きゅうりの中身が赤いのは食べれる?中身が赤い理由や黄色や茶色の場合も解説

きゅうりの中身を切ると、赤い…。

そんな中身が赤いきゅうりが食べられるのか心配ですよね。

本記事では

  • きゅうりの中身が赤・茶色・黄色い理由
  • 変色したきゅうりは食べられるのか

について解説いたします。

きゅうりの中身が変色して食べていいのか迷っている方におすすめの記事です。

目次

きゅうりの中身が赤・茶色・黄色いのは何故?


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きゅうりを切ってみると中が赤い

いざ、料理をする際きゅうりを切ってみると中が赤い…

このきゅうりを食べることができるのか、不安になりますよね。

そんな中が赤くなっていたきゅうりですが、実は食べることができますが、通常より味が劣るためおいしくありません。

では、なぜこうなってしまったのでしょうか?

きゅうりとは、中身の95%以上が水分でできている野菜です。

ですので、長時間冷蔵庫などのような冷える場所に入っていると、軽い凍傷になり、きゅうりの繊維が劣化することによって赤くなるのです。

この実が赤くなることが悪化してしまうと、徐々に中心部の濃い赤色の部分から腐ってしまいます。

中の色が変わってしまって不安になりますが、きゅうりの劣化によるものなので味は劣りますが食べても問題はありません

中が茶色っぽい赤をしていた

折角、買ってきたばかりのきゅうりを切ってみると中の色が茶色っぽい赤色の場合もあります。

このような赤茶色のきゅうりは、熟している可能性が高いです。

きゅうりは、おおよそ25度から30度前後で育てられる野菜なのですが、7度以下の低温で育てられてしまうと大きく育てない場合があり、中の実の部分だけが熟していくんですね。

ですので、中身は熟している場合は赤茶色のような色になることもあります。

中が茶色くなってしまっている

中の色が茶色に変色してしまってる場合は、熟しすぎているか腐り始めている可能性があります。

熟しすぎている場合、苦味やしぶみなどがかなり出ており、かなりまずいです…。

また、腐り始めている場合は、異臭がしなくとも、細菌の繁殖によって茶色に変色する場合があります。

もしも腐っているきゅうりを食べてしまうと、最悪の場合食中毒になってしまうことがあるため大変危険ですので、絶対食べてはいけません。

中身が赤・茶色・黄色の場合は食べられる?味はまずい?

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中見の色が赤い場合

きゅうりの中の色が赤い場合は食べることができますが、中身が凍傷のようになっているので傷んでいることもあり、苦味やしぶみが出てきてしまい美味しくなくなっているので、生食にはあまり向きません。

きゅうりの中身が赤い場合は加熱するなど、生食以外の食べ方がいいですね。

中身の色が茶色い場合

中の色が茶色に変色している場合は、きゅうりが熟れており強い渋みや苦味が増しているため食べることができません。

また、日が経っているきゅうりですとすでに腐っている場合があります。

腐った野菜を食べると、細菌やカビなどの微生物が繁殖しており、食中毒を引き起こすことがあるため、食べずに捨てましょう。

中身の色が黄色い場合

黄色く変色しているきゅうりはきゅうりの中が熟し始めています

黄色のきゅうりは熟した茶色になる手前なので食べることはできますが、きゅうりの皮が固くなっているため生食としてはおすすめできません

生食を想定した料理には向きませんが、意図的に完熟にさせ中を黄色にしたきゅうりを作る場合があります。

完熟したきゅうりは、皮を剥いて種の部分を抜き取り炒め物に使用したり、ぬか床などに漬けることによって柔らかくなったきゅうりを使って、ぬか漬けを作ることもできます。

こんなきゅうりは腐っているので注意


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きゅうりの腐っているか確かめる方法は様々あり、触感や匂い、料理のときに切ってみて中の色を確認することで、確認することができます。

中が白い場合

きゅうりの中が白い場合は、水分が蒸発してしまっており乾燥していることが多いです。

収穫から日数が立ちすぎている場合は、異臭や茶色などの変色が見られない場合でも、細菌や微生物の繁殖がありますので注意をしてください。

白いカビに覆われていた

野菜室においてあったきゅうりが、白いカビに覆われている場合も注意が必要です。

生野菜などに生えてしまった白カビは強い毒性をもっており、カビの種類によっては強い発がん性のある毒を残すことがあります。

カビは熱に弱く熱で焼くことによって死滅するのですが、このカビによって発生した毒は熱を与えても消えないため、食べてしまうと体調を壊すだけでなく食中毒になる場合もあるため食べないで捨ててください。

