と天井で突っ張るタイプの突っ張り棒を使ってみませんか?
壁の位置に関係なく設置できるので、部屋の模様替えも簡単にできます!
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フィンランドのインテリアブランド「VALLILA」の好きなサイズに切るだけのカーテンなら、お好みの大きさにカーテンが作れます!
冷蔵庫の裏側を掃除する必要はある?
引用元:https://pixabay.com/ja/photos
冷蔵庫の裏側の掃除は必要
冷蔵庫の裏側はぜひ、掃除しましょう!
冷蔵庫の裏側や側面には、排気口があり、そこから熱を排出しています。
このあたたかい空気の流れによって、細かいほこりがついて汚れてしまうのです。
熱気に混じった細かいほこりやチリは、冷蔵庫と壁の隙間を伝って上昇するので、壁も汚れてしまいます。
冷蔵庫の裏側だけでなく、壁もワンセットで、年に1・2回を目安に掃除するようにしましょう。
冷蔵庫の裏を掃除する理由
- カビを防ぐ
- ダニなどの害虫の発生を防ぐ
- 水漏れなどの異常を点検する
- コンセントまわりの点検
冷蔵庫の裏は、常時放熱のために暖かい上に、食材のカスやほこりが落ちていて、カビや害虫が好む環境です。
カビやダニなどの害虫は、アレルギーやアトピーなどの皮膚炎の原因にもなるので、小さいお子さんやペットのいるご家庭は、健康のためにも冷蔵庫裏を清潔にしたいものです。
また、冷蔵庫を移動することで、水漏れの有無や異常もついでに点検することができます。
もし、冷蔵庫の裏側にコンセントがある場合は、プラグの抜けがないか、ほこりをかぶっていないかをチェックしましょう。
プラグの隙間にほこりがたまると、火事の原因にもなります。
冷蔵庫の裏側の掃除は節電になる
冷蔵庫の裏側にある排気口を掃除することで、熱の放出が効率よく行えます。
排気口がほこりなどでふさがると、熱の排出に余計な電力がかかります。
冷蔵庫の裏側の掃除は、節電になるので、積極的に行いましょう。
冷蔵庫の寿命をのばす
冷蔵庫の故障で多いのは、コンプレッサーやファンの異常音があります。
部品交換で済むこともありますが、冷蔵庫の寿命は約10年と言われています。
こまめな掃除で熱放出の効率をよくするなど、冷蔵庫への負担を減らし、長く使い続けたいですね。
冷蔵庫の裏側を掃除する方法は?
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冷蔵庫の裏を掃除すると、とてもスッキリしますね!
業者に頼む
業者によっては、庫内のみや、冷蔵庫の移動なしで上部と下部までしか行わないところもあります。
冷蔵庫の裏側まで掃除してもらえるのか、依頼する際に明確にして置く必要があります。
相場を調べて見たところ、7,000〜8,000円が中心のようです。
自分で行う
冷蔵庫は下部分のパーツを取り外せば、前後の移動は割と簡単にできます。
また、てこの原理を利用したリフターで移動させることもできます。
冷蔵庫の側面と裏側には、通気口があり、この部分にほこりが溜まりやすくなります。
ほこりが溜まっていると、うまく放熱できず、オーバーヒートすることもあります。
また、掃除をすることで節電にもなるので、こまめに掃除してあるといいですね。
掃除機で吸い取るか、格子部分の細かいところは、綿棒や筆などで掻き出します。
水気を含ませると、ベタついてかえって取れなくなるので注意してください。
冷蔵庫の裏側と壁との間に隙間を開ける理由は?
放熱スペースが必要
冷蔵庫を設置するときは、放熱するためのスペースを確保する必要があります。
一般的な冷蔵庫でスペースが必要なのは、冷蔵庫の上と側面(左右)です。
- 上部:5cm以上
- 側面:1cm以上
- 背面:なし
最近の冷蔵庫は、背面のスペースが必ずしも要らないようです。
本当に大丈夫かどうか、気になりますよね。
大手家電メーカーで背面のスペースについて確認してみました。
- Panasonic :コンセントが背面にあるときや、振動音や汚れ、湿気が多い時の結露が気になるときは30mm以上離す
- 日立 :背面の振動音や湿気が多い時の結露、壁や壁紙の変色が気になるときは2cm以上壁から離す
- 東芝 :背面は壁につけられる 振動や壁の変色が気になる場合は隙間をあける
- 三菱 :背面は壁につけられる 音や汚れが気になる場合は隙間をあける
- SHARP :背面の最小設置スペース1cm程度
とありました。
もし、電気代の節約を考えていらっしゃるなら、風通しをよくし、より放熱しやすくすることがベストです。
必要な場合は、背面スペースをあけるようが良さそうです。
背面のスペースを取ることにより、地震の揺れなどによる転倒が心配になりますよね。
メーカーごとに別売りの転倒防止ベルトが販売されているので、購入の際に確認しましょう。
また、冷蔵庫の容量が大きいからといって、隙間がたくさん必要なわけではありません。
容量が小さい方がむしろ、放熱スペースが必要になってくるので、説明書を見て確認してみてください。
壁との隙間を空ける理由は
- 冷却力の低下を防ぐ
- 冷却効率を上げる
- 消費電力を抑える
- 変色やさびを防ぐ
- 湿気のある時の結露を防ぐ
このほか、コンロの近くや直射日光が当たる場所は避ける、テレビなどの機器から離して設置します。
冷蔵庫設置の際には、あらかじめスペースを測っておき、設置位置をよく確かめておくと良いですね。
まとめ
『冷蔵庫の裏側がむき出しなのを目隠しする方法!裏側を掃除する方法や壁との隙間の必要性も解説』
いかがでしたか?
冷蔵庫の裏側がむき出しで気になるときは
- 間仕切りを活用する
- DIYで存在感をなくす
- 布で覆う
などの方法が簡単でおすすめでした。
また、冷蔵庫の裏側の掃除は年に1・2回行い、壁もついでに掃除することで、様々なメリットがあることがわかりました。
ぜひ、お使いの冷蔵庫の説明書などをもう一度ご覧になって、排気口の位置を確認してみてくださいね。
お気に入りの冷蔵庫を、長く大切に使っていきましょう。
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最後まで、読んでくださり、ありがとうございました。