きゅうりの中から白い液体が出ている

きゅうりから白い液体が出てきている場合は、きゅうりが腐ってタイいます。

この白い液体は、きゅうりの実で細菌や微生物が繁殖をしており、腐敗が進行している現れなんですね。

また、この白い液体はヌメヌメとした粘度のある触感があり、異臭がすることもあります。

きゅうり自体の触感もブヨブヨとしたハリのない柔らかい触感になります。

ですので、白い液体が出てしまっている場合も食べないようにしてください。

きゅうりの中身が白い、白カビがある、白い液体が出ているケースは下記記事でより詳しく解説しいます。

触感で確かめる

通常のきゅうりであれば、ツヤがありトゲが鋭く触ってみるとチクチクと痛いですよね。

ですが、腐敗が進んでいる場合ですと、通常のきゅうりとは違った特徴がでてくるのです。

きゅうりの全体は95%の水分によって作られています。

その水分をきゅうり本来が持っている引き締まった実で維持をしているのですが、傷み始め腐敗が進行してしまうときゅうりの持つ繊維が崩れてしまうため、収穫をする際に切られたヘタの部分から柔らかくなっていきます。

ですので、ヘタの部分が柔らかくなってしまっているきゅうりは食べないようにしましょう。

新鮮なきゅうりの見分ける方法は?


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腐っているきゅうりの見分け方を紹介しましたが、購入する際には新鮮なきゅうりを選んで食べたいですよね。

本章では、新鮮でおいしいきゅうりの見分け方をご紹介します。

触感で確かめる

皆さんが思い描くきゅうりといえば、ツヤがありパリッとした硬さのあるきゅうりですよね。

そのキュウリの触感だけでも新鮮なきゅうりなのか確かめることができます。

  • 手に持って重さを比べる

きゅうりはほとんどが水分で出来ているため、サイズが同じであっても新鮮で育生がよく出来ているきゅうりは重みが増します。

ですので、手頃なサイズを見つけて重さを比べてみるのも一つの方法なのです。

  • きゅうりのトゲを触る

きゅうりの品種にもよりますが、一般的なスーパーマーケットに並ぶきゅうりにはブツブツとしたトゲがあります。

そのトゲを手で触ってみると、痛いものやなめらかなものなどがありますが、きゅうりはどちらかというとトゲの鋭いほうが新鮮で美味しいのです。

また最近ではあまり見かけませんが、ブルームキュウリと言われる白い粉のような蝋(ろう)物質がトゲの周りに付いた品種もあります。

このブルームキュウリの蝋が付いているものほど、新鮮ですのでトゲと一緒に確認すると美味しいきゅうりに巡り会えるためおすすめです。

見た目で確かめる

触感以外にも、手に取らずに新鮮か確認する方法もあります。

ですので、見極めることに慣れてしまうと一発で新鮮なきゅうりを探し出せるかもしれませんね。

  • 太さが均一である

一般的なきゅうりは、ヘタのある頭の部分が太く、おしりに向かうに連れて細くなっていますよね。

この細くなる加減が少なく、均一な太さに近いほど水分や栄養が偏っておらず、新鮮に生育されたきゅうりの証なのです。

ですので、極端に片側が細いものなどは、避けることをおすすめします。

  • 全体にハリがある

新鮮なものほど、水分が多く含まれているためきゅうりの全体にみずみずしいハリがでてくるのです。

なおかつ、健康的に生育されたきゅうりは、水分を多く含み、日差しが存分にあたって育っているため全体的に濃い緑色をしており、簡単に折れないような硬さを持ち合わせています。

ですので、購入の際はみずみずしいように輝くきゅうりが美味しいのでおすすめです。

  • 切り口を見てみる

きゅうりの新鮮さを確認する一番の簡単な方法は、きゅうりをカットして中のみずみずしさを見ることなのですが、お店などでは簡単にできません。

ですが、ヘタの切り口を見ることで簡単にきゅうりのみずみずしさを確認することが出来ます。

収穫から日が経ってしまったきゅうりは、ヘタの切り口部分から水がどんどん抜けていってしまい、しなびたようになるため、切り口がみずみずしいほど収穫されて間もないのです。

ですので、きゅうりの頭からヘタの切り口にかけてを見てみると、新鮮度を確認できます。

きゅうりの変色を防ぐ方法や保存方法、保存期間の目安は?


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きゅうりの旬の時期と言われる、一番美味しいきゅうりの収穫の時期は初夏から夏にかけてと言われていますが、適正育成温度はおおよそ25度から30度前後と、寒すぎてもあつすぎても育たない野菜なんですね。

また、きゅうりは水分を多く含んでいる野菜ですが、保存の際にきゅうりに水滴などが付いていると、付いていた場所から傷み始めるため保存の際には拭き取りを心がけましょう。

そんなきゅうりは繊細な野菜とも言えるため、保存方法や美味しく長持ちさせる方法など一工夫をすることで、長い期間の保存をすることができ、きゅうりの味を楽しむことが出来ます。

一般的な賞味期限

きゅうりの保存方法といえば、冷蔵庫に入れるのが一般的ではないでしょうか。

実は冷蔵庫に入れる際にも、きゅうりの入れ方によって賞味期限が1日ほど変わることがあるのです。

  • 寝かせて保存する

寝かせて保存するだけでは、冷蔵庫の温度にもよりますが5度前後での保存期間はおおよそ3日ほどです。

  • 立てて保存する

きゅうりは縦に伸びる野菜ですので、牛乳パックや大きめのマグカップを使い、縦に立てて保存してあげると最大で1日ほど賞味期限を伸ばすことが出来ます。

野菜室

冷蔵室と野菜室が別れている冷蔵庫の場合、それぞれ空間を冷やす温度が1度から3度ほど違うため、通常の冷蔵庫に入れる場合と野菜室に入れる場合とでは、きゅうりの賞味期限や保存できる日数も変わってくる場合があります。

  • 袋のまま寝かせて保存する

購入したばかりのきゅうりの場合、袋に入れたまま寝かせて保存をすると一般的な賞味期限と変わらず、3日から4日ほどしか持ちません。

  • 袋から取り出し立たせて保存する

袋から取り出して寝かせずに立たせて保存をする場合ですと、一般的な賞味期限と比べるとかなりの長期間の保存ができる場合があります。

収穫されたばかりの新鮮なきゅうりであれば、10日ほどの保存ができる場合もありますが、きゅうりを切った際に赤くなってしまっていたり、茶色くなってしまっていた場合は極力食べないほうがいいでしょう。

冷凍庫

きゅうりを冷凍庫で保管をすることによって、約1ヶ月の保存が出来る場合があります。

ですが、1ヶ月の長期保存をする場合は、新鮮なきゅうりである必要があるため細心の注意が必要になります。

また、きゅうりに含まれる水分が凍ってしまうため解凍された際に、キュウリに含まれていた水分が外に出てフニャフニャとした食感になるため、おいしくなくなるんですね。

漬物

一般的に作られる浅漬けやぬか漬けなどにもよく使用されるきゅうりですが、賞味期限は2日程度を見たほうがいいでしょう。

漬物としての長期保存を行う場合は、塩分濃度を高めることによって。1ヶ月以上もつ場合があります。

ですが、塩分濃度を濃くするため、食べる際に洗い落とす必要がありますので、注意してくださいね。

日干し(天日干し)

きゅうりをじっくり1日天日干しすることによってできる、干しきゅうりという料理があります。

この干しきゅうりは、きゅうりに含まれる水分が抜けてしまいますが、きゅうりに含まれる旨味成分が凝縮することによって、生では味わえない甘みを感じることが出来ます。

また、保存食として冷凍庫で1週間から1ヶ月ほど保存することが出来ます。

常温でどうなるか

冬以外の常温保存はきゅうりには向かない野菜ですが、常温で保存する場合は20度以下でないと、傷みが早くなります。

冬場に常温保存をする場合は、風通しのいい場所においてあげると、3日程度が賞味期限になるので、気をつけてください。

まとめ

本記事をまとめると、

  • きゅうりの中身が赤い傷んでいるが食べられる。生食には向かない。
  • きゅうりの中身が茶色い腐っているので、食べてはダメ
  • きゅうりの中身が黄色い熟しているが食べられる。皮が固くなっているので、炒め物やぬか漬けがおすすめ。

 

となりますね。

きゅうりの中身が変色した際はぜひ参考にしてみてください。

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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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